2018/10/31

ついに発表されたMacbook Air (Retina)が思った以上に高かったのでどうするか考える

ついに,前々から噂されていたMacbookAirのリニューアルが発表された.

廉価版としてのポジションを引き継いでくれるものと期待していたのだが,まさかの旧型MacbookAirが併売となることで新型はやや高めの値段設定に.

「リサイクルアルミ100%使用!」で会場は「うおおおおおおお!」ってなってたけど,求めてたのはそれじゃねえんだよなあ

Sponsored Link

何故Macbookがほしいのか

まず大前提にとして,オフラインで十分機能できるPCがほしい

ここ2年ほどChromebookを使っている.ChromeOSについての詳細は割愛するが,基本的にはインターネットへの接続を前提とした設計になっている.

2年間使ってきたが,使いやすいラップトップだと思っている.決してハイスペックなCPUを積んでいるわけではないのだが,使用目的がネットサーフィン,Google系各種サービスの利用(主にドライブとプレゼンテーション)ということもあり,今の使用目的の範疇では間違いなくベストな選択だったと思っている.

にも関わらずノートPCを新調したいと思っているのは,その使用目的を拡大させたいから.具体的には2つ.まずフル仕様のOfficeを使いたい.そして旅先で写真の現像をしたい.最後にプログラミング

Office

Officeに関しては,Androidアプリを使用できるようになったことで一定程度役割を果たせるようにはなっている.主に手書きで書いた図を見せるためにOneNoteを使ったり,滅多にないがパワーポイントを使うこともある.

ただ,動かせるのは(言っちゃ悪いが)所詮Android版のOffice.どうしても機能的に制限されるところがある.これからの修論執筆本番を前に,特にWordはフル仕様で使いたいなあ,と思っている.

というか,久しぶりにChromebookでWordを起動したら「編集のためにはOffice365のサブスクリプションが必要です」と言われた.前はフリーで編集できたはずなんだが……?

写真の現像

旅行に行くとき,夜ホテルで暇を持て余してるときに写真の現像ができればいいのになあとよく思っていた.

普段の日帰りの散策ならいざしらず,旅行だと結構な枚数を撮影するのだが,家に帰ったあと大量のrawデータを取り込んで,取捨選択して現像して……というのが楽しくもあるのだが,単純に時間がかかりがち.ブログのほうで旅行記が遅延しがちなのもだいたい現像のせいだし.

あと,旅先1日目の夜にその日撮った画像をTwitterに投げたいなと思うことがある.スマホ・タブレットにアプリを入れてカメラとWi-Fiで繋げばできないことはないのだが,設定が面倒だしただでさえ爆速で減るバッテリーを減らしたくないという思いがあり,あまり乗り気ではない.

「乗り気ではない」というか,これが唯一の事例.

プログラミング

最後にして,そしてPCがほしい理由だけでなくMacbookが欲しい理由.

趣味としてのプログラミングもそうなのだが,来年から悲しみのIT系社畜ということもあり,プログラミングの勉強は一層力を入れていきたいと思っている所存.

毎度毎度のことなのだが,Windowsはプログラミングの環境構築がダルい.ググってもMac(Linux)前提の情報がゴロゴロあったり,やり方を見つけてもWindowsだけやたらと煩雑だったり.環境構築がうまくいっても,今度は文字コードでエラーを吐いて発狂したりするなど(Pythonあるある).

ちなみに,手持ちのChromebook(C100PA)の後継機であるC101PAはLinux on Chrome OSの対象になってたりする.うらやましい.とは言ってもディストリビューションがDebianらしいので,初心者にはややつらいか……?

Chromebook買いました — レトレ (@retore) 2016年7月30日 幾千の時を超えて,数多のモバイルPCを使い,ようやくたどり着いたChromebook.購入してから早1年を過ぎ,色々知見も溜まってきたので(知見というほどじゃないけど)ひとつのまとめとい...

それにしてもC101PAはソツがなさすぎて羨ましすぎる.今Chromebook買うならベストチョイスだと思っている.軽いし.

