2019/01/30

海の街「浦賀」とわたし

【2019-01-18】

よく考えると,横浜から引っ越すと訪れにくくなるスポットとして三浦半島があるな,と気づいた.

神奈川で近場の観光スポットというと横浜・鎌倉・江ノ島あたりが挙がることが多いけど,三浦半島も横須賀・三浦・逗子葉山と遊べるスポットは沢山あり,魅力的な一帯であることは意外と知られていない.

ベタに三浦・三崎エリアに遊びに行くことも考えたけど,今回は横須賀市浦賀を散策することにした.

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終点・浦賀

浦賀というとあの京急本線の終着駅なのだが,優等系統(快特・特急)が途中堀ノ内駅から久里浜線に向かうので,日中は普通車しか発着しないローカル色の強い駅になる.

こういう車止めがある行き止まりの駅は萌える.この手の駅のメリットは駅へのアクセスがフラットになり階段・エスカレーターを使わずスムーズにホームに入れることなのだが,この駅は駅の入口付近に無駄に高低差がありうまく機能していない.

東西の叶神社とわたし

駅を出て浦賀港の西側を歩いていく.

山側の路地の先に叶神社(通称:西叶神社)がある.

源頼朝の時代にまで遡れる歴史の長さ,そして「叶」神社という名前だけあって,何らか願いを叶えたい人にもっぱら人気なんだとか.

時期的に受験についての願い事が多く書かれているようだった.

いつもの.

西叶神社から浦賀港を望むと,船が見える.

これが浦賀港を挟み東西に分かれる浦賀を結ぶ「浦賀の渡し」.

奥に見える浦賀水道は東京湾の入り口で大きな船がひっきりなしに行き交うが,浦賀港はこの渡し船がのんびり往復するばかり.

渡し船で東側に渡った先にあるのが東叶神社.西側の西叶神社が勧請されできた神社で,今では東西で一対として見られているそうな.

ここほど電線地中化が望まれるスポットもないなあ,と思った.

電線!電線が!

東側の渡し船乗り場.

浦賀港を挟む対岸へ向かうには,バスだと浦賀駅での乗り換えが必要になる.それが面倒な人も結構いるだろうし,見た限りでは結構頻繁に渡し船が往復しており,地域の足として根付いている印象を受けた.

渡し船乗り場から夕焼けの西浦賀を望む.このタイミングで渡し船が運行していればよかったのだが,残念ながらタイミングが合わず.

おわりに

三浦半島の他の街より観光地として知名度が低く,のんびり回れたのは良かったかな.

写真面ではLightroomでのHDR合成を最初から意図してブラケット撮影をした.以前はGoogleフォトの自動生成機能を使ってHDR写真を作っていたが,やはりLightroomのほうが色々精度は高そう.

あと,縦構図比率が今までになく高いのは何でなんだろう.

縦構図用のグリップも魅力的なんだけど,これを付けてEnduranceスリングに入れることができるかという点がちょっと気になる.あと純正はちょっと高くて手が出せないかなあ.

2019/01/28

友人がカメラに興味を持ったときのアレコレ

とある友人に会うたびにカメラ楽しいよ~と言い続けてたら何となくカメラに興味を持ったらしい.こういうのは単純接触効果と言って何度も聞いているうちに次第に好意的な印象を持ち興味を持つ心理的な効果の一種だろう.

これまでカメラについて話す相手は既にカメラ沼・レンズ沼にズブズブ沈んでいる人ばかりで,カメラに興味を持ちかけの人とカメラについて話すのが割と新鮮だったので,それに関するアレコレを.

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僕らの金銭感覚はおかしい

まずコレにつきる.

「5万円くらいで揃えたい」と言われたコンマ1秒後には「レンズ1本も買えねーだろw」と脊髄反射しそうになるが,一般常識的には趣味に5万ポンと費やすのはそれなりにハードルがあるのだ.

考えてみれば,最初に買うカメラはだいたいそんなもんだろう.自分も最初のカメラはα6000で,確かレンズキットで7万そこらだったと思うがそれでもやはりかなりの出費になったという認識だった.

α7IIに買い替えたところで完全に金銭感覚がおかしくなっているが,まだ沼に入り込んでいない人と話すときにはその金銭感覚を垣間見せてはいけない.「あれ?カメラ界隈やばいのでは?」と思われたら終わりなのである.

まずは「あはは~カメラ楽しいよ~」と無害さをアピールして沼へと誘うのだ.

……ここまで書いてて思ったけど,これやってることが完全にハリーポッターの「おいでおいで妖精」だ.

細かいことは言わない

スペックヲタ系のカメラ沼患者は特に注意.

カメラに興味を持ちはじめの人を相手に「スマホ時代の今敢えてカメラを買うならフルサイズ以外ありえないwww」「F値1.8以外ありえないwww」とか言ってはいけない.

