2016/09/26

Androidアプリ対応とAndroidとの統合(Andromeda)の噂にみるChromebookの買い時

2ヶ月ほど前にChromebookを購入した. それから夏休み中にも関わらず学校に行ったときに使ってきたが,今のところ文句なし.
やはり持ち運ぶPCの使いみちとしては,ブラウザさえ使えればそれでよかったということだ.Windowsは逆にやれることが多すぎて,低スペックマシンではモッサリ感がある.

そしていよいよ,Stableチャンネル(要はβ版でない安定版ということ)のChromebook flipもAndroidアプリ対応がはじまった.
早速アップデートして,Android版OneDriveをインストールしてみた.
問題なく動くのだが,UIがまだChromebook向けとしては熟れていない気はする.
また,若干動きもモッサリ感があり,これならブラウザを立ち上げてWeb版のOneDriveを使えば良いのではないかという気もしなくはない.
このモッサリ感はひょっとするとChromebook flipのメモリが2GBである(国内版のみ.北米版は4GBだったはず)ことに起因するのかもしれないし,まだPlayストアがベータ版ということもあり,今後Chromebook向けに最適化されて行くなかで解消されていくかもしれない.

そんな中で,10月4日のGoogleのイベントで,ChromeOSとAndroidを統合しAndromedaとして発表するのではないか,とAndroid Policeが報じた.
ChromeOSのAndroidアプリ対応が進む中,方向性としては突拍子のないものでもなく,全くもって非現実的というわけではない.
Windowsと同じ過ちを犯すのかという指摘はChromeOSについては当てはまらない.というのも,ChromeOSは本質的にはブラウザだけ動くOSなので,Windowsをスマホやタブレットに統合するのとは若干意味が異なるからだ.

というわけで,Androidアプリ対応が進む中スペックが追いついていない可能性があるということ,更にはChromeOSとAndroid統合の噂がある現在,Chromebook購入は「今は時期が悪い」というやつである.
Chromebookを購入しようとしている人間が日本にどれだけいるかはわからないが,とりあえずは10月4日の発表を注視し,噂が本当か嘘かいずれにせよ,Android(OSそのもの,もしくはアプリのみの)対応の流れにハードが追いつくのを少し待つのが良いのではないかと思う.

2016/09/21

FIFA17体験版 ファースト・インプレッション

結論:
FIFA14ほどではないがクロスが決まりやすく,FIFA15ほどではないがゴリブルが意外とできて,FIFA16以上に敵のAIの動きに難あり.


FIFA17体験版がリリースされたのでしばらく遊んでみた.

まずすぐに気づくのは,FIFA16で非常に有効だったボールロールによるドリブル突破がかなり難しくなっている点.
L2+R2のスキルドリブルによる緩急突破も難しくなった.その結果,FIFA15で有効だったボディフェイントによる突破が相対的に有効になっている感がある.

今回はオフェンスAIの改善がウリということで,味方のAIが全然いいところに抜け出さないがために結果として個人技ドリブルゲーになっていたFIFA15/16と比べ,今作は味方のAIがいいところに走りこんでくれる.
結果,今作ではドリブルで抜いていくというよりかはパスサッカーが主体になるのかなあ,と思う.パスの一選択肢として,クロスも有効になっていると思う.特にFIFA15はFIFA14からの揺り戻しで全然ヘディングが決まらなかった…

ちょっとドリブル弱体化させすぎじゃないのか,とは思うが,オフェンス面は結構いい感じだと思った.
その反面,かなり悪化したのが敵AI攻撃時の動き.
ひとつ目の動画を見てもらえばわかると思うが,中央で凄まじいボールキープをしてくる.
これをサイドでやるならまだわかるのだが,サイドやリード時の終盤の時間稼ぎの如きボールキープを中央でし続けてくる動きは正直やめてほしい.
リアルでもなんでもないし,敵がポゼッションし続けるゲームはサッカーゲームとして死んでいるというのはFIFA16の感想でも述べた.

例年の傾向からすると,どうせ製品版では違ったバランスになっていると思うが,とりあえず体験版の最初の感想はこんな感じ.
正直16と比べると,敵AIの攻撃の動きが残念すぎてややクソゲーに寄っていると思うが,Jリーグも収録されることだしやはり買うことになると思う.

2016/09/17

サンライズ瀬戸で行く瀬戸内+福岡の旅【2日目】

夏のカルスト

朝の新山口駅前.
若干寝坊して朝からバタバタしたが,なんとか予定通りチェックアウトして駅へやってきた.

今日はまず,ここ新山口からバスで秋芳洞・秋吉台のカルスト地形を見に行く.
バスでは案の定Suicaが使えないらしいので,自販機で小銭を崩しておく.

防長バス 新山口駅(北口)→秋芳洞

秋芳洞まではバスでおよそ40分.
観光客らしき女性と,地元民らしき高齢者と私,3人だけをのせたバスは新山口を発車し一路秋芳洞へ.
住宅街を抜けると一気に山間の景色が広がり始める.800Mhz帯を掴まない私のスマホはちょくちょく圏外になった.

バスに揺られ40分,秋芳洞へ到着.
バスのりばから少し歩いて秋芳洞の入り口に辿り着く.朝早いこともあり,まだ観光客はそれほどいない.
やはり観光地は朝一に見て回るに限る.

入場料を支払い中に進む.鍾乳洞に入る前からまわりを一気に冷気が包む.
カーディガンをひっかけて更に進むと,鍾乳洞の入口が見えてきた.

鍾乳洞の中は,RPG中盤の洞窟ステージのような光景が広がっていた.
ここ,本当に日本か…?と思いたくなる景色が奥に続いている.

こんな感じの洞窟をずっと歩いてきた.
更に黒谷支洞のほうに向かおうと思ったが,修学旅行っぽい学生の軍団が黒谷のほうからやってきたので,支洞は後回しにして地上の秋吉台へと向かう.

