2018/09/29

ちょっとだけ由布院【大分マイルガチャ旅 #03】

草だらけの線路に萌える,新しい朝.

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計画変更

当初予定では2日目は1日目のルートの逆をなぞるように,大分を経由し別府に向かい,その後大分空港に戻るつもりでいた.

別府では地獄めぐりをするつもりだったのだが,湯平から直行すると時間が余りそうなので,大分駅周辺で時間を潰そうと考えていた.しかし1日目にちょっと駅の前を見た感じ,観光的な意味で時間を潰せそうなスポットがあまりなさそう.旅館でも聞いてみたが「大分駅だと……駅ビルくらいしかないですねえ……」ということだったので,計画を変更することにした.

計画を変更するにあたり脳内に地図を描く.湯平の位置,別府の位置.別府は湯平からみて北東方向にあるが,大分を経由すると東へ大きく迂回することになる.かといって湯平から直接北東に向かう交通手段はない.

そうなると反対側,つまり北西側から別府に回り込むルートが浮かび上がってくる.ちょうどいい具合にその辺りには由布院がある.観光地・由布院であれば別府へ向かうバスがあるかもしれないと思い調べたところ,いい具合に由布院と別府を結ぶ路線バスを発見.

そういうわけで急遽予定を変更し,当初予定とは逆の由布院方面の列車を待っているわけである.

ちなみに,宿から駅まで送ってもらったときに同乗していた他の宿泊客は韓国からの観光客,駅には他の宿に泊まったと思われる中国人グループがいた.日本人でも湯平温泉を知っている人は多くないと思うのだが,外国にいながらそこまでの情報に行き着く彼らの情報探索能力はすごい.

ちょっとだけ由布院

さて,由布院である.駅前から見る由布岳が美しいということだったが,なるほど美しい.

問題は,これ以外に由布院の観光スポットを何一つ抑えていないということである.とりあえずバスターミナルに向かい時刻表を調べると,次の別府行きのバスまで40分ちょっと.

うろ覚えの知識で金鱗湖という湖が由布院の観光スポットの一つだったということを思い出し,湯の坪街道を歩いて金鱗湖まで行ってとんぼ返りすることにして早速出発.

バスターミナルから金鱗湖までは歩いて20分弱,往復で40分弱.次のバスまでは40分ちょっとだからあまり時間がない.いつもの早歩きから更にペースを高めて歩いていく.

湯の坪街道は雰囲気おしゃれで,観光客向けのお店が並んでいるのだが個人的には全く興味を惹かれなかったのでスルー.ひたすら金鱗湖を目指して歩いていく.昨日の温泉で毛穴が開いてるのかしらんがやたら汗をかく.

そうして金鱗湖に来てみたはいいが,ここのウリは朝霧がかかったときらしく,昼間見ても正直何も……

ということで撤収!

バスの車窓から

由布院から別府に向かうバスには2系統あり,一つは地獄めぐり方面を経由する観光快速,もう一つはそれらを経由せず別府駅に向かう普通の路線バス.

この後地獄めぐりをすることを考えれば観光快速が正解に思えるが,手元には邪魔なスーツケースがある.これをコインロッカーにぶち込みたいので,別府駅に先着する路線バスに乗ることにした.

このバス,大分県道11号は一部区間が「やまなみハイウェイ」とも呼ばれ,ドライブでも人気のコースらしい.バスからの車窓も素晴らしかった.

車両も普通の路線バスなので荷物を預けるスペースもなく,足でスーツケースを抑えながらなので撮影に難儀した.いつか原付二種の免許とってここを走ったら気持ちいいだろうなあと思った.

おわりに

由布院は急遽立ち寄ることにしたので下調べは全くしていなかったし,後の予定のことを考えるといたずらに時間を費やすこともできず,ろくに観光できなかったのは残念.

とは言っても金鱗湖のゴールデンタイムが朝なら由布院に泊まらない限り満足な観光はできないかな,とも思った.湯の坪街道のおしゃれ感は嫌いじゃないのだが,基本的に写真撮影に不向きなところにはなかなか興味が湧かない.そういう意味で由布院は個人的には箱根と同じようなポジション.

由布院といえば,小学生くらいのときにやっていたNHKの朝ドラの舞台になっていた.小学生が見るにはちょっとドロドロしすぎてたかな,あのドラマは.

