2017/12/19

台湾旅行のいろは【台湾旅・総括編】

何かと忙しくなり,たまの暇の日は午前中いっぱい目が覚めない日ばかりで結局忙しくなり,なかなか消化が進まなかった台湾旅記事も一通り終えた今,はじめての海外旅行を振り返って,これから台湾に行こうと思う人に役に立ちそうなあれやこれやをまとめてみようと思う.

写真は台湾にいた実質2日のベストショット.なんやかんやで九份.

台湾は初めての海外旅行にぴったりな場所だった

「はじめての海外旅行!」と気張って行ったが,振り返ってみればそんなに覚悟を決める必要はなかったというのが帰ってきた今,総括の一言目に出てくる.

前々から「台湾行きたい」とは言っていて,行こうと思えば行けるチャンスはいくらでもあったわけだが,なんとなくずるずるここまで来たのは海外旅行に対する謎のハードル感があったからかもしれない.しかし台湾に関して言うならば,いくつかの理由でそこにハードルを感じる必要は全く無い.

日本からの時間的近さ

東京・成田から飛行機で3~4時間の距離.死ぬほど乗りまくった羽田~新千歳が1.5時間くらいなので,せいぜい東京と札幌を往復するくらいの時間.それだけの時間で海外に行ける.むしろこう書いてみると北海道って遠くね?

韓国を除けば,これ以上短時間で行ける海外というのはそうそうない.その点からもお手軽だし,はじめての海外旅行に丁度よいと思う.頑張れば週末を使った弾丸旅行も可能だが,LCC深夜便利用については後で整理することにしよう.

日本からの金銭的近さ

日本と台湾を結ぶLCCはかなり熱い.日本の航空会社だけでもバニラ,ピーチ,ジェットスターがあり,在外の航空会社ではスクートなんかもある.就航会社が多ければその分価格競争は活発になり,我々は安くチケットを購入できるというわけだ.

今回の往復も,金曜深夜発で月曜早朝着,という弾丸旅行需要で深夜便の割に人気が出るスケジュールだったが往復の支払いは空港使用料と支払手数料を含めて23,000円を切っている.実際のところは成田空港までの往復とかもあるのでもう少し交通費は掛かっているが,それでも下手に国内旅行と大差ない費用だと思う.購入時は特にセールとかではなかったと思うので,セールを待てばもっと安く買えるチャンスもあると思う.

日本語と英語がそこそこ通じる

海外となるとやはり困るのは言葉の問題.そういう意味ではまず観光客が多いところでは日本語が結構通じるのは安心.ホテルや観光スポット,夜市の屋台では日本語が通じた.

そして,日本語の他に日本人が使いうる言葉と言えばやはり英語.英語に関して言えば,台北の一般的な英語力は東京のそれより遥かに高いという認識で間違いないと思う.空港だけでなく,MRTの駅や高鐵,果てはマクドナルドまで,英語でコミュニケーションを取ることができた.高鐵では車掌が台湾語の後に英語の放送も肉声でしていた.もし日本語が通じなくても,最悪カタコトの英語でなんとかコミュニケーションが取れるという保険的な意味で,英語も通じるというのは嬉しい.ただ,一説によると台北以外では英語がほとんど通じないという話もあるので要検証かな,と.その場合日本語が通じないとうんともすんともいかなくなりそうな気がするが.中国語,いっとく?

一応学部1年から2年にかけて中国語やったんだけどなあ.今でも言える中国語は,最初にやった「我是日本人(私は日本人です)」しかない.あんだけ苦労した「あー→あー↑あー↓あー→↓」はなんだったんだ.

物価が安い

特に食べ物,飲み物,公共交通機関の安さには驚かされる.んでもってこの食い物と移動手段というのは旅行の時の主な出費品目なわけで,それが安いというのは嬉しい.それを含めても2日間台北市内をウロウロして,九份にもいって,ちょっとしたお土産を買っても,それでも1万数千円くらいあれば足りる感じであった.観光地価格の故宮博物館が含まれていることを考えれば結構な破格かと.九份に行くバスなんて結構距離があったが(2時間近くバスに揺られた),それでも500円もしない感じだった.日本だと倍はすると思う.

物価が安いのでお手軽に旅行できる,というのもあるし,物価が安い分色々と見て食べて回れるというのが台湾の魅力なのかな,と.台北市内で食べ歩きするだけでもかなり楽しめると思う.

台湾に持っていってよかったもの・持っていったほうがよかったもの

基本は国内旅行と一緒

本編でもちらっと書いたが,海外旅行とは言っても所詮は地球.持ち物は国内旅行と大して変わらない.だいたい着替えとお金さえあればなんとかなる.台北市内にはユニクロもあるので,もっというとお金さえあればなんとかなる.

そんな中で敢えて台湾に持っていってよかったもの,持っていったほうがよかったと思うものを考えてみる.

ウェットティッシュ

夜市で食べ歩いたりするときに特に便利.アルコールタイプなら衛生面でも安心.

便座クリーナー

潔癖症なので怒涛の衛生系アイテム連打が続く.一日中街歩きしていると当然お手洗いは重要な問題になる.場合によっては公衆トイレのお世話になることもあろう.トイレに関して言えば日本の右に出るものはないわけで,基本的に世界のトイレは我々が普段目にするトイレよりも清潔感に欠けると考えて間違いない.よって便座クリーナーがあると何となく安心である.

