2018/10/31

ついに発表されたMacbook Air (Retina)が思った以上に高かったのでどうするか考える

ついに,前々から噂されていたMacbookAirのリニューアルが発表された.

廉価版としてのポジションを引き継いでくれるものと期待していたのだが,まさかの旧型MacbookAirが併売となることで新型はやや高めの値段設定に.

「リサイクルアルミ100%使用!」で会場は「うおおおおおおお!」ってなってたけど,求めてたのはそれじゃねえんだよなあ

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何故Macbookがほしいのか

まず大前提にとして,オフラインで十分機能できるPCがほしい

ここ2年ほどChromebookを使っている.ChromeOSについての詳細は割愛するが,基本的にはインターネットへの接続を前提とした設計になっている.

2年間使ってきたが,使いやすいラップトップだと思っている.決してハイスペックなCPUを積んでいるわけではないのだが,使用目的がネットサーフィン,Google系各種サービスの利用(主にドライブとプレゼンテーション)ということもあり,今の使用目的の範疇では間違いなくベストな選択だったと思っている.

にも関わらずノートPCを新調したいと思っているのは,その使用目的を拡大させたいから.具体的には2つ.まずフル仕様のOfficeを使いたい.そして旅先で写真の現像をしたい.最後にプログラミング

Office

Officeに関しては,Androidアプリを使用できるようになったことで一定程度役割を果たせるようにはなっている.主に手書きで書いた図を見せるためにOneNoteを使ったり,滅多にないがパワーポイントを使うこともある.

ただ,動かせるのは(言っちゃ悪いが)所詮Android版のOffice.どうしても機能的に制限されるところがある.これからの修論執筆本番を前に,特にWordはフル仕様で使いたいなあ,と思っている.

というか,久しぶりにChromebookでWordを起動したら「編集のためにはOffice365のサブスクリプションが必要です」と言われた.前はフリーで編集できたはずなんだが……?

写真の現像

旅行に行くとき,夜ホテルで暇を持て余してるときに写真の現像ができればいいのになあとよく思っていた.

普段の日帰りの散策ならいざしらず,旅行だと結構な枚数を撮影するのだが,家に帰ったあと大量のrawデータを取り込んで,取捨選択して現像して……というのが楽しくもあるのだが,単純に時間がかかりがち.ブログのほうで旅行記が遅延しがちなのもだいたい現像のせいだし.

あと,旅先1日目の夜にその日撮った画像をTwitterに投げたいなと思うことがある.スマホ・タブレットにアプリを入れてカメラとWi-Fiで繋げばできないことはないのだが,設定が面倒だしただでさえ爆速で減るバッテリーを減らしたくないという思いがあり,あまり乗り気ではない.

「乗り気ではない」というか,これが唯一の事例.

プログラミング

最後にして,そしてPCがほしい理由だけでなくMacbookが欲しい理由.

趣味としてのプログラミングもそうなのだが,来年から悲しみのIT系社畜ということもあり,プログラミングの勉強は一層力を入れていきたいと思っている所存.

毎度毎度のことなのだが,Windowsはプログラミングの環境構築がダルい.ググってもMac(Linux)前提の情報がゴロゴロあったり,やり方を見つけてもWindowsだけやたらと煩雑だったり.環境構築がうまくいっても,今度は文字コードでエラーを吐いて発狂したりするなど(Pythonあるある).

ちなみに,手持ちのChromebook(C100PA)の後継機であるC101PAはLinux on Chrome OSの対象になってたりする.うらやましい.とは言ってもディストリビューションがDebianらしいので,初心者にはややつらいか……?

Chromebook買いました — レトレ (@retore) 2016年7月30日 幾千の時を超えて,数多のモバイルPCを使い,ようやくたどり着いたChromebook.購入してから早1年を過ぎ,色々知見も溜まってきたので(知見というほどじゃないけど)ひとつのまとめとい...

それにしてもC101PAはソツがなさすぎて羨ましすぎる.今Chromebook買うならベストチョイスだと思っている.軽いし.

超個人的Macbookラインナップ比較

そういうわけで個人的には「廉価版Macbookが出る」という噂にはとても期待をしていたのだが,蓋を開けてみると1199ドル.日本円では134,800円(ドル円レート112),税込みにすると145,584円也円安と消費税は死ねばいいと思う.1ドル90円時代と比べると輸入関連の額面は約1.2倍になっているわけだが,収入がそれだけ増えたかというと……?

これが999ドルとかであれば間違いなく新型Macbook Airを買っていたのだが,「廉価版です!学生にもおすすめ!」と言われて出てきたのが14万強となると厳しい.というかもうちょっと出したら無印MacbookとMacbook Proに手が届くわけで,冷静になってもう一度ラインナップを見つめ直してみる必要があるかな,と.