秋芳洞で一番怖かったのがここ.
自然が創りだした神秘の鍾乳洞に唐突に現れる人工物.そのズレに何となく寒気を感じる.
このエレベーターで地上へ向かうことができる.

少し歩いて秋吉台へ.
秋吉台はこの辺り一帯のカルスト台地を指し,その地下の鍾乳洞を特に秋芳洞と呼ぶ.
石灰岩と雨水が創りだした自然の神秘という点ではどちらも共通している.

カルスト台地特有の凸凹した地形を一望できる.
地学と地理でカルスト地形について学んでから,いつか一度来てみたいと思っていた夢がかなった.

再び秋芳洞に戻り,黒谷支洞へ向かう.支洞に入ってきたところで埼玉からきたという旅行者に話しかけられた.
この手の話し相手は,人口比からいってだいたい首都圏在住で案外近くに住んでいたりするから話が盛り上がる.

洞窟内は修学旅行とみられる子供が小学生から高校生まで幅広い年齢層でみられた.この地域に修学旅行にやってくるのはどの辺りの学校なのだろうか.
ここに修学旅行でやってこれる子たちは幸せだと思う.少なくとも京都の二条城よりは見応えあるわ…

“フク”が食べたくて

防長バス 秋芳洞→新山口駅(北口)

さて,バスで再び新山口駅に戻ってきた.
これから青春18きっぷ最後の1日分を使って九州は博多まで向かうわけだが,その前にどうしても食べたい駅弁がある.

ふく寿司.
この地の名物であるふぐを,ふくと呼ぶらしい.せっかく山口に来たのでぜひ食べてみたい.
んでもって,18きっぷの旅行といえばやはり駅弁であるからして,ふぐを使った駅弁ということでふく寿司を食べたいと思っていた.

前日は在来線口になかった!という話をしていたが,実は目星をつけていて,新幹線乗換改札から見えた新幹線改札内の売店にありそうな気配がした.
青春18きっぷでは入れないので,新幹線口からわざわざ入場券を買って入ってみる.
さあ,ついにふく寿司を手に入れる時が来たぞ…

なかった.
駅弁コーナーらしきスペースはあり,ふく寿司のポップも貼ってあるのだが肝心の商品が見当たらない.
さては売り切れたな…

しかし困った.売り切れてるとなるともうどうにもならん…
とりあえず新幹線改札から出て,案内所で「あの売店以外に駅弁売ってるところある?」と尋ねると,「そこのおみやげ街道というところにある」と教えてくれた.
なんだ,入場券買う必要なかったじゃん.サンキュー案内所.いざゆかんおみやげ街道.

なかった.
うせやろ!!と思ったがここも同じ状況で,ポップはあるが商品がない.
しかたないので店員に聞いてみると,「朝入った分は売り切れ.12時半から13時の間くらいに2便の入荷がある」と教えてくれた. 時刻は12時20分過ぎ.少し待てばふく寿司を購入できる.しかし,予定では44分発の列車に乗らなければいけない.

さてどうしたもんか…
10秒悩んで,ふく寿司入荷を待って,乗れたら44分の電車に乗り,乗れなければ次の列車に乗ると決断.
待つこと十数分.きた.でっかいケースを運んだおじさんがやってきて,店員のおねーさんに渡している.間違いない.
おねーさんがケースから陳列スペースに並べ始めたので近づいてみると,あった,ふく寿司だ.
このおねーさんがさっき「もうすぐ入荷する」と教えてくれた人で,近づいた私に気づいたらしくケースの底からふく寿司をわざわざ先に出してくれた.
ほんとお世話になりました…

時刻は早12時40分を少し回ったところ.Suicaを使って音速で支払いを済ませ,待ちに待ったふく寿司をぶら下げて在来線改札へと急ぐ.
青春18きっぷに最後の日付印を押してもらい入場.ホームへ向かうと12時44分の列車は出発間近.

乗ろうと思えば乗れたのだが,少し覗いてみるとクロスシートがだいたい埋まっていたので敢えて見逃して次の列車に乗ることにした.
どうせ次の列車でも帰りの飛行機には間に合うので全く問題ないし,できればゆっくり駅弁を食べたい.

次の列車は13時23分.まだ30分以上時間があるので,コンコース内のベンチに陣取り,いよいよふく寿司を食すことにする.

デデン.
この白いのが多分ふぐ.多分,というのは今までふぐを食べたことがないから.
しばしの間人生初ふぐ食を楽しんだ.

ふく寿司を平らげホームに降りると,長い長い貨物列車が走り去っていった.
この地を西に進むということは,九州への貨物列車だろう.

山陽線 普通3329M 新山口→下関

“夏のかけら”とともに.
ここから青春18きっぷ最終日の移動が始まる.秋吉台,ふく寿司と山口県を楽しんで時刻は既に13時をまわり,1日中使える青春18きっぷの使い方としてはややもったいないが,まあしかたがない.

列車は本州最西端の地をただひた走る.
下関の手前の幡生駅で,京都から日本海側を走ってきた山陰線と合流.
“陽”と“陰”の合流に,ますます本州の最果てにやってきたのだという実感が湧いてくる.

未踏の地

山陽線・鹿児島線 普通5179M 下関→小倉

下関で少し乗り継ぎ待ち.この乗り継ぎ待ちも含めて,ふく寿司を手に入れるために予定より1時間遅れて最終目的地博多に着くことになる.
やや時間は窮屈だが,青春18きっぷの旅など基本的に時間的に窮屈でないことがないくらいなので,まあいつもどおりと言える.

列車は下関を出て少し走るとトンネルの中へ.
関門トンネル.本州・下関と九州・門司を結ぶおよそ4kmのトンネルを抜けるとそこは九州の地.
正直青函トンネルを抜けた時のような感動はない.え,もう九州?みたいな.
この短さのため,同じく関門海峡をくぐる国道のトンネルは歩いて通ることができるらしい.

