2018/08/01

キタキツネとの邂逅【平成最後の夏 in 北海道 #04】

それはある夏の日,人里離れた山の中での出来事.

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冬場によく見るアレ

突然だが,私の実家は比較的豪雪で知られるとある田園地帯にある.

春から秋にかけては稲が植わる田んぼだが,冬は一面雪が降り積もり何の跡もないまさに新雪が一面に広がることになる.

……いや,正確に言うとそうではない.一面に降り積もった雪の上を謎の足跡が伸びていく.冬の田舎のよくある光景だ.

「謎の」と言っても見当はついていて,だいたいキタキツネの足跡で,足跡があるということはそこに「いる」ということになるのだが,どういうわけかキタキツネを生でしっかりと視認したのは15年北海道で暮らしていて1回だけだと記憶している.

足跡だけは嫌というほど見る割にその足跡の先にいる本体とお目にかかるのは意外にもレア,それがキタキツネなのだが……

その足跡の先に

あれ!?!!?

キタキツネやんけ!!!!!!!

しかも道路に寝転がってなんか食ってるし.

こちらに間違いなく気づいていて,一応様子を伺っているようなのだが野生にしては危機感がなさすぎじゃないか,こいつ.

写真を撮るため車を止めてジリジリ寄っていってもこの様子.その直後には後ろから車がやってきて「やばい,撮る前に逃げられる!」と思ったのだが相変わらず堂々と道路でひなたぼっこ.

しまいには危害を加えられることはなさそうだと判断したのかこの有様.

中望遠でちょっとトリミングもしてるとはいっても寄れすぎだろう.

こいつどうやって生きてきたんだろうとちょっと心配になったぞ.写真を撮るほうからすればありがたいけどさ.

更に寄ってこれ.ついにこっちを向きもしなくなった.

しばらくすると3時のおやつも終わったのか,のっそりと立ち上がると一度だけこちらを振り返り茂みの中に入っていった.

じゃあね.

おわりに

はっきりと覚えているものとしては2度目のキタキツネとの至近距離での邂逅だった.キタキツネはいいぞ.モフりたいけどエキノコックスがなあ……

めったに見れないキタキツネと遭遇して写真におさめることができて帰省して良かったと思った.ただ,一方で自分の撮影の腕の未熟さが現れたシーンでもあったなと思う.

写真が上手い人というのは,奇を衒った構図で撮れるとかそういうことではなくて,こういうチャンスにも落ち着いて構図を決めてピントを合わせられるから「上手い」んだろう.

この時はシャッターを切るのに夢中でピントや構図が甘くなってしまったところがある.まだまだだなあと改めて思った.

そしてやはりこの場所は車でなければ来れなかった.今回は家族で出かけていたので父親の運転だったけど,実家周辺以外の北海道でもこうして野生動物とかを撮ろうとするなら,レンタカーを多少乗り回すくらいのことはできないといかんなあと思った.ペーパードライバー歴は早5年目に突入.乗れるんだろうか…….どっかで練習しようか.

あと,野生動物撮るならもう少し望遠寄りのレンズがほしいね.他の奴らもこのキツネみたいに警戒感ゼロとは限らないし.などと思うレンズ沼患者であった.

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