また,「このカメラは安いけど手ぶれ補正が3.5段しかないし,そうするとISOを上げてカバーすることになるけどそうしたらセンサーサイズが大きいほうが有利だし.レンズの明るさで勝負するのもありだけどそうすると結局高くつくよね(オタク)(早口)」みたいなまくしたて系も論外ですぞwww

いや,相手が自分と同類系ならそれもアリなんだが,そうでないならこうしたスペック論理を一挙に開陳するのは全くよろしくない. だいたいまだカメラを持っていない人を相手に手ぶれ補正1段分の違いを熱弁したところでまず意味がない.

相手がどういう好みの持ち主かによるけど,今回はちらっと話を聞いた感じ大切なのはかわいいかどうかだ.奴はかわいいカメラを選ぶんだ.かわいいは正義.

初手・中古という選択肢も排除しない

潔癖症なので中古品というのがどうしても許せず,よほどのことがないと新品一択なのだが,メルカリのようなCtoCフリマアプリの浸透とともに中古品市場のユーザーは増えているし,中古品に抵抗のない人も多くいる.

そう,メルカリでカメラを買うという選択肢があるのだ.「中古でカメラ?マップカメラ以外あり得ないwww」とかいうのはカメラ沼民しかいない.

よく考えたらカメラ始める前はマップカメラとか知らんし.知っててせいぜいカメラのキタムラくらいだろう.

選択肢の提示くらいはしてあとは黙ってる

……のが一番だなあと思った.

とりあえずどんなカメラが欲しいのかを聞き,それに応じた選択肢を示す.それ以上ゴタゴタ言わない.「フルサイズ以外あり得ないwww」と勝手に動きそうになる口を止めることに全神経を集中させる.

今回は,話を聞いていると「かわいいくて安いのが良い」というニーズがあり,「かわいい」から外れると買っても使わなくなりそうだなあと思ったのであくまでその域内で.今後が心配なKiss Mみたいな露骨な地雷だけ避けて勧めればいいかな,くらいのスタンスで取り組んだ.

「かわいい」の定義もよくわからんので(人のセンスによるだろうし),あまりゴツゴツしたものは避け,なおかつカラバリがあったらなお良いかな,ということで発売から時間が経ち値段もこなれてきていたα5100とX-A5を勧めた.

おわりに

PEN Lite E-PL7は?とも聞かれたのだが,今日日USB充電できないのはちょっとね……ということで選択肢からは除外された模様.

α5100にしてもX-A5にしても,どちらもいいカメラだと思うし,使い始めて当面は不満もないと思う.

あとは本人がハマらなければそれまでだし,ハマれば勝手にハマって勝手に詳しくなって,勝手にもっといいカメラに買い替えていくだろう.自分がかつてそうしたように.

そしてそれが沼の恐ろしさ.
何を買うのか,ハマるかどうか.楽しみだね.

2019/01/27

馬車道・日本大通りを歩く【Yokohama Photo Walk Vol.3】

【2019-01-15】

みなとみらい方面を歩く時はどうしても惰性で桜木町→赤レンガ→大さん橋と海沿いを歩くことばかりだったけれど,実はもう少し内陸にも横浜らしい景色はある.

ということで久しぶりに馬車道で降りて,歩く.

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馬車道駅

馬車道はレンガ調で暖色系の雰囲気.

みなとみらい線は各駅ごとに個性があるのだが,他の駅は割と近未来的な系統なので馬車道は特に特徴的だと思う.

みなとみらい線の各駅巡りもそのうちやりたい.

旧生糸検査所(横浜第二合同庁舎)

駅を出てすぐのところに横浜第二合同庁舎がある.旧生糸検査所,通称「キーケン」が行政機関のオフィスに使われている.

でかすぎて全景を写すのは難しい.海側に出てランドマークタワーとパチリ.

道路を渡ったほうが綺麗に撮れる.ちょうど「あかいくつ」が走っていって更に良い感じになった.

旧富士銀行横浜支店

キーケンの斜向いにあるのが旧富士銀行横浜支店.

バブル崩壊後生まれということもあり,物心ついた頃にはメガバンクの再編もだいぶ進んでいて,三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)がまだ合併しておらず東京三菱銀行だったことだけはギリギリ覚えている.

富士銀行と言われても🤔?という感じだったので調べたところ,なるほど今のみずほ銀行の前身の一部だそうな.

この日の午前中は雨.路面が濡れている感じが良い.こういうのはSIGMAよりZEISSのほうが綺麗に撮れる印象.

それにしても今年の冬は雨が少なく,濡れた路面を見たのも久しぶりかもしれない.

旧横浜正金銀行本店本館(神奈川県立歴史博物館)

↑の写真にもちらっと写り込んでいるのが旧横浜正金銀行本店本館.現在は神奈川県立歴史博物館として使用されている.

道路を挟んでも距離をあまり取れないので35mmだと縦構図でも本当にギリギリ.

日本大通り駅

馬車道駅から一駅下って日本大通り駅へ.

