昨年9月ぶりの成田空港第3ターミナル.何はともあれまずはチェックイン.
実は今回,セールでチケットを取ったので出来るだけケチろうと思い,座席を指定していない.
チェックインをする時に自動で割り当てられることになる.窓側ならラッキー,通路側ならまずまず,中央はちょっと……
ちなみに,ジェットスターはスマホアプリでチェックインできたはずなのだが,バニラエアのWebチェックインはプリントアウトして持っていかないといけないとか聞いたので現地チェックインをすることにした.とは言っても預け荷物がないので自動チェックイン機に予約番号を入力すればOKである.
やったぜ.F席,つまり3-3配置の右端の窓側の席に割り当てられた.せっかくRX100も買ったので,窓からの景色もバンバン撮れるのはうれしい.
この日,乗員繰りの問題で数十分の遅れが発生していたので少し時間に余裕があったが,LCCは早めの行動が基本.第2ターミナルを少しだけ見学したあと早々に保安検査場を通過.
そういえば正月に千歳でベルトのせいで保安検査にひっかかりまくり,最終的にベルトを外してズボンを抑えながら通過するという事件があったわけだが,この日つけてるベルト,その時と同じやつやんけ.
ドキドキしながら通過したが,なんともなかった.ちなみに帰りの函館空港でも問題なかったので,千歳のゲートが過敏すぎる説が爆誕した.
ゲート前で時間をつぶす.時刻は既に13時をまわりちょっとお腹は減ってきたが,函館には美味しいものがたくさんあるのでここは我慢,我慢,我慢……
結局ゲートを通過し飛行機に乗り込んだのは,定刻より40分は過ぎたであろう13時半頃.それでもまあ,余裕時間のないLCCにしてはこのくらいで済むなら上出来かな,と.何つっても数千円しか払っていないわけだし.
こういうところでパパっと写真を撮れるのでRX100を買ってよかったなあ,と.ちなみにここまでの写真は全部RX100のはず.α6000はカバンにしまい函館まで封印.頑張ればポケットにも突っ込めるRX100の手軽さは本当に優秀.
バニラエアはまず後方座席の客から乗せ,その後に前方座席の客を乗せることでスムーズに搭乗できるようにしている.以前乗ったジェットスターでは,まずは窓側,次に真ん中,最後に通路側という順番に乗せていたので,微妙な違いがある.
個人的には,通路側のくせに意気揚々と先に乗り込むタイプの人間がこの世の中には少なからずいるので,ジェットスター方式のほうが好きかな……
今回も,先に通路側に人がいたらどいてもらうのめんどくさいなあと思いながら乗り込んだのだが,隣2つの座席には誰もおらずラッキー.
前回の反省を生かしてリュックは上の荷物入れに.身長が低いし脚も短いので足元には結構余裕がある.チビでよかった.
更に,なんと隣の席は空席だった!これのおかげで非常に快適な空の旅を楽しむことができた.機内はほぼ満席に近かったので非常にラッキーである.
この間隔で隣に人がくるとちょっと窮屈かな,と思う.特に太めの人が座ると……
ドアが閉まり,ゆっくりと動き出す.羽田が国際化したとは言っても国際線就航は成田のほうが多く,羽田では見られない様々な航空機を見ることができて面白い.
使用滑走路はRWY34R.第3ターミナルから非常に近く,陸上の走行距離は短く済む.
滑走路にはあっという間に着いたのだが,着陸機が2機連続でやってきて,その間滑走路脇でホールド.結構時間がかかった.
そして滑走路に入り……
離陸.離陸の瞬間は結構揺れるのだがブレずに撮影できていて,RX100やるなあなどと変なところで感心してしまった.
離陸後,更に上空を別の飛行機が飛んで行くのが見えた.成田・羽田・茨城と空港の密集するこの空域ならではか.
そんな感じで巡航高度に到達.
機内販売がはじまった.元々函館に着くまで何も食べるつもりはなかったのだが,遅延でさすがに空腹に耐えきれなくなってきたので何か軽く食べることにした.
バニラエアの機内販売では定評のあるクリームパン,350円也.ちょっと高い.
「ご一緒にコーヒーはいかがですか?」と聞かれた.LCCはこういうところで利益を稼いでいる側面もあるのでさすがの営業熱心さ.だが胃腸が弱すぎてコーヒーを飲むとその後確実にウ●コをしたくなるのでやめておいた.
時刻は最早15時だが,10時のおやつを食べてボケっとしていると徐々に高度を下げはじめ,陸地がはっきりと見えだした.地形的におそらく青森県と思われる.
そして北側から陸地が見え始める.北海道よ!私は帰ってきた!……と思ったがこれはまだ下北半島だった.
そしてしばらく海の上を飛んで,陸地が見えてくると今度こそ北海道.写真中央の細長い空き地のように見えるところが函館空港.
函館上空に差し掛かると右に大きく旋回.見えているのはおそらく競輪場かと思う.
右後方には今夜行く函館山が見えて,着陸は間近.
そして着陸.スピードブレーキがかかって身体が引っ張られるように感じる.
そしてあっという間にスポットイン.小規模な地方空港を使うのはおそらく岡山空港以来(十云年前)になるが,この規模だと陸上滑走距離が短くて良い.
飛行機を降りて外へ出ると,5年ぶりの北海道の初夏はとても涼しくて.こんなこともあろうと持ってきていた薄手のパーカーを着て函館市街地へと繰り出した.
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