超個人的Macbookラインナップ比較

そういうわけで個人的には「廉価版Macbookが出る」という噂にはとても期待をしていたのだが,蓋を開けてみると1199ドル.日本円では134,800円(ドル円レート112),税込みにすると145,584円也円安と消費税は死ねばいいと思う.1ドル90円時代と比べると輸入関連の額面は約1.2倍になっているわけだが,収入がそれだけ増えたかというと……?

これが999ドルとかであれば間違いなく新型Macbook Airを買っていたのだが,「廉価版です!学生にもおすすめ!」と言われて出てきたのが14万強となると厳しい.というかもうちょっと出したら無印MacbookとMacbook Proに手が届くわけで,冷静になってもう一度ラインナップを見つめ直してみる必要があるかな,と.

今回比較したいのは新型Macbook Air(Late 2018),併売されているMacbook Air(Mid 2017),そして薄型軽量のMacbook(Mid 2017),スペックなら間違いなく文句なしのMacbook Pro(13-inch Mid 2017).加えて中古購入が前提でMacbook Air(11-inch Early 2015)

まずはざっくり全体俯瞰.基本的には最安価な構成を基準にしている.詳細に列挙するとキリがないので,自分が特に気にしている項目だけ抜き出した.

Air
(Late 2018)
Air
(Mid 2017)
無印
(Mid 2017)
Pro
(Mid 2017)
Air
(Early 2015)
重さ 1.25kg 1.35kg 0.92kg 1.37kg 1.08kg
画面解像度 2,560 x 1,600 1,440 x 900 2,304 x 1,440 2,560 x 1,600 1,366 x 768
CPU Core i5 1.6GHz Core i5 1.8GHz Core m3 1.2GHz Core i5 2.3GHz Core i5 1.6GHz
CPU Geekbench - 6120 6654 9071 5513
値段
(通常・税込)
145,584 106,704 154,224 154,224 -
値段
(学生・税込)
139,104 100,224 147,774 147,774 -

こうして並べてみると色々と見えてくる.

Macbook Air,引き続き中途半端ポジションに

発表をリアルタイムで見ていた時は「うおおお!ついにAirがRetinaに!」と思っていたが,こうして冷静に比較すると感想は「Appleさん,何のためにAirアップデートしたの?」と言わざるを得ない.

旧型Macbook Airはメジャーアップデートが長らく無く,唯一の非Retina液晶であるなどスペック的に見劣りするのもさることながら,「Airのくせに無印より重い」という名称と逆行するようなラインナップの混乱が指摘されてきた.

しばらくぶりにMacbook Airをリニューアルする今,ここでMacbookシリーズ全体を再構成するチャンスだったはずなのだが,蓋を開けてみれば出てきたMacbook Airは「重さはProよりほんのちょっと軽く,無印より重い」「処理能力は(ベンチがまだ出てないからなんとも言えないけど)Proよりだいぶ劣り,無印よりは多分良い」「値段は大して安くない」

何だこれ.

かつてはその薄さが特徴だったが,無印シリーズの登場とともにその特徴は失われ,Proにすら重さで追いつかれ,以後は廉価版というポジション.今回は値上がりして登場したことで廉価さも特徴から失われる.際立った特徴がない今,別に悪いわけではないのに他との比較だと「劣化版Pro」と言われてしまうのも致し方ない.

新型MBAが「Macbook」,現存のMacbookが「Macbook Air」なら,「Macbook」をベースとしつつ,軽量なのが「Air」,ハイスペックなのが「Pro」と分かりやすくなったと思うのだが,今回のAirラインの存続の意図がいまいち読めない.

廉価版としてのAir

一方,てっきりディスコンになると思っていた旧型Macbook Airが存続(じゃあiPhone SEも残せよ).言い方は悪いが貧乏人は旧型Air買っとけというメッセージを感じる.

このタイミングで旧型Airが残ったというのは(言い方の良し悪しはともかく)廉価版としての位置づけをAppleとしても認識しているということだと思う.そうすると,現在の旧型Airがディスコンになるのは次の廉価版モデルが登場するときなのかなと思っている.

そしてこれを逆側から見れば,新型Airは廉価版ではないということになるわけで(新型が廉価版なら旧型ディスコンになるはず),繰り返しになるが新型の位置づけがよくわからない.

