夏の思い出,新しいレンズと共に.
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夏の思い出
「風鈴を撮りに行く」という行為は自分にとって特別な意味を持つ.α6000からα7IIに乗り換えてはじめて撮りに行ったのが西新井大師の風鈴だったからだ.

つまり今再び風鈴を撮りに行くということは,フルサイズデビューの“周年祭”なのである.
新しいレンズと共に
そんな1周年祭に臨むにあたり,しれっと新しいレンズを買い足している.それがSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO.α6000で初めて買った交換レンズ以来のシグマレンズである.
※リンクはキヤノン用.
実は買った当日がこのレンズの初陣になったエピソードとか,そもそもどういう経緯でこのレンズを買ったのかとかそういう話もあるし,時系列的にはむしろそちらが前に出てくるのが道理なのだが,まずは風鈴を撮りに行った話を書きたくて仕方がないので順番を前後させてみる.
というわけでレンズ購入の話とかレンズのファーストインプレッションはまた後日ということで.
川越氷川神社へ
そもそも今となっては何故昨年の風鈴鑑賞を西新井大師にしたのかがわからない.一般論だと風鈴を撮りに行くなら川越氷川神社のほうが有名だと思う.
川越に行くの自体は昨年春ぶり.青春18きっぷを消化すべく近場の日帰り大回りをしたようだ.こういう細かいところの記憶はあっさりと薄れていくので,ブログを書いていてよかったと思う.
前回は青春18きっぷを消化するという目的のためにJRを使ったのだが,神奈川から川越に行くなら東横線→副都心線→東上線と乗り継いでいったほうが便利.タイミングがあえば乗り換えもなく速達の列車に乗れることもある.
今回は川越街歩きが目的ではないので,駅から氷川神社前を通るバスに乗った.あまりの混雑に1本やり過ごしてから乗ったのだがそのバスも超満員になったので参った.

境内にはチリンチリンと心地よい音色が流れる.そして平日にも関わらずものすごい人の入り方.
西新井大師の風鈴との違いは,西新井大師が風鈴の販売を行っているのに対して川越氷川神社はそうではなく,風鈴の下に願い事を書いた札をぶら下げるというスタイルらしい.
更にここ川越氷川神社は縁結びで有名らしく,それにちなんだ願い事が多い.

シグマレンズといえばその解像感が特徴なので是非クリックして大画面で見てもらえればと思う.そうされるとピントの甘さとかもバレるが.
35mmあるいは50mmであればこの角度で狙えば風鈴本体もしっかり入るのだが70mmだと見切れてしまう.新しい画角に慣れてない感.
こちらは絵馬.結構お気に入りの写真になったんだが,絵馬のトンネルの出口をもう少ししっかり中央に寄せればよかったと後悔.
うーんこの透明感.そしてそれをしっかり表現できるシグマ.さすが.
珍しく縦構図.そして新レンズ購入時特有の思考停止絞り開放.
さすが開放だとピント面が薄くて「すとん」とボケている.すごいキレイ,なんだがこれピント合わせるの大変だぞー……

これは我に返って(?)しっかり絞ったやつ.F11.個人的にこの日一番好きなショット.
とか言って,こっちも大好き.甲乙つけがたい.絞り開放で撮ってばかりのくせに好みのショットはしっかり絞っているという.
風鈴の隙間から.
これは35mmに付け替えたやつ.
手水舎.
マクロレンズなのにマクロっぽいの全然撮ってないなということで風鈴の下にぶら下げるやつ.何故風鈴本体にしなかったのか謎.
おわりに:反省会
70mmの取り回しは初めて,ということで慣れない画角に振り回されている感が強い.ついつい使い慣れた50mmや35mmの時のように寄ってしまい結果色々見切れている写真が多かった.
でも「中望遠で撮る」ことの魅力は「何かを切り出す」ことにあるというのもまた真.今後このレンズを使いながらその辺りのバランスに気をつけていければ.
西新井大師の風鈴は風鈴それぞれの絵柄に特徴があったが,川越氷川神社のそれはシンプルなものが多かった.「風鈴ひとつを切り取る」という意味では西新井大師のほうが中望遠と相性が良かったかもしれない.今年も行こうかな?
今年はもう少しあちこちで風鈴を見て歩ければ,と思っている.
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