今回比較したいのは新型Macbook Air(Late 2018),併売されているMacbook Air(Mid 2017),そして薄型軽量のMacbook(Mid 2017),スペックなら間違いなく文句なしのMacbook Pro(13-inch Mid 2017).加えて中古購入が前提でMacbook Air(11-inch Early 2015)

まずはざっくり全体俯瞰.基本的には最安価な構成を基準にしている.詳細に列挙するとキリがないので,自分が特に気にしている項目だけ抜き出した.

Air
(Late 2018)
Air
(Mid 2017)
無印
(Mid 2017)
Pro
(Mid 2017)
Air
(Early 2015)
重さ 1.25kg 1.35kg 0.92kg 1.37kg 1.08kg
画面解像度 2,560 x 1,600 1,440 x 900 2,304 x 1,440 2,560 x 1,600 1,366 x 768
CPU Core i5 1.6GHz Core i5 1.8GHz Core m3 1.2GHz Core i5 2.3GHz Core i5 1.6GHz
CPU Geekbench - 6120 6654 9071 5513
値段
(通常・税込)
145,584 106,704 154,224 154,224 -
値段
(学生・税込)
139,104 100,224 147,774 147,774 -

こうして並べてみると色々と見えてくる.

Macbook Air,引き続き中途半端ポジションに

発表をリアルタイムで見ていた時は「うおおお!ついにAirがRetinaに!」と思っていたが,こうして冷静に比較すると感想は「Appleさん,何のためにAirアップデートしたの?」と言わざるを得ない.

旧型Macbook Airはメジャーアップデートが長らく無く,唯一の非Retina液晶であるなどスペック的に見劣りするのもさることながら,「Airのくせに無印より重い」という名称と逆行するようなラインナップの混乱が指摘されてきた.

しばらくぶりにMacbook Airをリニューアルする今,ここでMacbookシリーズ全体を再構成するチャンスだったはずなのだが,蓋を開けてみれば出てきたMacbook Airは「重さはProよりほんのちょっと軽く,無印より重い」「処理能力は(ベンチがまだ出てないからなんとも言えないけど)Proよりだいぶ劣り,無印よりは多分良い」「値段は大して安くない」

何だこれ.

かつてはその薄さが特徴だったが,無印シリーズの登場とともにその特徴は失われ,Proにすら重さで追いつかれ,以後は廉価版というポジション.今回は値上がりして登場したことで廉価さも特徴から失われる.際立った特徴がない今,別に悪いわけではないのに他との比較だと「劣化版Pro」と言われてしまうのも致し方ない.

新型MBAが「Macbook」,現存のMacbookが「Macbook Air」なら,「Macbook」をベースとしつつ,軽量なのが「Air」,ハイスペックなのが「Pro」と分かりやすくなったと思うのだが,今回のAirラインの存続の意図がいまいち読めない.

廉価版としてのAir

一方,てっきりディスコンになると思っていた旧型Macbook Airが存続(じゃあiPhone SEも残せよ).言い方は悪いが貧乏人は旧型Air買っとけというメッセージを感じる.

このタイミングで旧型Airが残ったというのは(言い方の良し悪しはともかく)廉価版としての位置づけをAppleとしても認識しているということだと思う.そうすると,現在の旧型Airがディスコンになるのは次の廉価版モデルが登場するときなのかなと思っている.

そしてこれを逆側から見れば,新型Airは廉価版ではないということになるわけで(新型が廉価版なら旧型ディスコンになるはず),繰り返しになるが新型の位置づけがよくわからない.

Macbookの重さ

発表に対する愚痴で話が逸れたが,Macbook選びに話を戻す.

個人的に,持ち運びをするラップトップで最重要なスペックは重さ.どんなに便利なガジェットでも,持ち運ぶのがかったるければ持ち歩かない.ミラーレスカメラを好むのもその辺りが理由だったりする.まあカメラはフルサイズにしたことでサイズアップしてしまったが……

ちなみに,現在愛用中のChromebook C100PAの重さは1kgを切っている.1kgを切ってくると本当に抵抗なく持ち歩ける.以前はWindowsタブレットとBluetoothキーボードを持ち歩いていたのだが,キーボードが案外重くて持ち歩くのに抵抗があった.

それを踏まえてMacbookのラインナップを見てみると,やはり理想は無印Macbookの0.92kg.次点でMacbook Air(11-inch Early2015)が続き,1kgをちょっと超えるがこの辺まではまだ許容範囲な気がする.

一方Air(Mid 2017)やPro(Mid 2017)は1.3kgを超える.これは現行販売品なのでヨドバシとかで持ち上げてみるとわかるのだが,重い.ちょっとずっしりとくる感が否めず,持ち運びが面倒くさそう.

処理能力

メモリはAir(11-inch)以外は8GBから,厳密に言えば型番によって速度は変わったりするのだろうけど,そこまで大きな違いはないと勝手に思い込んでいる.