2018/09/27

山奥の温泉街「湯平温泉」が最高だった件について【大分マイルガチャ旅 #02】

山奥の温泉街,湯平温泉へ.

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大分駅での小休止

空港からのバスに揺られること1時間弱,大分駅に到着.ここから湯平温泉へ向かうのだが,時刻は12時半を少し回ったところ.ここらで昼ごはんと洒落込みたい.

大分駅周辺は県庁所在地といこともあり,観光地というよりは地方都市.飲食店はあるのだが,大分っぽいものを食べられる店の見当がつかない.次に乗る電車までの時間は1時間とちょっとなので,あまり混雑していたり出てくるまで時間のかかる店を選んでしまうと後が困る.

仕方がないので「大分っぽさ」は諦めようと思い駅ビルのフードコートに入ったのだが,大分の名物の一つ「中津からあげ」を出す店があったのでそれをチョイス.お店自体はぼてぢゅうなので大阪なんだが……

今日の晩ごはんは旅館でいつもよりは豪華な食事になるので,バランスを取るために唐揚げは少なめに.ここであまりいっぱい食べても腹が膨れるし.

山奥の温泉街

大分駅から久大本線・由布院行きの普通列車に乗って湯平へ.めっちゃ黄色い.

久しぶりにローカル線の旅.最後に18きっぷで鈍行旅をしたのは……昨年春の3回の旅行.来年度からはまとまった休みを取るのも難しくなりそうだし,学生のうちにもう1回くらいやってみたい.

列車に揺られること小一時間,湯平温泉街の最寄り駅,湯平に到着.

大分駅を出てすぐは大分のベッドタウンといった感じで乗客もそれなりにいたのだが,降りる客はいても乗る客はいないので車内は次第に閑散としていった.

山あいの小駅,湯平.降りた客は自分だけ.今まで行ったところは観光客が多いところばかりだったが,こういうほうが雰囲気があって良い.

湯平駅は湯平温泉街の最寄り駅なのだが,歩くと1時間くらいかかる.路線バスはずいぶん前に廃止され,コミュニティバスが細々と走るのみ.#最寄りとは.

そんなわけで湯平駅から湯平温泉街へのアクセスは旅館の方の送迎.予約したときに到着時間を伝えておいたので駅で待っていてくれた.温泉街までは車で揺られること10分,歩くと1時間かかるのに車だとあっという間なんだよなあ.

お世話になるのは清流とほたるの宿 高尾荘.貸し切って使える露天風呂があったことと,1人客でも予約できたことが決め手になった.奥飛騨温泉郷に行ったときも思ったが,1人だと旅館の予約は心理的にもプラン的にもハードルが高くなりがち.

お風呂は露天風呂とひのきの内湯があって,30分ごとに時間を区切って貸し切れる.夕食前に1回露天風呂に入ることにして,それまで温泉街の散策をすることにした.

温泉街散策

温泉街と言えば,川!

山あいに流れる川に,それにへばりつくように連なる旅館.これこそ古き良き温泉街.

湯平温泉といえばメインストリートに敷き詰められている石畳.聞けば江戸時代からのものだそうな.

ちなみにこの道路,歩行者専用ではない.湯平温泉街を通過する車は温泉街をぐるっと回り込む道路を通るが,旅館まで車で行こうとすればこの道を通ることになる.無理にレンタカーとか使わないで本当に良かったとしか言えない.

提灯が連なっているからか,どことなく九份と同じ雰囲気を感じた.

九份へ 台北へと戻ってきた.とりあえず昼ごはん,ということで何を食べるか考えて,そういえば台湾にも駅弁があるって聞いたな!と思って駅弁売り場を探して買ってみた. ……買ってみたのはいいのだが,食べる場所を見つけるのに苦労した. しかも,台湾は街中に割とたくさ...

高いところにかかっている提灯が多く「湯平温泉」をしっかり写し込むのが意外と難しかったり.これは珍しく低いところにかかっていた.

雨が降っているわけではないのだが雲に覆われていて日差しが心もとない.現像のときにホワイトバランスを少し変えてくすんだ感じを醸してみた.

往路はSEL35F28Zをつけて登り,復路は70mmマクロにつけかえて下る.こういう狭い路地みたいなところは中望遠の良さが生きる.

いい散策だった.

温泉と夕飯が最高だった

散策を終えて部屋で少しゴロゴロした後,露天風呂に入ったのだがもう最高だった.♨ is GOD.