この駅の特徴はDeNAベイスターズ推し.ベイスターズの本拠地,横浜スタジアムの最寄り駅である.個人的には関内のほうが近い気もするけど……

ご覧のようにベイス一色.

オレンジが紛れててジャイアンツかと思った.

勝利は……アメリカにある?

横浜市開港記念会館

狙ったわけではないのだが,奇しくもこの日の開港記念会館は月に一度の一般公開日.

35mmだと(略

横浜市開港記念会館は中区公会堂として使われていて,一般人でも借りて使うことができるそうな.

ピアノ,弾いてもいいらしいけどここ10年近くまともに弾いてないので指が動かないのでパスした.引っ越して余裕があればキーボードでも買ってちょっと練習したら弾けるようになるかな……?

横浜開港記念会館の塔は“横浜三塔”のうちの1つ,通称「ジャック」.残り2つは横浜税関(クイーン)と神奈川県庁(キング).こちらはまた別の機会に.

おわりに

カメラをぶら下げてこのエリアに来たのは初めてだけど良かった.雨上がりでしっとりした雰囲気だったのも良かった.雨上がりの晴れ間は良い感じの写真が撮れる.またひとつ賢くなった.

あと,このエリアで撮るなら35mmだと無理.広角がほしい.

2019/01/26

カモメの休憩所【Yokohama Photo Walk Vol.2】

みなみ西口を出て五番街を抜けた先,ムービルの2階入り口の端付近にはいつもカモメがいる.

いつもは帷子川の護岸の上に列をなしていることが多いのだが,この日は歩道橋でカモメが休んでいた.

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都心部の鳥にありがちな人に慣れてるやつ.70mmの画角でここまで近づいてもびくともしない.

あまり動かないので落ち着いて目元にピントをあわせることができた.

いつもの場所はこんな感じ.

カモメは神奈川県の県鳥なんだそうな.海辺のイメージが強くてっきり横浜市の鳥なのかと思っていた.

タイミングよくヨコハマネイビーブルーカラーの相鉄が走っていった.これも導入直後はなんだこの色は……と思ったけど,今となっては割としっくりくる.

2019/01/21

水曜日の山手【Yokohama Photo Walk Vol.1】

【2019/01/09】

年も明け,修士論文も出して束の間の休息.どういうわけかやることもないのに二度寝することもなく目が覚めたので出かけることにした.

二度寝はしなかったとは言っても早起きをしたわけでもなく,出かけるなら近場を歩こうということで,性懲りもなく横浜市内を歩くことにした.

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山手の洋館を巡る

ほぼ6年も横浜に住んでいるくせに,山手には行ったことがなかった. 石川町駅も主に中華街方面に行くときに使うのみで,元町口から出るのは初めて.

元町というとハイソなイメージもあるけど,駅前は割と雑多な雰囲気な路地がのびていた.

下調べもなにもしてないけど,しっかり案内があってどうにかなった.

石川町からちょっと山手の方に歩くとすぐ,石川町駅前にはないお上品感が出てくる.

外交官の家

1ヶ所目は「外交官の家」.

ここに限らず,山手エリアはスケッチに勤しむ年配の方がとても多かったのが印象に残っている.

屋内で撮影したことがなく勝手がわからん.

わからないなりにパシャパシャ撮っていって思うのは,洋館の萌えポイントは階段と窓.間違いない.

山手エリアのほんとに手前まで首都高が走り,繁華街があって雰囲気が変わるのが面白い.

そういや今年はいのしし年だった.こうしてタイムリーな装飾がさり気なくあるのが良い.

世界を変えた書物展を思い出した.

Twitterでちょっとバズっていた 上野の森美術館「世界を変えた書物展」 を見に行ってきた. Sponsored Link 【2018/09/12】 普段は美術館とかにはあまり行かないのだが,この展示は撮影自由ということだったので,滅多...

階段と窓,三部作.

冬の日差しはモノクロが映える.

ブラフ18番館

すぐ横にあるブラフ18番館.

かーなーしーみのー

しゃーないので次へ.

神奈中の山手ライナーカラーのバス停.

かーなーしーみのー(2回目)

山手234番館

ここは開いてた.

綺麗な皿があった……が,これで飯を食う気にはあまりならないな……?

おわりに

尻切れトンボ感があるのはなぜかといえば,山手111番館も休館日だったからだ.

外交官の家でスタッフに「今日は空いてるので是非ごゆっくり」なんて言われて,ああラッキーだなあ,おみくじが末吉だったのは間違いだなあなんて思ったのだが,タネを明かせばなんてことはない,水曜日はいくつかの洋館が休館日だから空いてただけだったのだ.末吉の限界だ.

ただまあ,全部は見て回れないけれど,開館している施設もあり,そちらは空いている中ゆっくり見ることができるので敢えて戦略的に水曜日を選ぶのもありかもしれない.そう思った水曜日の午後だった.

日本大通り周辺にも洋風建築があるので,そちらもまた近い内に.