【2018/09/18】
新投入のスーツケースを引っ張って家を出ながら思う.
「平日のこの混雑時間帯にスーツケースを持って電車に乗れるのか!?」と.
Sponsored Link
朝の旅立ち
まあ,乗れないことはないんだろうけど周りの迷惑にもなるし,自分も荷物を庇いながら満員電車に揺られるのはつらい.
さてどうしたもんか……と思いながら駅に向かっている時,ちょうどやってきたバスを見るとあまり混雑していなかったので飛び乗った.なるほど,この時間帯のバスは意外と空いているらしい.
味をしめて横浜駅から羽田空港もバスに乗ったのだが,これは失敗だった.湾岸線がジリジリと渋滞していてなかなか時間がかかってしまい,余裕を持って出発していたので乗り遅れの心配はなかったがちょっとストレス.
考えてみるとこれまでの宿泊を伴う旅行は深夜発が多いので,ラッシュアワーの羽田行きに悩んだことはなかった.今後の課題かなあ.
羽田空港:第1ターミナル南ウィング
そんなこんなで羽田空港,第1ターミナルビルの南ウィングに無事到着.
着いたのは離陸の1時間とちょっと前.昔北海道に住んでいた頃,母親に連れられて飛行機に乗るときに「空港に着くのは1時間前が目安」とよく言われていてその時からの癖なのだが,あれは子供がいたから時間に余裕を見ていたのだろうし,自分一人ならもっとチキンレースしてもいいのかもしれない.
空港で時間に余裕があったら展望デッキ.
まあ,羽田は何度も来ているので珍しいものもないし,1枚撮って即退散.この写真はSEL35F28Zで撮って出し.Lightroomで現像しなくてもすごい良い色が出るレンズだなあといつも思う.

南ウィングにフラフラ戻りつつ写真を撮る.この時間帯は朝一出発の始発組が出た直後で思ったより混んでいないらしい.
南ウィングに帰還.電光掲示板を見て気づく.搭乗口が変わっている.上の方で貼った写真では搭乗口が5Aと示されているのだが,今確認すると88.
明らかに番号が増えすぎている.嫌な予感しかしない.
ほら見ろ.
明らかに番号が飛んでいる.このタイプは間違いない,沖止め(ゲートからバスに乗って飛行機までいくタイプ)だ.JALでB737使用路線でも普通に沖止めってあるんだなあ……
保安検査を通過し制限区域へ.今回はベルトにセンサーが反応しなかったので助かった(新千歳でベルトを外してズボンをずり上げながら通過した前科あり).
や っ ぱ り な
どこかにマイルで発券対象になるくらいだから閑散とした搭乗口になるんじゃないかと思っていたのだが,どうもそういうわけではないらしい.沖止めで混雑するとバスでの移動がしんどいのでやめてほしいのだが…….
ちなみに,搭乗口からバスで移動するタイプの搭乗方法の場合,賢い搭乗方法は「できるだけ後にゲートを通過する」である.機種にもよるがバスは2台に分けられるのだが,1台目にギリギリまで詰め込むケースが多いので,搭乗口前でそわそわする早漏野郎は1台目のバスの奥の方に缶詰にされる.ここは悠々とゲートの前で待機し,2台目のバスで悠々と移動するのが正解.
なんて言ったにもかかわらず1台目のバスに乗車してしまい,タラップ付近が混雑していたので外からの写真を撮り損ねた.機種はB737,レジ番はJA348J.普段よく乗る羽田-新千歳は大型機が多いので,JALでB737に乗るのは初めてかも.
搭乗率はだいたい7割くらいだと思う.3-3列のそれぞれ両端にだいたい人が埋まっている感じ.確かにこれくらいの搭乗率に留まるならどこかにマイルで座席を埋めてしまおうというのもうなずける.
定刻より15分ほど遅れて動き出す.搭乗口からバスで連れて行かれたスポットは第1ターミナル北側の駐機スポット.この日は割と蒸し暑く,南風運用で西方面行きだから使うのはRWY16R,すぐ目の前じゃん!と思っていたのだが,どうやら北風運用になっていたようで,使用滑走路はRWY05.空港の反対側やんけ……
毎度思うのだが,羽田の離陸は夏が16LR,冬が34Rと05.JALに乗ると夏の西日本方面行き以外はだいたい地上走行が長くなってダレる.
そんなことを思いながら外を眺めていると,緊急避難の案内ビデオが始まった.JALのB737はパット見ではディスプレイがなくどうやって案内するんだろうと思っていたら,天井から折りたたみのディスプレイが開かれたのでびっくりした.
RWY05から離陸.
離陸後はゆっくりと右に旋回し西へ.奥の方に微かに横浜が見える.
さて,西行きの飛行機だし富士山が見えるのかな?と思って窓の外を見ながら粘っていたのだが一向に見えてこない.そしてボケっとしているうちに寝てしまった.朝の早起きが祟った……
ちなみに後日Flightrader24で確認したところ,富士山のほぼ真上を飛んだようなので起きていても富士山は見れなかったようだ.
30分くらい寝たところで機長のアナウンスに起こされる.「左手には中部国際空港セントレアが……」なんて言ってるので名古屋近辺だと思う.
11時を回ったあたりで降下を開始.てっきり紀伊半島・四国を横断してきたと思っていたのだが,これもまたFR24で確認したところ瀬戸内海の本州側沿岸の上空を飛んでいたらしい.というわけで,四国だと思っていたこれは広島・山口の海沿いということになるらしい.
山口県の柳井付近で本州から離れ南に進むと,ちょうど大分空港の北側からアプローチする形になる.右手に大分空港を見ながら旋回.
そして着陸.
離陸が15分ほど遅れ,名古屋上空での機長の案内では到着も15分後ろ倒しになるということだったが,蓋を開けてみるとほぼ定刻の到着だった.
ただしこの時はそれに気づいておらず,「やばい!大分駅行きのバスに乗り遅れる!」と思って早々に荷物を回収しオタク特有の早歩きで大分空港を爆走.
地方の小さな空港なので搭乗口をすぎて階段を降りるとあっという間に到着ロビーに着く.すぐ斜め前にはバスの券売機があったが,大分駅行きのバスはSuicaを使えるということだったのでそこもスルーしてバスに直行.
上の写真の撮影時刻が11時22分.そして
降機して数分でバスに乗れる地方の小規模空港さんしゅき…… #大分マイルガチャ旅
— ♨レトレ♨ (@retore) 2018年9月18日
この気持ち悪いツイートが11時33分.シートベルト着用サインが消えてから10分もかからずバスに辿り着けるし,飛行機の到着に合わせてバスの発車時刻を多少待っているようなので,大分空港での飛行機からバスへの乗り継ぎ時間は割と詰めて計画しても大丈夫そう.
そんなこんなでリムジンバスに乗り込み一息ついて,一路向かうは大分駅.
おわりに
考えてみると羽田から西日本方面の飛行機に乗ったのは初めてなので,南ウィングの使用は少なくとも第2ターミナルビル開業以降では初めてになると思う.
前日は旅行のウキウキでなかなか眠ることが出来ず,そのくせ朝は早起きせざるを得なかったので眠みが強く,離陸早々爆睡をキメてしまったのは残念.飲み物も貰いそこねた.
往路の飛行機はこんな感じで消化不良になったが,復路は一転……というお話はまたの機会に.
いつになったらB787に乗れる日がくるんだか……
0 件のコメント:
コメントを投稿