身体中ポカポカになって部屋に戻ったところで夕食.

うまい.

あはは~(語彙力喪失)

豊後牛がうまいのなんのって.

旅行中はついに気づかなかったのだが,スマホのカメラレンズが汚れていてなんかモヤっとした感じに写ったのだけが心残り.

いやーまったく旅館は最高だぜ.

夜の温泉街

食事を終えたところで食後のお風呂の時間を聞かれたが,ちょっと遅めに入らせてもらうことにして再び温泉街散策へ.

こんな感じで提灯が点灯している,ということは……

思ったとおり素晴らしい景色がそこに.

続く石畳に狭い路地,そして光を放つ提灯.

アイキャッチと同じ構図で.

この前の横浜駅周辺散策もそうだけど,夜の写真はホワイトバランスを青色寄りに振ったほうが映えるのだが,提灯が赤系の光を放っているのでその辺りの調整が難しい.

そしてこんなに綺麗なら三脚持ってくればよかった……

おわりに

散策を終えて旅館に戻り,2回目の入浴はひのきの内湯にした.やはり温泉は良い.普段シャワーで済ませているのでなおさら. 身体もいい感じにポカポカになり翌朝までぐっすりだった.

普段はビジネスホテルばかりだけど,こんなに快適ならまた旅館に泊まってみたいなあと思ってしまった.

2日目に続く.

2018/09/25

どこかにマイルで発券したJAL663便(羽田→大分)搭乗記【大分マイルガチャ旅 #01】

【2018/09/18】

新投入のスーツケースを引っ張って家を出ながら思う.

「平日のこの混雑時間帯にスーツケースを持って電車に乗れるのか!?」と.

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朝の旅立ち

まあ,乗れないことはないんだろうけど周りの迷惑にもなるし,自分も荷物を庇いながら満員電車に揺られるのはつらい.

さてどうしたもんか……と思いながら駅に向かっている時,ちょうどやってきたバスを見るとあまり混雑していなかったので飛び乗った.なるほど,この時間帯のバスは意外と空いているらしい.

味をしめて横浜駅から羽田空港もバスに乗ったのだが,これは失敗だった.湾岸線がジリジリと渋滞していてなかなか時間がかかってしまい,余裕を持って出発していたので乗り遅れの心配はなかったがちょっとストレス.

考えてみるとこれまでの宿泊を伴う旅行は深夜発が多いので,ラッシュアワーの羽田行きに悩んだことはなかった.今後の課題かなあ.

羽田空港:第1ターミナル南ウィング

そんなこんなで羽田空港,第1ターミナルビルの南ウィングに無事到着.

着いたのは離陸の1時間とちょっと前.昔北海道に住んでいた頃,母親に連れられて飛行機に乗るときに「空港に着くのは1時間前が目安」とよく言われていてその時からの癖なのだが,あれは子供がいたから時間に余裕を見ていたのだろうし,自分一人ならもっとチキンレースしてもいいのかもしれない.

空港で時間に余裕があったら展望デッキ.

まあ,羽田は何度も来ているので珍しいものもないし,1枚撮って即退散.この写真はSEL35F28Zで撮って出し.Lightroomで現像しなくてもすごい良い色が出るレンズだなあといつも思う.

南ウィングにフラフラ戻りつつ写真を撮る.この時間帯は朝一出発の始発組が出た直後で思ったより混んでいないらしい.

南ウィングに帰還.電光掲示板を見て気づく.搭乗口が変わっている.上の方で貼った写真では搭乗口が5Aと示されているのだが,今確認すると88.

明らかに番号が増えすぎている.嫌な予感しかしない.

ほら見ろ.

明らかに番号が飛んでいる.このタイプは間違いない,沖止め(ゲートからバスに乗って飛行機までいくタイプ)だ.JALでB737使用路線でも普通に沖止めってあるんだなあ……

保安検査を通過し制限区域へ.今回はベルトにセンサーが反応しなかったので助かった(新千歳でベルトを外してズボンをずり上げながら通過した前科あり).

や っ ぱ り な

どこかにマイルで発券対象になるくらいだから閑散とした搭乗口になるんじゃないかと思っていたのだが,どうもそういうわけではないらしい.沖止めで混雑するとバスでの移動がしんどいのでやめてほしいのだが…….