そこで,処理能力として注目するのはCPU.ただし,i5とかi7とか言っても世代によって処理能力が段違いだったりするので,型番ではなくGeekbenchのベンチマークスコアを参考にしてみる.

スコアが出ている現行機に関しては,当然ながらPro(Mid 2017)が頭ひとつどころか2つくらい拔けている.一方,Air(Mid 2017)と無印(Mid 2017)はほぼ同じスコア.

肝心の新型Air(Late 2018)だが,EngadgetによるとCPUはCore i5-8210Yで,所謂”M系”.各種ニュースサイトによるとTDPがM系にも関わらず若干上昇しているということで,Air(Late 2018)のベンチマークスコアはAir(Mid 2017)や無印(Mid 2017)よりは高めになりそう.ただし,Pro(Mid 2018)のスコアには程遠い感じになるんじゃなかろうか.

解像度

こうしてみてみるとAir(11-inch Mid 2015)はちょっと厳しい.Air(Mid 2017)でギリギリかな,と思う.

その他Retinaディスプレイ組は言わずもがな素晴らしい.

お値段

やっぱMacbookは高いね

身分:学生なので学割の適用が可能.それでも新品で税込みで10万を割るモデルはない.Air(11-inch Mid 2015)はディスコン済みなので購入するとしたら中古だが,状態によるけどだいたい6万強あれば買えそうな相場感.

発売から時間の経つモデルは整備済製品の販売もある.値段は税込みにして学割価格から10%強の割引が効くくらい.無印(Mid 2017)だと13万強になる感じ.

比較の結果……

ここまでの比較を振り返って各モデルについて言えるのは……

Macbook Air(Late 2018)

ベンチマークの結果次第だが,正直わざわざこれを選ぶのは……?

Macbook Air(Mid 2017)

重ささえ我慢すれば悪くない選択肢なのだが,その重さを我慢できないのが問題なので……

Macbook(Mid 2017)

軽いは正義.そういう意味では最も惹かれているモデルなのだが,お値段のほうがちょっと……?

あとはcore m3でどこまで戦えるのかが気になるところ.

Macbook Pro(Mid 2017)

重さに耐えれば無印と同じ価格で結構な性能を得られる.だがその重さを(略).

Macbook Air(Early 2015)

状態の良い中古品があれば本命かなと思っていたのだが,こうしてみると解像度がちょっと限界感.

一方,懸念だったベンチマークスコアはこうしてみると意外と健闘している.

で,どうする?

どうしよ.

今の所,値段が主な懸念の無印Macbookが一番良さそうだが,新型Air(Late 2018)のベンチマークスコアが予想よりも高ければこちらも選択肢になり得る.

さて,どうしたもんかなあ.

2018/10/29

就活でクソだと思ったこと

就活してて「クソ」と思ったことを列挙していく.

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就活クソ列伝

3月の説明会のスケジュールが3月1日に公開される

これは半分経団連のせいかもしれないけど,3月(特に上半期)にやる説明会のスケジュールは2月には公開すべきなんじゃないの?就活生とは言ってもバイトとかあるし,スケジュール調整に困る.説明会を3月に解禁するのはいいけど,その情報はもう少し前に解禁すべきでは.

インターンシップのグループワークの課題がつまらない

「おままごとかな?」みたいな大学の講義中のグループワーク以下のつまらないワークを用意する会社が意外とある.

部屋が暑い

冬インターンから説明会序盤あたりにありがち.外は寒いのでヒートテックとかを着ていくわけだが,いざ建物に入ると暖房がきっついことが多い.特に多くの学生を集めるイベントではつらい.人も発熱してるので人数が多いなら少し寒め調整してください.

社員座談会の意味の無さ

現役社員に話を聞いてみよう!みたいなイベントが多いが,聞きたいことに対する答えは「それは部署による」みたいな解答になりがち.現場社員を連れてくるくらいなら,経営トップとかを連れてきて今後のビジョンとか経営方針とか説明してくれたほうがためになるような気がする.

「予約不要」とチラシにあった学内説明会のHP見たら「予約する」ボタンがあった

どっちだよ.

3月1日に一斉にプレエントリーがはじまるもナビサイトからの情報連携がうまくいかない

なんで全社で生年月日打ち直さなあかんねん.

「人生最大の困難は」とかESで聞いてくる企業

大井町線乗ってたら急に腹痛くなって二子玉川で降りてトイレ行ったら個室が全部埋まってた時なんだけど,その話聞きたい?

「その困難をどうやって乗り越えましたか?」とかESで聞いてくる企業

大腸と肛門のチームワークです.漏らさずに済んだことでチームワークの大切さを実感しました.御社で働く際にもこのチームワークを大切にしたいと思います.