Macbookの重さ

発表に対する愚痴で話が逸れたが,Macbook選びに話を戻す.

個人的に,持ち運びをするラップトップで最重要なスペックは重さ.どんなに便利なガジェットでも,持ち運ぶのがかったるければ持ち歩かない.ミラーレスカメラを好むのもその辺りが理由だったりする.まあカメラはフルサイズにしたことでサイズアップしてしまったが……

ちなみに,現在愛用中のChromebook C100PAの重さは1kgを切っている.1kgを切ってくると本当に抵抗なく持ち歩ける.以前はWindowsタブレットとBluetoothキーボードを持ち歩いていたのだが,キーボードが案外重くて持ち歩くのに抵抗があった.

それを踏まえてMacbookのラインナップを見てみると,やはり理想は無印Macbookの0.92kg.次点でMacbook Air(11-inch Early2015)が続き,1kgをちょっと超えるがこの辺まではまだ許容範囲な気がする.

一方Air(Mid 2017)やPro(Mid 2017)は1.3kgを超える.これは現行販売品なのでヨドバシとかで持ち上げてみるとわかるのだが,重い.ちょっとずっしりとくる感が否めず,持ち運びが面倒くさそう.

処理能力

メモリはAir(11-inch)以外は8GBから,厳密に言えば型番によって速度は変わったりするのだろうけど,そこまで大きな違いはないと勝手に思い込んでいる.

そこで,処理能力として注目するのはCPU.ただし,i5とかi7とか言っても世代によって処理能力が段違いだったりするので,型番ではなくGeekbenchのベンチマークスコアを参考にしてみる.

スコアが出ている現行機に関しては,当然ながらPro(Mid 2017)が頭ひとつどころか2つくらい拔けている.一方,Air(Mid 2017)と無印(Mid 2017)はほぼ同じスコア.

肝心の新型Air(Late 2018)だが,EngadgetによるとCPUはCore i5-8210Yで,所謂”M系”.各種ニュースサイトによるとTDPがM系にも関わらず若干上昇しているということで,Air(Late 2018)のベンチマークスコアはAir(Mid 2017)や無印(Mid 2017)よりは高めになりそう.ただし,Pro(Mid 2018)のスコアには程遠い感じになるんじゃなかろうか.

解像度

こうしてみてみるとAir(11-inch Mid 2015)はちょっと厳しい.Air(Mid 2017)でギリギリかな,と思う.

その他Retinaディスプレイ組は言わずもがな素晴らしい.

お値段

やっぱMacbookは高いね

身分:学生なので学割の適用が可能.それでも新品で税込みで10万を割るモデルはない.Air(11-inch Mid 2015)はディスコン済みなので購入するとしたら中古だが,状態によるけどだいたい6万強あれば買えそうな相場感.

発売から時間の経つモデルは整備済製品の販売もある.値段は税込みにして学割価格から10%強の割引が効くくらい.無印(Mid 2017)だと13万強になる感じ.

比較の結果……

ここまでの比較を振り返って各モデルについて言えるのは……

Macbook Air(Late 2018)

ベンチマークの結果次第だが,正直わざわざこれを選ぶのは……?

Macbook Air(Mid 2017)

重ささえ我慢すれば悪くない選択肢なのだが,その重さを我慢できないのが問題なので……

Macbook(Mid 2017)

軽いは正義.そういう意味では最も惹かれているモデルなのだが,お値段のほうがちょっと……?

あとはcore m3でどこまで戦えるのかが気になるところ.

Macbook Pro(Mid 2017)

重さに耐えれば無印と同じ価格で結構な性能を得られる.だがその重さを(略).

Macbook Air(Early 2015)

状態の良い中古品があれば本命かなと思っていたのだが,こうしてみると解像度がちょっと限界感.

一方,懸念だったベンチマークスコアはこうしてみると意外と健闘している.

で,どうする?

どうしよ.

今の所,値段が主な懸念の無印Macbookが一番良さそうだが,新型Air(Late 2018)のベンチマークスコアが予想よりも高ければこちらも選択肢になり得る.

さて,どうしたもんかなあ.

0 件のコメント:

コメントを投稿