列車はあっけなく終点・小倉へ.
てっきり向かい側のホームの列車に乗り換えるのかと思ったが,階段を降りて別のホームからの列車になるらしい.
確認せず向かい側の列車に乗ったらどこへ行っていたのか…間違えたら間違えたで楽しい気もするが,十中八九飛行機には間に合わなくなっていただろう.
正しいホームへやってくると向かい側のホームにはメタリックな青い車両が.
やはりJR九州の車両は他社にない格好いい車両が多い.

鹿児島本線 快速4255M 小倉→博多

九州の地からはじめて乗る列車はこちら.
外装こそ首都圏の列車のそれと大差ないが,内装は若干おしゃれ感漂う.
車内の広告も全て?が恐らく自社の「九州の旅」.ゲスの極み出版物こと週刊誌の広告がひしめく首都圏とはかなり異なる.

関門越えの列車に乗っていた時から気になっていたのだが,JR九州の車掌は放送開始時に一々「ありがとうございます.」から入っているようだ.
下関から乗った時は聞き間違えかと思ったが,小倉からのこの列車でも同じようにアナウンスしていたし,帰宅後Youtubeで動画を探したがやはり「ありがとうございます.」から放送が始まる.
となると人によるというよりも,マニュアルでそう決まっているのではないかと思う.
九州の人にとっては当たり前かもしれないけれど,(関西は覚えてないが少なくとも)東日本はJRにかぎらず多くの私鉄も含めて,「まもなく~~です」といきなり言うと思う.
九州スタイルのほうが丁寧だと思うのだが,いかんせん慣れないので何となく背筋が痒くなる.

小倉から博多まではおよそ1時間.もっとも新幹線を使えばあっと言う間なのだろうが…
関東民からすると小倉も博多も(市名でいうと北九州市と福岡市)九州北部の二大都市という印象だが,思ったより離れているなあと感じた.てっきり東京と横浜くらいの距離感かと… 車窓は工業地帯が続き,東京臨海部と似たようなものかと思うと住宅地があったり,一転して山間に入って行ったりと景色がめまぐるしく変わっていく.
岡山・広島あたりと同じようにこの辺りの都市構造が気になりスマホでWikipediaを召喚.
福岡と北九州でひとつの大都市圏を形成しているらしい.
こうして列車で移動すると1時間くらいということは横浜と大宮くらいの距離になるわけで,時間的にはそこまで遠いわけでもないのだが,関東大都市圏のように都市部がずっと続いているわけではなく,間にこうして小高い山があったりするので何となく地理的に分断されているような気がしてくる.

そろそろ夕日が眩しい時間帯になって,線路が蛇行しているからか,左側から夕日が差したかと思ったら右側から差したりと,光線の変化が忙しない.
ブラインドを降ろして隙間から車窓を眺めていると,列車は間もなく博多に到着した.

青春18きっぷを見せて博多駅を出場.
ふく寿司購入とそれに伴う下関での待ち時間増加で,予定より1時間遅い博多到着.
飛行機の時間には若干余裕があるが,かと言ってあちこち見て回るほどの時間もないし,下調べもしていないのでどこに見どころがあるのかもよくわかっていない.

とりあえず地下鉄に乗って大濠公園へ向かうことにする.
特に目的もないが,以前どこかで写真を見てなかなか綺麗なところだと思った記憶が残っていて,時間があれば寄ろうと思っていた.

んでんでんで,大濠公園.博多から地下鉄で数駅,駅を出て少し歩いたところでアクセスは良い.
何の変哲もないが登録記念物になっているらしく,帰宅後調べたところによれば福岡城の外堀の一部にあたるらしい.東京で言うと外濠公園みたいな感じだが,こちらのほうが明らかに規模が大きい.

一息ついて時間を見ると,結構時間に余裕がなくなってきた.
飛行機は電車と違いジャスト・イン・タイムで乗り込めるわけではないし,万が一途中人身事故に巻き込まれでもして空港に辿りつけないとでもなったら泣くに泣けない.
今回はLCCなので,そのような事情でも振替はできないからだ.

再び駅に戻り地下鉄へ乗車.博多をすぎて数駅進むと終点福岡空港.
福岡市中心部からのアクセスはすこぶる良いらしい.

改札を出て(ちなみにここはSuicaが使える),乗車便のターミナルを確認し駅を出ると空港ターミナル直結のバスのりば横に出てくる.
LCCということもあってか端の方のターミナルのようで少し歩かされたが,空港自体が首都圏の端に位置する成田空港と比べればかなり恵まれたアクセス環境だと思う.
欲を言えば,羽田のようにターミナルの建物の地下に直接駅があれば…とは思うが,それは贅沢というものだろう.

ジェットスター GK512便 福岡空港→成田空港

下関あたりでスマホを使いチェックインを済ませていたので,さっさと保安検査場へ.
帰省の時はタブレットにBluetoothキーボード,スマホにガラケーにポータブルバッテリーにといろいろ持ち込んだのでここでそれらを別のバスケットに移すのに手間取ったが,今回はカメラとスマホとガラケーとポータブルバッテリーくらいなのでそんなに手間取らなかった.
…書いてて思ったけど思ったより持ち込んでるな.

搭乗するGK512便は使用機材到着遅れで20分の延発予定.
LCCならこれくらいの遅れは当たり前だし,むしろ20分遅れで済んでラッキーとも言える.
ちょうど本州南岸を台風が通過し,仙台便あたりは欠航になっていることを考えればもう超ラッキーだ.