マイナビ提供の企業別マイページ

どうせならこのマイページシステム自体をマイナビに組み込めよ.同じドメインなのに企業ごとにマイページが違うからChromeのパスワード管理機能が使えない.死んでください.

電話で面接のスケジュール調整する会社

スケジュールのわかるものお手元にありますでしょうか?って全部Googleカレンダーだから.家ならPCで見るから良いけど,出先だと電話しながらカレンダー見るの面倒なんだってば.頼むからマイページで予約させてくれ.

待てよ.そこでスマホ2台持ちか!(物欲)

マイページで入力→ESのPDF出力→手書きで記入→スキャンしてPDF化→アップロードを要求する企業

おいおいおいおい正気か??????

おわりに

ほんと,クソなことはたくさんあった.ただ,日本の就活全体を批判するつもりはなかったりもする.

昨今,就活の慣習の糞さと相まって新卒一括採用自体に対する批判が強くある.ただ,留学生から諸外国の就活事情を聞いた身から言わせてもらうとこんなに学生に優しい慣習はないと思うんだよなあ.

某国では文字通り即戦力が求められ,インターンシップで実力を見せなければ採用されないとか何とか.一括採用やめろ,新卒優遇やめろとか色々言われてるけど,何か秀でたスキルのある天才・秀才はいざしらず,我々凡人にとってはポテンシャルを見る日本型のほうがよっぽど楽だと思うのは自分だけだろうか?

日本の就活慣行を批判してる人は,自分が例えばアメリカ型の就活の中におかれたとして,就職できると思えるだろうか?自分は正直無理だと思ったゾ……

2018/10/21

文系(社会科学系)大学院生が就活を乗り切ったので知見を共有します

(いわゆる)文系大学院生とかいう就活でのエンカウント率が異常に低い属性を持つ自分の就職活動を振り返り,得た知見を共有し,一般的に茨の道と言われる文系大学院生の就活の役に立てばと思いこの記事を書く.

基本スペック

まずは往年の某匿名掲示板にありがちなスペックから.

  • 修了(予定)年月
    2019年3月.いわゆる「19卒」.超絶売り手市場で恵まれた世代だったので,そのあたりは割り引いて考えてもらえればと.
  • 大学
    某国立大学.レベル的には「上の下と言いたい中の上」感.多くの場合「名前は聞いたことある」という反応なので,レベルの割に評価が高いように感じる.
  • 学問領域
    社会科学系.社会人経験から大学院へやってくる人はちょくちょくいるが,学部卒からの進学は少ない.
  • 研究対象
    ベースとしている社会科学に加え,いわゆる理系からもアプローチ可能な対象を扱っており,割と何でもアリな領域だった.

学部生がOpenESに書くような自己紹介とはだいぶ違うが,そもそも研究以外のこと(サークルとかアルバイトとか)を自己アピールに使わない(特殊エピソードがあれば別だが)ので,就活の時に主に使ったものとしては,このくらいのスッキリした感じのスペックになる.

就活時系列

まずはGoogleカレンダーを眺めながら,サクっと時系列で振り返ってみる.

M1夏:インターン解禁

確か6月だったと思うが,19卒向けナビサイトがオープンし夏インターンの申込みが活発化した.その時点では明確なビジョンもなにもないまま,某大手運輸業のインターンに申し込み,書類選考(小論文)を通過するも面接で落ちた.

結果的にこの企業のインターンには参加できなかったのだが,書類選考を通過するあたり文系院生だからといって門前払いって感じでもないんだなという印象を持った.そういう意味では落ちたくせに当初よりは明るい未来を見た.

9月に入って1社だけ2Daysインターンシップに参加した.一応インターン参加者向けの座談会が冬になって行われたので,インターン参加者がやや優遇はされていたが,採用に直結するようなものではなかった.ガチガチの日系だとそういうところが多い.内定がほしいという観点だけから言えば夏のインターンは行かなくても良かったと思う.

結局夏休み修了までやった就活といえば2社のインターンに申し込んで1社参加しただけ.この時期の学部生は割と積極的にインターンとかをこなしてるみたいなので,相対的には結構なスロースターターだった.

M1秋:停滞

秋学期に入ると普通に講義もあり,バイトもあり,研究もありで就活は全くしなかった.

振り返ってみると学部生の頃はこの時期から講義をちょくちょく休む学部生が出てきていたので,彼らと比べるとやはり就活は出遅れていたと思う.

M1 3月:無職こわい

秋から冬にかけて,とある外資系企業のインターンシップに参加し,どういうわけか好評価を得てそのまま選考に進むものの最終面接で初お祈りを食らう.

思えばこの外資系コンサルでのお祈り(しかもゼミの飲み会の30分くらい前にそのメールが届いて大変だった)が尻に火を付け,2月下旬からようやく重い腰を上げて就活に力を入れ始める.