ちなみに,搭乗口からバスで移動するタイプの搭乗方法の場合,賢い搭乗方法は「できるだけ後にゲートを通過する」である.機種にもよるがバスは2台に分けられるのだが,1台目にギリギリまで詰め込むケースが多いので,搭乗口前でそわそわする早漏野郎は1台目のバスの奥の方に缶詰にされる.ここは悠々とゲートの前で待機し,2台目のバスで悠々と移動するのが正解.

なんて言ったにもかかわらず1台目のバスに乗車してしまい,タラップ付近が混雑していたので外からの写真を撮り損ねた.機種はB737,レジ番はJA348J.普段よく乗る羽田-新千歳は大型機が多いので,JALでB737に乗るのは初めてかも.

搭乗率はだいたい7割くらいだと思う.3-3列のそれぞれ両端にだいたい人が埋まっている感じ.確かにこれくらいの搭乗率に留まるならどこかにマイルで座席を埋めてしまおうというのもうなずける.

定刻より15分ほど遅れて動き出す.搭乗口からバスで連れて行かれたスポットは第1ターミナル北側の駐機スポット.この日は割と蒸し暑く,南風運用で西方面行きだから使うのはRWY16R,すぐ目の前じゃん!と思っていたのだが,どうやら北風運用になっていたようで,使用滑走路はRWY05.空港の反対側やんけ……

毎度思うのだが,羽田の離陸は夏が16LR,冬が34Rと05.JALに乗ると夏の西日本方面行き以外はだいたい地上走行が長くなってダレる.

そんなことを思いながら外を眺めていると,緊急避難の案内ビデオが始まった.JALのB737はパット見ではディスプレイがなくどうやって案内するんだろうと思っていたら,天井から折りたたみのディスプレイが開かれたのでびっくりした.

RWY05から離陸.

離陸後はゆっくりと右に旋回し西へ.奥の方に微かに横浜が見える.

さて,西行きの飛行機だし富士山が見えるのかな?と思って窓の外を見ながら粘っていたのだが一向に見えてこない.そしてボケっとしているうちに寝てしまった.朝の早起きが祟った……

ちなみに後日Flightrader24で確認したところ,富士山のほぼ真上を飛んだようなので起きていても富士山は見れなかったようだ.

30分くらい寝たところで機長のアナウンスに起こされる.「左手には中部国際空港セントレアが……」なんて言ってるので名古屋近辺だと思う.

11時を回ったあたりで降下を開始.てっきり紀伊半島・四国を横断してきたと思っていたのだが,これもまたFR24で確認したところ瀬戸内海の本州側沿岸の上空を飛んでいたらしい.というわけで,四国だと思っていたこれは広島・山口の海沿いということになるらしい.

山口県の柳井付近で本州から離れ南に進むと,ちょうど大分空港の北側からアプローチする形になる.右手に大分空港を見ながら旋回.

そして着陸.

離陸が15分ほど遅れ,名古屋上空での機長の案内では到着も15分後ろ倒しになるということだったが,蓋を開けてみるとほぼ定刻の到着だった.

ただしこの時はそれに気づいておらず,「やばい!大分駅行きのバスに乗り遅れる!」と思って早々に荷物を回収しオタク特有の早歩きで大分空港を爆走.

地方の小さな空港なので搭乗口をすぎて階段を降りるとあっという間に到着ロビーに着く.すぐ斜め前にはバスの券売機があったが,大分駅行きのバスはSuicaを使えるということだったのでそこもスルーしてバスに直行.

上の写真の撮影時刻が11時22分.そして

この気持ち悪いツイートが11時33分.シートベルト着用サインが消えてから10分もかからずバスに辿り着けるし,飛行機の到着に合わせてバスの発車時刻を多少待っているようなので,大分空港での飛行機からバスへの乗り継ぎ時間は割と詰めて計画しても大丈夫そう.

そんなこんなでリムジンバスに乗り込み一息ついて,一路向かうは大分駅.

おわりに

考えてみると羽田から西日本方面の飛行機に乗ったのは初めてなので,南ウィングの使用は少なくとも第2ターミナルビル開業以降では初めてになると思う.

前日は旅行のウキウキでなかなか眠ることが出来ず,そのくせ朝は早起きせざるを得なかったので眠みが強く,離陸早々爆睡をキメてしまったのは残念.飲み物も貰いそこねた.

往路の飛行機はこんな感じで消化不良になったが,復路は一転……というお話はまたの機会に.

いつになったらB787に乗れる日がくるんだか……