上の画像を見ればわかるが,20分遅れたせいで搭乗口BをJALの宮崎便と我らがジェッスター成田便が同じ時間に使う予定になってしまっている.
九州内で飛行機使うやつなんているのか,と思ったが,九州の鉄道網は海にそってぐるり一周がメインルートなので,福岡からちょうど対角線の位置にある宮崎は鉄道だと割りと時間がかかるらしい.
案の定,我らがジェッスター成田便が搭乗口をBからAに変更することになった.JAL様にはかなわないんだねー…

このターミナルは成田の第3ターミナルのようにLCC専用というわけではなく,JALも使えばANAも使い,ジェットスターのようなLCCも使っているらしい.
そういう事情もあってか,搭乗口から少し歩かされはしたものの,かつてエア・ドゥがそうだったようにリムジンバスで移動したりするようなことはなかった.
搭乗口を通って少し通路を歩き外に出て少し歩く.これが嫌な人はLCCを選べないのだろうが,個人的には飛行機のすぐ近くを歩くことができて楽しい.

というわけで,初・LCC搭乗.
いつぞやの帰省の帰り(往路は北斗星だった)はなぜかLCCを使わずANAを使ったがあの時のANAはやたらと安かった…何でなのか今となっては分からないが.

LCCは座席が狭いと聞いていて,どんなもんかと乗ってみたがまあ確かに狭い.
身長が170cmないチビな私でも足元はやや窮屈.荷物は出来る限り上の棚に入れて足元は広く使えるようにしたほうがいいかもしれない.
横幅はそんなに気にならないが,通路側を選んだのと,隣がスリムなおにーさんだったからだろう.ふくよかな奴が隣だったらどうなるかはわからない.

搭乗してからもやや時間がかかったが,夕暮れの福岡空港を滑走し離陸.
窓からは福岡の明かりが見える.思えば日没後に飛行機にのるのははじめてかもしれない.今まで乗ったのはいつも昼間だったと思う.

さて,機内ではすることがないので成田到着後のことを考える.
一応青春18きっぷを使えばJRで横浜まで帰れるのだが,成田エクスプレスでさえ遅いと感じるのに,成田からちんたら鈍行で戻るのもあまり気が進まないし,時間的に本数も結構減っていると思う.
よって,話題の格安バスで東京駅まで行き,そこから再び18きっぷで横浜まで向かうことに決めた.

成田空港から東京駅の格安バスといえば「THEアクセス成田」だと思っていたのだが,「東京シャトル」というのもあるらしい.
どこで知ったかというと,ジェットスター機内でパンフレットがあったから.通常時1000円のところ,機内で前もって購入すると900円になるらしい.これはいい,ということで購入.

機内では当然スマホも使えないわけで,しまった文庫本のひとつでも持ってくればよかったと思ったが手遅れ.
やることもないのでボケーっとしながらこの夏の旅行を振り返っていた.
長野の旅といい今回の瀬戸内・九州の旅といい,今年はなかなか充実した夏だった…

東京シャトル 成田空港→東京駅八重洲口

GK512便は何事もなく着陸.今更だが512って…2^9だなあ…
と意味もなく2のべき乗に喜びを感じ,ついに関東に戻ってきてしまった.

気圧の変化に対応できなかった耳を気にしつつ,バス乗車券売り場で,機内で買った引換券とチケットを引き換え.
そのまま第3ターミナルすぐ外のバスのりばへ.

ここ第3ターミナルには昨年来たことがある
関東に遊びに来た母と妹が帰る時LCCを使うということで見送りにここまできた.
そのときはスカイライナーに乗ろうと日暮里駅に入ったところで北総線の人身事故発生,スカイライナー運休ということで京成本線の特急を案内されるも混雑しそうで敬遠,大急ぎで東京駅に戻り成田エクスプレスに乗ったというなかなかスリリングな思い出.
結局思ったより時間がなくなり,空港第2ビル駅で降りて第3ターミナルまでヒイヒイいいながら早歩きしたのだが,なんということはない,バスで来れば第3ターミナルの目の前で降りることができるようだ.
いいこと知ったなあ… 今後帰省でLCC使うことがあればバスを使うことにしよう.

バスはすっかり日も暮れた千葉県を快走.およそ1時間で東京駅八重洲口に到着.
地下街に入り八重洲口から18きっぷで入場し,東海道線ホームへ向かうと,ちょうどサンライズ瀬戸・出雲が出発していったところだった.
ちょうど2日前まさにここにいたのだなあ,と,2日前と変わらず発車を待つ東北新幹線を見上げながら,そう思った.

瀬戸内・九州の旅 完.

2016/09/16

サンライズ瀬戸で行く瀬戸内+福岡の旅【1日目】

備前の庭

青春18きっぷの旅が幕を開ける!と言いつつ,その前にここ岡山で少し観光していく.目的地は後楽園.
本来であれば,今春の兼六園訪問と合わせて,偕楽園と後楽園にこの夏訪れて日本三名園を制覇するつもりでいたのだが,群馬旅行で帰りに水戸によって偕楽園を行く予定を当日になって変更したため,このタイミングでの三名園制覇とはならなかった.
金沢・兼六園,岡山・後楽園とは違い,水戸なら気張らずいけるのでそのうち偕楽園にも行きたいと思う.

岡山駅前から岡電バスに乗って後楽園へ.名前から察するに路面電車を運営している会社のバス部門だと思う.
ICOCAは使えるがSuicaは使えないらしいので,久しぶりに現金でバスに乗る.
しかし,どこもかしこも独自の交通系ICカードを作ったせいで,共通利用の範囲は拡大したとは言え,細かいところでSuicaが使えないポイントが散見されるのが困る.
普段は支払いのほぼすべてをSuicaに依存していて現金を持ち歩いていないので,財布から小銭を取り出すのが億劫になる.

後楽園に到着.向こうには岡山城も見える.
城も行こうと思ったが,時間もあまり余裕はないし現存天守ではないらしいので今回はスルー…というか,多分行くことはない気がする.

兼六園は色々なものが割りとギッシリ配置されている感があったが,後楽園は全体的に広々とした感じがあっていい.
そして何より人が少ない!9月平日の朝ということもあり,散歩に来ているらしい近所の人らしき姿があったが,観光客は全然居ない.