第1志望業界が採用人数の少ないところだったので,来春に無職になる危険性を重く見て採用人数の多い(そしてやりたいかはともかく自分に向いていそうな)業界にエントリーを乱発.

結果3月冒頭に内定が1つ出たものの,明らかにブラック臭いので同業界での就活を継続.その後,4月頭に少なくとも最初の内定先よりは良さそうなところから無事内定をゲット.それ以下の志望順位の会社の予定を一掃し,ここでようやく少し肩の荷が下りる.

M1 4月~:本命業界

3月は並行して本命の業界の説明会や座談会に参加.人生史上もっとも忙しい1ヶ月だった.

公式には6月から選考解禁となるが,やれ座談会だの懇談会だの質問会だのいう名目で4月以降足繁く東京へ.

本命業界は採用人数が少ないので厳しいだろうなあと思っていたが,数社惜しいところ(部長クラスの面接)まで行きつつも全敗で就活終了.結局4月頭に内定が出たところに入社を決めた.

就活を振り返って

「就活は苦しかったか?」

就活中だ,というとよく後輩に聞かれる質問はこれ.

苦しかったかどうかでいうと,確かに苦しい側面はあった.苦しいというか,このまま内定が出なかったら無職になるんだみたいな恐怖心が強かったと思う.

ただ,時系列を見てもらえれば分かるように,尻に火が付いたのが2月の中旬.内定が4月の頭.実質1ヶ月半がその恐怖心に苛まれた期間なので,もっと就活が長引いている人もいることを考えれば,ミジンコみたいなものなんだろうなと思う.

就活は苦しいだけではなかった 

ただ,苦しいことばかりではなかった.

というのも,面接を受ける中で,大学院の1年ちょっとの間でだいぶコミュニケーション能力が向上したなとか,そういうことを実感することが多かった.

そもそも多分自分はコミュニケーション能力というものを誤解していて,「人当たりが良い」とか「誰とでも明るく話せる」とか,そういう能力だと勘違いしていた.この観点から言うと私は完全にコミュ障になる.

ただ,就活を振り返ると,就活において要求されるコミュ力というのは「受け答えに適切に答える力」であって,別に面接官と過度に仲良くなる必要はない.

この観点から言うと,大学院のゼミはコミュニケーション能力の強化に凄く役立ったと思う.自分が何か発表をして教授からツッコミが入ってそれに答える.この一連の流れは面接での受け答えと変わらない.

それに気づいてからは面接も結構気楽にやれたし,通過率もそれほど悪くはなかった.

社会科学系院生の就活戦術

自己分析

まず第一にやるべきことは自己分析だ.

自分のことを一番知ってるのは自分だからそんなもんいるか!と言いたくなるのはわかるが,ここでいう自己分析とは純粋な自己分析ではなく,就活に使えるネタ探しとしての自己分析なのでやっておくことをオススメする.

ちなみにここで自己とは何か……と考え出すタイプは進学したほうが良い.PhDいっとく?

それも社会科学系じゃなくて人文系が良い.

冗談はさておき,「どうやって自己分析をするか」だ.院生だから考えるのは大好きなんだ!とか言って考え出しても思考がグルグルになってわけわかめになるのでおすすめしない.手っ取り早くツールを使うのが良い.

私が使ったのはコレ.

外資系コンサルに行った学部の同期からおすすめされた本.外コンの新入社員研修でもこれを使っているらしい.

大事なのは本当の自己ではなく(それも大事だけど),就活で使える自分の強みとそれを裏付けるエピソードだ.強みのトピックを色々考えるのは時間がかかる.そこはこの本でサクっと済ませてエピソード探しに時間を割いたほうが良いと思う.

滑り止め探し

一気に生々しい話になるが,「滑り止め」は持っておくべき.

周りを見ても社会科学系院生は比較的大手病になりやすい.それは大手を狙っていようがそうでなかろうが,院生を取るくらいの企業はある程度の規模感のところが多く,結果的に大手企業に集中しがちになるからである.そうなると恐ろしいのが大手病の末路,無内定である.

それを避けるためにやるのが滑り止め探しである.興味がそこまで強くなくても良い.とりあえず院生を採用していて,かつ採用人数が多めのところを探すのだ.

自分の場合,学部生の時に基本情報技術者を取っておいたのが非常に役に立った.ゼミのテーマもIT系と関連しているところもあり,プログラミングも趣味程度だができたのも+になった.

さて、平成27年度春期の基本情報技術者試験の合格発表があり、私も無事合格することができた。自己採点で多少の自信はあったが、やはり実際に結果を見てようやく安心した、といったところだ。 同じく文系で基本情報技術者試験を受けようとする人の役に少しでも立てるように、この記事では文...