ちなみにトイレに関して言うと,やはりいちばん綺麗だったのは百貨店のお手洗いだと思う(日本でもそうだが).MRTの駅のトイレも思ったより清潔な感じだったので,少なくとも台北の街中にいる限りはお手洗いの心配をしなくてもいいと思う.

ストッパ

またまたトイレ関連.美味しいものが多いのが台湾.ついつい食べすぎてウッお腹がッ!みたいなこともあり得るので,ストッパ.

自称21世紀最弱の胃腸の持ち主なので当然のようにストッパを買ったのだが持っていくのを忘れてしまい,成田空港のドラッグストアで買ったらやたら高かった.Amazonで調べたところ定価は結構高いらしい.

水に流せるティッシュ

まだまだ続くトイレ関連.公衆トイレで紙がないところがあるので水に流せるティッシュをトイレットペーパーの代わりに.

ただし台湾ではトイレットペーパーを水に流せないところがあるので要注意.「ところがある」というのがポイントで,流せるところもあるのが厄介なのだが,ゴミ箱が置いてあればそこに捨てて,なければ流すというのが基本になると思う.百貨店のような新しく綺麗なトイレは流せるところが多かった.

成田空港で販売している台湾のSIM

さんざんトイレ周りの話をしたくせに一気に方向転換.

今回は桃園空港到着が深夜になるので成田空港でSIMを調達していったが,成田で買うと多少割高にはなるが到着後すぐに台北に行けるようにするために,昼間に到着するときも成田で調達したほうが楽だと思う.成田空港全てのターミナルで販売されている.

日本で使っているSIMを失くさないように買ったケースも非常に便利だった.

使い捨て雨合羽

台湾は雨が多い.台北市内で比較的雨が少ない11月を選んだが,そうすると今度は九份の雨量が多くなるという罠まであって,台湾に行くなら雨を避けることは難しい.

折りたたみ傘も当然必要なのだが,九份のように混雑する観光地ではむしろ使い捨ての雨合羽があったほうが便利だったなあと思っている.

羽織るもの

台湾は緯度が低く,従って気温も高くなりがちである.11月でも外で歩く時は長袖でやや暑いくらい.

一方,その湿度の高さのせいか,屋内では11月でもガンガンエアコンが効いていたので肌寒く感じることがあった.屋内での防寒用に何らか羽織るものは必須だと思う.個人的おすすめはユニクロのポケッタブルパーカ.軽くて小さいので持ち運びも容易なのが良い.

台湾アクセスを考える

アクセスを考えると言っても,モードとしては航空機しかないのでその中で比較する,という形になるが.日本国内の発着地は東京,ということで限定したい.

羽田・松山発着

東京にも都心に近いが国内線メインの羽田,都心から遠く国際線メインの成田があるように,台湾も台北市内にありアクセスが良いが国内線メインの台北松山(Taipei Songshan)空港と,少し遠い桃園市内の桃園(Taoyuan)国際空港がある.

当然,一番便利なのは羽田-松山便になるが,この路線に就航するのはレガシーキャリアのみである.日本のレガシーキャリアではJALとANAが,台湾のレガシーキャリアではチャイナエアラインとエバー航空がこの路線を運航している.航空機の運賃は時期や予約タイミングによって異なるので明確には言えないのだが,調べたところ往復で概ね4万円台後半からの設定が多いようである.

羽田・桃園発着

次に便利なのが東京側が羽田,台湾側が桃園の路線.就航会社はピーチ・アビエーションタイガーエア.つまりこの路線はLCCが就航している

日本側が羽田発着になるのは多くの首都圏住民にとって非常に便利だし,しかもLCCということで(特有の運賃変動幅の大きさはあるが概ね)レガシーよりは安くなる傾向にある.「LCCは成田」という刷り込み,そして関西拠点のピーチ,台湾の会社であるタイガーの認知度が首都圏において低いこともあってか,比較的穴場な選択肢だと思う.

ただ問題があるとすると,LCCなのに羽田に就航できているのは,枠に余裕のある早朝枠を使っているからという理由があり,従って空港アクセスの面でやや不便な時間帯の設定になっていることである.このあたりは後述の台湾弾丸旅行のためのアクセス手段選びで触れたいと思う.

成田・桃園発着

両者国際線向けの空港ということで,ある意味これが東京台北間のメインストリーム.就航会社もレガシーでチャイナエアライン,エバー航空,キャセイパシフィック(香港のフラッグキャリア),JAL,ANA,LCCでタイガーエア,バニラエア,ジェットスター・ジャパン,スクートと多彩な選択肢がある.

LCCが多く就航することも考えれば,予約変更の柔軟性や手荷物の持ち込み,欠航時の対応や機内食などのサービス面にこだわりがあるのではなければ,敢えてレガシーを選ぶ必要はないように思う.


まとめると,安さを追求したいならLCC頻発の成田-桃園便利に行きたいならレガシーで羽田-松山安くかつ便利に行きたいなら羽田-桃園といったところだろうか.

LCCを利用した弾丸旅行については別記事でまとめることにする.

いやーしかし,いい旅だった.

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