後楽園をぐるーっと回って駅に戻ることにする.
後楽園から出る時,ちょうどツアー客らしい外国人集団が入ってくるところだった.兼六園もそうだったが,集団客が来ると騒がしくなって趣がなくなるので,朝一に来て正解だった.
再びバスに乗って岡山駅へ.

山陽線 普通413M 岡山→尾道

噂の真っ黄色の電車で尾道へ移動.
それこそ12年前岡山に来た時,確か金刀比羅宮のマークを掲げた「こんぴら号」とかいう列車も走っていて,あれも黄色が主体だったと思うが,それとはまた別ということらしい.
あの頃はその「こんぴら号」は確か1編成しかなくて,見かけたらラッキーという感じだったと思うが,今ではこの一帯どこもかしこも真っ黄色の列車が走り回っているようだ.

向かい側のホームに伯備線の列車が到着する時,『いい日旅立ち』が接近メロディとして流れていた.
四国方面のホームの接近メロディは『瀬戸の花嫁』らしく,列車の色には無頓着(とりあえず黄色一色にしたろ!って普通しないでしょ…)なJR西日本だが,音楽は色々凝っていて好きだ.
そういえば北陸新幹線のJR西日本所属車の車内メロディ『北陸ロマン』も良かったよなあ.

瀬戸内の十字路

山陽線を西進.車窓はひたすらに住宅街が続いているが,果たしてここに住んでいる人たちはどこで働いているのだろうか.
岡山を出てすぐの辺りは岡山に行っているんじゃなかろうかと思うが,倉敷を出て広島との県境に近づいても結構住宅街がある.
気になったのでぐぐってみると,県境の辺りもそれ単体で「備後都市圏」が成立しているらしく,岡山や高松と一体となって東瀬戸経済圏を構成しているらしい.
とすれば県境を越えた福山や尾道のあたりは,広島県に属しつつも経済的にはむしろ岡山に近い土地なのかもしれない.さすが大都会.

よく「一人旅で電車乗ってる間って何してるの?」といろんな人に聞かれるが,ただ車窓を見ているだけでなくスマホをいじり倒している事が多い.
ただその内容は当然自宅にいる時とは異なり,車窓を眺めていて気になったことを調べている.今回も倉敷から先で上述の内容について調べていた.
この旅行時の遊び方もなにげにかなり楽しく,知らない土地に行ってはじめて気づいた何かについての知識を得る,というのが面白い.
ひとりならひとりなりにやることがある,ということです.

そんなことを考えていると列車は尾道へ到着.
元々岡山・後楽園から呉線を経由し山口まで行くというのが1日目の予定で,ここ尾道は後付けで無理矢理予定を詰め込んだのであまり時間がない.
面白そうな場所は何箇所もあるが,今回は千光寺だけ見に行くことにする.
どうやらロープウェーの駅近くまでバスがあるらしいのだが,バスのHPが見づらすぎてどのバスに乗ればいいかイマイチよくわからなかった.
まあ案内所とかあるだろう,くらいに考えてここまでやってきた.駅を出て右手にいい具合にバスの案内所らしきものを発見,さすが観光地.
近づくと「おのみちフリーパス」とかいういかにもお得らしいキップのチラシが貼ってあったのでそれを買うことにした.
そこで「千光寺ロープウェーに行くなら,1番乗り場から市役所経由以外のバスに乗ってください」と教えてもらった.目論見通りだぜ.
まあ問題はどれがその乗ってはいけない例のあのバス(市役所経由)なのかが分からないということなんだが…

結局,案内所で前に居た2組も千光寺に行くらしい会話をしていたので,金魚の糞の如くついていくことにする.
1番乗り場で待っていると,彼と彼女らはやってきたバスに乗り込んだので続いて乗り込む.というか,側面の幕にロープウェー最寄りのバス停が書かれていたのでこれで間違いない.

目的地のバス停は歩くには少し遠く,かつバスに乗るにしてはやや近いといういやらしい距離にあった.
無事にロープウェー乗り場にたどり着き,さっき買ったフリーパスとロープウェーのチケットを引き換える.
ロープウェーは通常時15分間隔で運行しているらしく,10分ほど待たされた.エアコンもついていないので暑い…暑いぞ…

頂上に着いて展望台に登ると,暑さも吹き飛ぶ景色があった.
晴れたら瀬戸内の島々が綺麗に見えるのだと思うが,曇りの日もそれはそれで,薄っすらと見える島が幻想的で良い.

来てはじめて知ったんだが,ここはどうやら恋人の聖地らしい.
…が,どうやら最近の世の中はどうも恋人を見かけることが(数年前と比べると)減ったような気がする.ここ尾道も恋人の聖地のくせにどちらかと言うと女性2人組のほうが目立つ.
まあ今は“そういうこと”も表に出てくる世の中なので一概には恋人が減ってるとは言えないわけだが…

文学のこみちを抜けるとそこは千光寺.尾道水道としまなみ海道を見渡せる.
はるか遠くから踏切の音が風にのって聴こえ,しばらくすると貨物列車がやってきた.
岡山から尾道への移動中もそうだし,長野に行った時もそうだったが,貨物列車をたくさん見かける.
東京近郊では首都圏の過密ダイヤを避けるべく深夜の主となる貨物列車は,逆に地方の昼の主役になっていると実感する.
先日の豪雨で北海道の鉄道路線が被害を受けたが,あれも結局人の移動というよりは農作物の貨物輸送に打撃を与えている.

麓の駅からロープウェーが登ってきた.
名残惜しいが,そろそろ戻らないと今日中に新山口までたどり着けなくなるので,折り返しに乗るべくロープウェー乗り場へ急ぐ.