基本情報技術者試験についての参考はこちらに.いい機会なのでちょっとだけリライトした(というかクッソ長いだけで役に立たない自分語りを全部消した).

SPI対策は絶対やっとけ

大学院にまで進学するやつはだいたい勉強が好きである.従って受験勉強も苦労しつつもそれなりに点を稼いできたタイプが多かろう.

そのため適性検査?対策なんていらんやろwと思いがちであるが,SPI対策は絶対やっとけということは強く申し上げておきたいと,このように思うわけであります.

「対策しとけ」というと言い過ぎだが,少なくともどういう問題が出て,自分がどれくらい解けるかということは一度確認したほうがいいと思う.というのも,我々の筆算の能力は大学4年+大学院1年で著しく衰えているからである.あまりの計算のできなさに吹くレベルだ.マジで割り算の筆算問題をそこそこの制限時間で解くテストとかやったら中学生の妹に負けると思う.計算ミス多すぎて.

それ以外にも高校の数学A(新課程でもあるのかは知らんが)でやったような集合とかの問題が出る.問題を解く上でスピード感も求められるので,そういう意味では懐かしのセンター試験にも近い.ただ,そういった能力は大学生活の中で失われている可能性が非常に高い.

一度学んだ内容ではあるから,少し確認すればカンは取り戻せるようになると思う.ただ,初見でやると爆死する可能性がある.だから問題集で確認はしたほうがいいと思った.

電卓も何も持ち込めないテストセンターでのSPIが一番しんどいので,その対策に一番時間を割いた.自宅で受けられるWebテストとかは割りとなんとかなる印象.

面接対策はいらない

巷では就活本とか言うのが乱発されているらしいが,耳くそのほうがまだ役に立つレベルで必要ない.

ドアをどう閉めたとか,椅子のどっち側に立ったとか,そんなしょーもないことを気にする人間が面接をしている会社は多分10年後には海の藻屑になっているだろう.

そもそも,面接で自分を取り繕って内定をもぎ取ったところで,会社の風土と自分の性格にミスマッチがあると後々苦しくなりそう.自然体で面接に臨んで,結果内定が出たらそこが相性が良いということになるんじゃなかろうか.

おわりに

まあこの段階で偉そうなことを言ったところで,結局就活が成功したか失敗したかというのは「内定が出たか」ではなく働き始めてから本当にわかること.

今は内定があるのでイキリ散らしているが,来年の今頃には死んだ目をしている可能性もあるわけだし,社会人になって落ち着いたらまた就職活動を振り返ってみたい.ブログを書ける精神状態なら,だけど.

2018/10/18

α7II と SIGMA 70mm MACROを引っさげて城南島海浜公園で飛行機を撮ってきた

久しぶりの強い南風の日,城南島海浜公園に飛行機ウォッチングに行ってきた.

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城南島海浜公園で飛行機を撮る!

【2018/10/07】

城南島海浜公園は羽田空港の北側にある公園で,羽田空港に離着陸する飛行機を撮影するのに適したスポットとして有名.

撮影が可能なのはRWY22への着陸,RWY34Rからの離陸.前者は南風運用時,後者は北風運用時に出現するのだが,北風運用時のRWY34Rからの離陸はRWY05からの離陸に比べて少ないので,主に南風運用時のスポットだと思ってもらえばいい.

10月になり,季節が秋へ,そしへ冬へと移ろってゆく.季節の変化とともに風向きも南風から北風へと変わってゆくわけだが,ちょうどこの日はこの時期にしては珍しく強めの南風が吹いた日で,この風速・風向なら間違いなく南風運用が続くだろうということでα7IIとSIGMA 70mm MACROを引っさげて出かけてみた.

過去にもα6000を持っていた時代,サブカメラにRX100を持っていた時代に訪れたことがあるが,α7IIに切り替えてからは初訪問になる.

一発目はANA.この角度で見ると737なのか767なのかよくわからない.公式HPによるとANAのB737はウイングチップが付いているらしいので,これは767かな.

2機目はまさかのJ-AIR.ということはボーイングではなくエンブラエル機.

こうしてみるとちょっと暗い.現像のときに補正をかければよかった.

JAL B737.

ANA B777.777はさすがにでかいからわかりやすい.

この辺りから一度APS-CクロップをONにして実質105mmで撮影.

SFJ A320.シートが豪華らしいのでいつか乗ってみたい.

JAL B767.

再びJAL 737.

キャセイパシフィック B777.はじめて見たかも.ちょっとピントが甘い.

スカイマーク B737.色々問題になった「下町ボブスレー」の特別塗装機.そういえばあの訴訟は結局どうなったんだ.

ANA 737を横から.

こんな感じでアプローチしてくるのが遠くに見えるのが楽しい.

そしてやってきたのはフィリピン航空.レジ番で調べたところA350 XWB(A350-900)だった.国内線だとA350は乗る機会がない.

