衝撃のフルサイズミラーレスα7の正統進化後継機として比較的高い評価を得ているα7IIだが,当然完全無欠というわけではなく,不満点としてよく挙げられるポイントもちらほらある.
一方で,そうした不満は非常に主観的なものも多いし,それまでのカメラ経験がその感覚に影響することは多い.
なので,α6000でカメラ沼に入り,そして勢いでα7IIへと移行したという経験をもつ身として,よく言われる不満点に対する感想をつらつらと述べたいと思う.
α7IIのバッテリー減るの早すぎ問題
今回は多分最も多くの人に触れられているであろうα7IIのバッテリーが減るの早すぎ!という件について考える.
α7IIについて色々調べている中でこの点に関する不満を表明する様々なブログの記事を見ながら,実は私はこう思っていた.
レフから移行した奴がそのノリで電源つけっぱにしてるだけだろ,バカめ.
従って,ミラーレス機α6000から移行する私はその問題は大して気にならないだろうと.何故なら電源をこまめに消す癖がついているから.本気でこう思っていた.
使ってみた結果
α7IIのバッテリー減るの早すぎ.
正直びっくりしたね.マジで減るのが早い.

α7IIデビュー戦となった西新井大師の風鈴祭りだが,1時間程度彷徨きながら撮影し,バッテリー消費量はおよそ20%.
手元にα6000が無いので確認しようが無いが,旅行でぶらつきながら1日使ってもせいぜい50%を切るか切らないか,くらいの消費量だったと思う.
α6000でさえバッテリー減るの早すぎ!とボヤくヘビーユーザーが結構いるわけで,そういう意味では私の使い方は割とライトなほうだと思う.
そんな私でさえα7IIはこの減り方.正直,旅行に持ち出すことを考えるとちょっと不安になる減り方だった.
ほならね,交換用バッテリー買えって話でしょ.
んじゃ,予備のバッテリー買うか,という話になるのだが……
お値段およそ7,000円.
高い!
ちなみにこれはバッテリー単体で,本体無しでバッテリーを充電できるチャージャー付きだと10,000円近くなる.
度重なるカメラの購入で金銭感覚は既にぶっ壊れているが,それでも電池にこのお値段はちょっと……と言わざるをえない.
そこでよく言われるのが,そんな時に役立つのは互換バッテリー!
……なんだけど,何となく不安になってしまったり.
結構たくさん売れていて,レビューも多くて好評もかなり多い.だからある程度信用はできると思うのだが,個人的にはどうしても不安.
万が一,万が一のことがあると十云万の本体がパーになる可能性を考えると,どうしても互換バッテリーに手を出せないのだ.
純正は高いと文句を垂れ,互換は安くて不安だと言い,我ながら面倒くさいやつだ(笑)
とりあえずみんな大好きポータブルバッテリー
というわけで,結論としてはありふれたバッテリー論争の果てということで,とりあえずポータブルバッテリー使う!
手元には3年ほど前に購入し,これまで幾度となく訪れた(スマホのバッテリー的に)窮地を乗り越えてきたAnkerのポータブルバッテリーを使うことにした.
私の持ってるE4の後継機っぽいのはコレ.
Ankerに限らずポータブルバッテリーは種類がありすぎてどれを選べばいいのかわからないので,機会があれば調べてみたいなあ,と.
まとめ
後半はあまりのバッテリー消費の速さを受けての対処法についてだったが,記事の本題としてはα7IIのバッテリーの減り方の実感報告.
1時間ほど使ってみた感じ,噂に聞く以上にバッテリーの減り方は激しいな,というのが実感.
ただ,西新井大師での1時間は旅行のときとは違って写真に撮ることに完全に集中した1時間だった.
旅行のときは移動時間も結構あるわけで,今回のような激しい減り方はしないかもしれない.
その辺は実際に旅に出てみないとわからないので,今後要検証,といったところ.その時はとりあえずピンチヒッターとしてポータブルバッテリーを持っていけばいいかな,と思っている.
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