ロープウェーを降りてバスのりばへ向かうとちょうど尾道駅へ向かうバスが出発していった.
相変わらずの間の悪さを発揮してしまったが,こうなると歩いたほうが早く駅に着きそうなので歩くことにする.
せっかくフリーパス使えたのになあ…

山陽線 普通1719M 尾道→糸崎

やってきた列車はお隣糸崎止まりの普通列車.
まさか広島に来てまで「蒲田止まり」的嫌がらせを受けることになるとは…

車窓左手には瀬戸内らしい景色が続く.

山陽線 普通349M 糸崎→三原

終点糸崎で下車し,向かい側のホームの接続列車へ.
この列車に乗って更にひとつ隣の三原駅へ向かう.

ロングシートのマリンビュー

山陽線を更に西に進んだ新山口へ向かうのにここ三原で降りたのは,呉線に乗るため.1番線には呉線の起点であることを示す0キロポストがある.
お腹も空いたので駅弁『たこめし』を買い込んで呉線の到着を待つ.

呉線 普通123M 三原→広

やってきたのは真っ黄色の105系.車内に入ってビックリ,この車両ロングシートじゃん…
瀬戸内海の景色が楽しめる呉線でロングシート…だと…とがっくりしつつ乗車.

車窓はこんな感じで綺麗なのだが,いかんせんロングシートだと車窓を楽しみにくく,よくわからないうちに終点の広に到着.

呉線 快速安芸路ライナー5625M 広→広島

広から快速安芸路ライナーで広島へ.JR西日本はこの安芸路ライナーといい,紀州路快速だのみやこ路快速だの大和路快速だの,~~路という名称がよっぽど好きらしい.
この車両はクロスシートなので車窓を楽しめる.…のだが,睡眠不足と尾道での暑さによる疲れか,肝心なところで景色を見ることなく爆睡.
目が覚めたらそこは広島だった.どうせならロングシートで寝とけばよかった…

暮れなずむ霧の瀬戸内海

山陽線 普通355M 広島→岩国

人生二度目の広島.前回訪問は高校の修学旅行なので,5年ほど前になる.
…もう5年も経つってマジか!!!

列車は広島を出てひたすら西へ.
列車は帰宅時間帯の学生で混雑し,座ることはできなかった.4人組の男子高校生がいて,そのうち1人がやたらとイジられていたが,多分彼は割と本気で嫌がってたからやめてあげてね…

途中,宮島への連絡口,宮島口駅に停車.
高校の修学旅行で宮島へ行った時は,確か新神戸から広島まで新幹線に乗り,その先はバスだったと思う.
その時は感じなかったが,宮島は割りと広島市街からは遠いようだ.実際地図を見てみると,山口県との県境にかなり近い.
人生において,ここ宮島より西側へは行ったことがないので,これより先この旅行でひたすら「人生の最西端」を更新し続けることになる.
ちなみに最北端は旭川市の近く,最東端は北見市だと思うが,よく考えたら今までの人生で行った最も南の地点ってどこなんだろうか.
行動範囲からすれば太平洋ベルトに沿ったどこかだと思うのだが,いまいちはっきりしない.

山陽線 普通3351M 岩国→新山口

岩国で下関行きの列車に乗り換え.
ここ岩国駅は,かつて長大編成が行き交った時代の名残の長いホームをもつ.地方の幹線にありがちな遺構だ.
昼行特急は新幹線に取って代わられ,夜行列車も廃止された今,この長いホームを目いっぱいに使う列車は既に存在しない.
あと10年か20年はやく生まれていたら,賑わっていた頃の岩国を目にすることができたのかもしれないし,夜行列車で日本中を旅することができたのかもしれない.
だが,こう見えて割りと人生を楽しんでいるので,今という時間的地点に今の状況で存在するのとどちらが楽しいのかはよくわからない.

列車は夕暮れの山陽線を進む.
列車が進むごとに霧?が濃くなっていく.

いくつかの大きな駅で結構な数の乗客が乗り込んでくる.てっきり車社会だと思っていただけにこれは意外.
岡山近辺もそうだったが,山陽側は普通列車もそれなりの間隔で行き交い,利用している人もそれなりにいる.都市間輸送は新幹線にシフトしたが,ローカル輸送の需要もそれなりにあったということらしい.

日もすっかり暮れた新山口に到着.
晩飯にしようと駅弁を探すが,在来線口側では見当たらない.新幹線口側に行けばあるかもしれないと思ったが,いかんせん疲れたので駅弁は明日の楽しみにすることにして駅を出る.

長野旅行に比べたら大して動いていないはずが,今日は疲れた…

2016/09/15

サンライズ瀬戸で行く瀬戸内+福岡の旅【0日目】

【2016/09/06-08】

The Last Sleeper Limited Express

旅は再び夜,22時前の東京駅からはじまる.
今日乗るサンライズ瀬戸は横浜も通るのだが,どうせなら始発駅から乗ろうと思い立ち東京までやってきた.
グランスタ(エキナカ地下街)で翌朝の朝食にカツサンドを買い込み,ついでに東京駅に来るたびに飲む「飲む酢」に惹かれつつ,これから寝るのに口の中酸っぱくしてもしょうがないと我慢.
売店でビールでも買おうかと思ったが,終着駅まで乗るわけではないので寝過ごしが怖くてこれもまたスルー.

東海道線・山陽線 寝台特急サンライズ瀬戸・出雲 東京→岡山

北斗星亡き今,唯一残った定期寝台列車.それがこの「サンライズ瀬戸・出雲」.
機関車が客車を引っ張る伝統的「ブルートレイン」のスタイルを逸脱しつつも,むしろその逸脱のおかげで生き残っている列車と言うことができる.
九州夜行も北海道夜行も全廃となり,唯一残るのが四国・高松と山陰・出雲を結ぶ寝台特急になるとは誰が予想したか.
と言いつつ,実は対高松・対出雲輸送が主な需要ではないような気もしているが,それは別の機会に譲りたい.