JAL one world塗装の777.スターアライアンスメンバーであることを強調するANAに対してJALはさほどアライアンスをアピールしてないような気がする.

成田の盟主というイメージ,DELTAのB777.なんといか777っぽい迫力ががないのは気のせい?

JALの737.連写した写真をGoogleフォトに放り込んだら勝手にgifを作ってくれた.

特にボーイング機を軒並み撮り尽くして帰るタイミングを見計らっていたところ,フライトレーダーを見るとアメリカン航空のB787がやってくることがわかった.

他の時よりだいぶギリギリまで斜めにアプローチしてきたので見物客から若干どよめきが.

それでも最後は滑走路に正対してしっかり着陸するのはさすが.アメリカンのB787.787特有の翼のしなりが好き.

ちょっとだけ羽田空港

このまま帰るのも勿体無いので羽田空港に寄ってきた.

流し撮りにチャレンジしたけど,それなりに写ったのはこのスターアライアンス塗装のANAだけだった.尾翼の先で反射する光が良い.

展望デッキから撮ったのだが,柵が邪魔で撮影に集中できない.

機首上げ.

そして離陸.

おわりに

帰省帰りの新千歳以来の飛行機撮影だったけど,やっぱり新千歳よりは羽田のほうが頻繁に飛行機が降りてくるので楽しい.

一般に飛行機を撮るなら100mm以上の望遠レンズを求められることが多いけど,城南島海浜公園からなら70mmでも十分撮影できる.

機材の方はタイトル通りα7IIとSIGMA 70mm MACROなのだが,AF-C+ロックオンAFでAFの食いつきはそれなり.微妙に精度がかけるところはあるけど,数撃てば当たる感じ.

城南島ばかり行ってもアレなので,また南風の日に暇があれば今度は京浜島つばさ公園でRWY22に着陸する機体を横から撮りたいなあと思っている.

2018/10/15

浅草燈籠祭2018を見に行ってきた

大分マイルガチャ旅行記をちんたら書いてるうちに完全に時期を逸してしまったが,大分旅行直後のある日の夜,燈籠祭を見に浅草まで行ってきた.

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いつものように二度寝をキメて家を出たのは夕方.せっかく都内に出るなら日中はどこか別の場所を見て回れば良かったと思いつつ,布団の魔力には抗えなかった.

日中は外国人観光客で大混雑の浅草寺仲見世通りだが,日没後もそれなりの客入りなのはさすが.

会場の浅草神社の方へ向かうとスカイツリーが綺麗に見えた.

星景に興味を持ってから夜の空を見るようになって気づいたのだが,東京の夜の空は明るすぎる.

浅草神社の境内には近隣の小学校の児童が作った灯籠がずらりと並んでいる.

子供の頃自分が作った灯籠が浅草に並べられるってなかなかない経験だと思うけど,こういうのはセンスをシビアに要求されるから自分ならやりたくない(中学時代の美術の成績:2).

最近ハマりつつある縦構図.

燈籠メインの写真も他にも結構撮ったのだが,小学生が作ったものが多いという都合上,学年と名前が書かれているものが結構あってブログに貼れるのが少ない.ということでお決まりの手水舎との絡みで.

もういっちょ.

まだやるか.

おわりに

浅草神社以外にも会場はあるのでそちらにも足を伸ばしたが,神社ほどの規模はなかったのでやや消化不良に.

毎度のことながら夜の手持ち撮影はISOが上がりすぎてしまってノイズの処理が難しい.三脚がほしーい.

2018/10/13

FIFA19 キャリアモード(選手) ファースト・インプレッション

FIFA14以来,FIFAシリーズを毎作購入している.今年は初めてPC版で購入して相も変わらず選手キャリアで遊んでいる.遊び始めて半月も経たないが,いま時点でのファースト・インプレッションをば.

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AIの攻撃時の球離れは良くなった

前作のAIで一番不満に思ったのはそのキープ癖.攻撃時,ドリブルのコースを塞がれたりパスコースを消されるとボールをプロテクトするのだが,そのキープが強力すぎて一向にボールを奪えないというのがFIFA18をプレイして感じる最も強いストレスだった.

FIFA19はというと,比較的リスクのあるパスにチャレンジする傾向が強まったように思う.したがってパスカットによって形勢が逆転するダイナミックな試合が増えてスリルがある.一方で味方AIがどうしようもないパスミスでロストすることもかなり増えているので良いことばかりとは言えないのだが.

移籍のシステムが変更されている?

1年目は昨年と同様横浜Fマリノスでキャリアをスタート.ポジションはLW(左ウィング).CFが優秀だったのでクロス放り込みによるアシストが結構効いた.