車内整備の終了を待つ.
よく昼間に品川の北側にある留置線に止められているのを見かけていたが,ついに実際に乗る日がやってきた!

向かい側の新幹線ホームを見上げると,北海道新幹線H5系が停車中.
JR東日本所有のE5との違いは側面帯の色.E5はピンク,H5がラベンダー色になっている.
何気に見かけるのははじめてだったりする.いつか乗る機会…もないだろうなあ.遠いし,北海道.

本日の宿.
寝台に比べれば貧相だが,ML信州地獄の座席半徹夜と比べれば天国だ.なんて言ったって横になれる.カーペットだからちと硬いが.
通路にはカーテンがあるが,左右との間にはなぜかカーテンがない.カーテンレールらしき隙間があるが,なぜここにカーテンがないのかちょっとよくわからない.
建前上は寝台ではなく「ノビノビ座席」,つまり足を伸ばせる座席ということになっているのが関係しているのかもしれない.

というわけで「座席」扱いのノビノビ座席には布団はない.
枕カバーらしき布と,シーツなのか掛け布団なのかよくわからない布の2枚が置いてある.
後者の布は,タオルケットにしては薄く,そしてシーツにしては短いという,どこかの諺をわざと体現したが如き謎の存在. この布の扱いだが,結論から先に言うと「シーツとしてではなくタオルケットとして使ったほうが楽.」
というのも,薄い布切れ1枚敷いてもカーペットの硬さはほとんど軽減されない.であれば,これをひっかぶって寝たほうがエアコンの寒さもシャットアウトできて良い.
実際,カーテンもないので見渡せる横の乗客を見ると,シーツとして使用派とタオルケットとして使用派は半分半分くらいだったと思う.

左隣の乗客は,更にその隣の乗客と2人で旅行に行くっぽい大学生くらいの女性.四国のガイドブックを見て翌日の計画を練っていた.
右隣の乗客はサラリーマン風のおじさん.車掌との話を聞くに,岡山で下車し新幹線に乗り継ぐ模様.
このタイプの乗客が前述の「対高松・対出雲輸送が主需要ではない気がする」と言った根拠なのだが,やはりこれは別の機会にまた記事を書くことにする.多分,別に1記事できるだけのネタになると思う.

列車は東京駅を発車.わざわざ東京まで出てきたのは,東京から乗れば睡眠時間を少し稼げるという理由から.なので,さっさと寝ることにする.
個室なら荷物を置いてミニラウンジで景色を眺めるといったこともできるが,ノビノビ座席は鍵がないので荷物を置きっぱなしにしておくのが不安.
まあ,男子大学生のパンツ盗む奴なんて居ないと思うが…

…が,北斗星に乗った時と同様,寝台列車に乗っているという状況に興奮し目が冴えてしまった.
横浜到着前までに寝付けるとは当然思っていなかったが,熱海到着時もまだ起きていた.
熱海発車後少し眠りに落ちて,静岡停車時に覚醒.静岡発車後に再び寝て,米原運転停車(恐らく乗務員の交代のための停車で,ドアは開かない.)時に再び目覚め,出発後また寝た.

細切れな睡眠を繰り返しつつ目覚めたのは兵庫県明石市付近.せっかくなら夜明け前の京阪神を見ようと思っていたのだが,肝心なところで寝こけていたらしい.
ここでまた寝ると寝過ごしそうだったので,モソモソと起きだし,東京駅で買ったカツサンドを食べる.
備え付けの使い捨てっぽいコップを持ち洗面所へ行き,持ってきた歯ブラシで歯を磨く.
歯を磨いている間に姫路駅を発車し,次の停車駅は岡山.席に戻ると右隣のサラリーマンもぼちぼち降りる準備をしている.

そして列車は岡山に到着.実に12年振りに降り立つことになる.
早朝の岡山から残り2日分となった青春18きっぷの旅がはじまる.

2016/09/14

サンライズ瀬戸で行く瀬戸内+福岡の旅【プロローグ】

私の夏はまだ終わらない.

いきさつ

元々,青春18きっぷを使った旅行は宿泊を伴うものが松本・長野旅行,残りは日帰りで関東地方各地を回ろうと思っていた.
そして実は青春18きっぷ関係なくもう一つの旅行を考えていた.
それが弘前・北海道旅行である.

この旅行は,元々『ふらいんぐうぃっち』聖地の弘前に行ってみたいと思っていたこと,そして東北まで北上するならついでに帰省(実家は北海道)しようかと思ったことから計画,というか構想段階にあった.
そこで583系で行く青森の旅なる団体臨時列車の存在を知る.
超絶レアと化した583系に乗って青森まで行ける.これを使わない手はない,そう思って構想は計画へと変わった.

一番都合はいいのは9月下旬のツアー.8月2日に発売開始で,数日前に事前受付が始まるらしい.
ということは,事前受付しておけば抽選とかになるんだな?と私は思い,8/1にびゅうプラザを訪れて「このツアーの事前受付お願いしたいんですが」と言うと,

係員「あー,これもう70人(正確な数字は忘れたが確か70とかだった)くらい事前受付してて,キャンセルも出ないんで無理ですよ」

は?事前受付内で先着とかなのか?

ほならね,事前受付を正式な受付にすれば良いって話でしょ.私はそう言いたいですけどね.
ということで,このツアーを利用案は白紙撤回.
青春18きっぷでロングシート地獄の東北を北上するのも御免被りたいので,弘前旅行ごと白紙.
帰省それ自体にも魅力を感じないので,帰省も白紙撤回と相成った.TOKYO MX映らないし,北海道.

レトレ,西へ.