1年目を終えての総合能力は70後半になっており,能力値的には欧州ビッグクラブのサブと同じくらいの能力はある.同じクラブで2年目に突入してもつまらないので移籍希望を出したところ,オファーを寄越したのは中国リーグ,トルコリーグのチームとプレミアの下位チームだけだった.

前作は確か一気にマリノスからユナイテッドだったかバイエルンにステップアップしたと思うのだが,そういったビッグクラブからのオファーはなし.

特に前作との違いで目を引くのは中国チームからのオファーがあること.これらを合わせて考えると,ひょっとすると移籍のオファーは地理的に近いチームまたは規模的に近いチームからのオファーが多くなるように調整されているのかもしれない.

ビッグクラブに一気にキャリアアップすることが難しいと見ることもできるが,前作までは逆に中堅クラブへの移籍ができず,ビッグクラブに移籍すると移籍金が高騰して移籍が困難になる傾向があったので,いろんなチームで楽しむという観点から言えばFIFA19のシステムのほうが好み.

おわりに

FIFA19の追加要素で最も大きいのは個人的にはCLだと思っている.

キャリアモードでも欧州のビッグクラブに移籍してCLを制覇する,みたいなサクセスストーリーを再現できるようになったのはうれしい.

移籍システムから言っても前作よりは長く楽しめそうな出来栄えなので今のところ大満足.

2018/10/09

α7II + SIGMA 70mm F2.8 DG MACROで動体はどれくらい撮れるのか【カミソリマクロ動体撮影(飛行機編)】×【平成最後の夏 in 北海道 #05】

連写が物足りないことに定評のあるα7IIにAFが物足りないとこれまた定評のあるSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO(カミソリマクロ)をつけて動体を撮ったらどれくらい太刀打ちできるかという実戦レビュー.

動体撮影レビューはやりたいと思っていたのだが,関東はこの時期灼熱の地獄と化している.このクソ暑いのに外で動きものを撮り続けると熱中症で死ねる. そこで比較的涼しかった帰省最終日の新千歳空港の展望デッキでの飛行機撮影を第一弾として採用することにした.北海道は最高だぜ.

Lightroomで色々いじってごまかしても仕方がないのでトリミング以外の色味とかはノータッチで.

撮影設定はロックオンAF+AF-C(コンティニュアスAF)でフォーカス追尾は完全にカメラ任せ.動体ブレを起こさないで済むくらいにはシャッター速度を維持できる範囲でできるだけ絞ってピントが合うようにしている.連射はα7IIの最高速度で.

普段は見れない機体も結構飛んできてレビューという目的を超えて純粋に撮影を楽しめたので帰省旅行シリーズのカテゴリにも入れておく.

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中国東方航空って新千歳に来てたんだね.地上走行を5連写したところ「バッチリじゃん!」という感じで写ったのは最後の2枚.さすがに地上走行くらいの移動速度だと歩留まりは良い.

ちょっと距離を離して.これも連写2枚目からAFがバッチリ食いついている.手前のもやもやは間違って柵を写し込んだから.

プロペラ機,始めてみたかも.羽田では見れない気がする.ちょいピントが甘い.

離陸するジン・エアー機.撮影時にAPS-Cクロップをして現像で更にトリミング.拡大してみてみるとピントはバッチリ.少し距離があるとはいえども離陸中なので速度はそれなりにあるがしっかり食いついている.

AIRDOのベア・ドゥラッピング機.

ピーチ機の離合.ピントは手前の機体にピッタリ合っている.機体の色によってピントの合いやすさが変わったりするのだろうか.

ピーチとの合流が決まっているバニラエア.尾翼周りが白い塗装の機体は微レアだったような気がする.

離陸していくジェットスター機.

でっかいのとちっちゃいの.

おわりに

連射してたからいっぱい撮った気になってたけど,シーン別に見たら大して撮ってなかった!

本題のα7II + カミソリマクロによる動体撮影に関してだが,少なくとも空港の展望デッキからの飛行機撮影というシチュエーションでは歩留まりは悪くない.

ただ,連写の最初の数枚はカミソリマクロのAFの遅さが効いているなあと思った.初期位置から対象にフォーカスするまでに時間がかかってしまい,連写の最初の方はピントを外していることが多かった印象.ただし,一度ピントを掴んでしまえば飛行機くらいの速度の移動には問題なく追いついて行けているようだ.

次の動体撮影テストはもう少し近くで動くor早く動くモノで試し,AFが一度食いついた後のフォーカス移動にどの速度までついていけるのかということを試したい.良さげなのは……新幹線とか?

あと,普段使ってるのがとっても軽いSEL35F28Z or SEL50F18Fなのでこのレンズの重さを数値以上に感じている.といか腕の筋肉が足りてない.

小田原あたりで通過する東海道新幹線を狙うか,それとも小山・宇都宮あたりまで出張るか.いずれにせよもう少し涼しくなってからかなあ.