ということで9月後半の東北方面旅行は消滅した.
しかしこのモヤモヤをどうしてくれようか.完全に東北行くつもりになっていたので,このままだと消化不良感が否めない.
となると青春18きっぷを使って西へ行くしかない…のだが,頼みの綱のムーンライトながらは連日満席.
朝一に横浜を出て西進しても,楽しい楽しい静岡の旅(※楽しくないです,詳しくはGoogleへ.)を避けられない.
徹頭徹尾乗り鉄すれば一日で九州入りも不可能ではないが,ある程度の観光も考えると大阪神戸くらいが時間的な限界となりそう.関西は春に一応行っているので,それもどうかなあ…と.

しかし,「九州入り」か.
長いこと北海道に住んでいて,長期休みに神奈川の親戚の家に遊びに来るということが多く,これまで旅行は東日本が中心となっていた.
今までで行った最も西の地点は高校の修学旅行で行った宮島で,九州は未踏の地である.
よって,今回は九州の地に降り立つことを目的のひとつに計画を立ててみることにする.

だが,昼間の鈍行でひたすら西へ,をやるのはナシだ.
楽しい静岡の旅,楽しい岡山の旅,楽しい山口の旅(注:楽しくありません)が続く東海道・山陽線の西進は,首都圏18キッパーが思いつきがちな計画ではあるが,実はなにげにハードルが高いものであったりもする.
青春18きっぷを2枚くらい使い,ある程度観光しつつ,九州までたどり着く.そのためには,どこかでショートカットが必要になる.

そのショートカットのひとつは前述のムーンライトながらだが,計画策定が遅れた今回は残念ながら予約できそうにないし,一番望ましい9月最初の10日間はムーンライトながらが走っていない.
とすると朝一の東海道新幹線で関西入りするか…と考えるものの,青春18きっぷの旅に新幹線を組み込むのもなんだかなあ,という気もする.

そこで急浮上したのが「『サンライズ瀬戸・出雲』を利用した早朝岡山入りからの青春18きっぷでの西進」である.
「寝台特急,高くね?」ということが真っ先に頭をよぎるが,乗車券に学割を適用し,寝台個室ではなくノビノビ座席なるカーペット敷きの席(というか空間)なら普通の指定席特急券料金で行ける.
そもそも,1万いくらだか払って青森まで行くつもりであったわけで,それと比べたらむしろ安く済むわけである.

サンライズでショートカットできるのは岡山までである.その後九州まで向かったとして,帰りはどうするんだ,ということが問題になる.
また岡山まで同経路で戻ってサンライズに乗るのも芸がないし,鈍行で東に向かってしまうと往路に鈍行を避けた意味が無い.
よって,九州から一路東京へ戻るルートを採ることにした.ただし,新幹線ではない.飛行機を使う.

鉄道旅行に飛行機は流石に邪道か,とも思ったが,LCCが台頭する今,青春18きっぷによる貧乏旅行との相性は意外と悪くない.
ナウでヤングでオシャンティーなLCC利用を組み込み,中国地方・九州地方の4県を巡る旅に出ることにした.

計画

臨時快速を多用した松本・長野の旅から一転,構成は非常にシンプルである.
横浜からサンライズ瀬戸に乗車,翌朝岡山で下車.日本三名園のひとつ,後楽園を散策する.
岡山から青春18きっぷを使用しひたすら西へ進む.
途中,山陽本線から外れて呉線を利用し,瀬戸内の島々を眺めたい.
その後再び山陽本線に合流し,新山口まで進み一泊.
翌日,秋吉台を観光した後,いよいよ関門海峡を渡り九州上陸.博多まで向かい,福岡空港からLCCで一路成田へ.
成田からは噂の格安バスを使ってみようかと思う.もちろん,青春18きっぷを最大限使い,JRで横浜まで向かうという選択肢もある.

割りとハードになりそうな松本・長野の旅から中1日で出る今回の旅,果たして齢21にして身体の衰えを感じる中,1日で体力を回復できるのか!?
9月の青春18きっぷを利用する2つ目の旅が幕を開ける!

2016/09/13

2016年夏 長野旅行記【2日目】

“OYKOT”―日本の原風景―

おはようございます!
前日の睡眠不足もあり,寝坊を心配したが6時に起床.ぐっすり眠って気分も爽快.

本日は移動日,というか帰宅日である.ここ長野から横浜に帰る.ただし,寄り道しながら.
新幹線に乗れば2時間もせずに東京に着くが,ここから1日がかりで関東に戻る.

飯山線 快速おいこっと 長野→十日町

長野駅へやってくるおいこっととそれを待つ乗客.
長野から千曲川・信濃川に沿いつつ新潟県へと向かう飯山線を走る観光列車「おいこっと」.
命名の由来は,コンクリートジャングルと化した“TOKYO”とは正反対の原風景が残る飯山線を走る“OYKOT”ということらしい.



列車はまさに日本の原風景とも言える景色の中を進んでいく.
途中,現地でお茶請けに出す風習がある「野沢菜の漬物」や,木島平産の米で作ったおにぎりが振る舞われる.

観光列車とはいえども指定券520円しか追加料金を払っていないにも関わらずこのもてなし.
昨日の姨捨もそうだが,これらのおもてなしは地元の人によって支えられているのは間違いない.
JRとどういう関係が結ばれているのかは分からないが,到底儲けが出るようなものではなくボランティアだろう.
それもこれも,人口が減り利用客が減る路線や駅の維持のため,長期的な視野をもち観光のリピーターを増やそうという考えに基づいているのだと思う.
実際,姨捨にせよ飯山線にせよ,いつかまた来たいと思ったし,木島平の存在は正直知らなかったが,パンフレットを貰ってその存在を知り,いつか行ってみたいと思った.
リゾートしらかみや伊予灘ものがたり,瀬戸内マリンビューなど,ある意味ではアトラクションとしての観光列車が各地で走っているが,人口減にあえぐ地方の路線の維持の有力な方法になっているのは喜ばしい.

一方で,長野にせよリゾートしらかみ(青森)にせよ伊予灘ものがたり(愛媛)にせよ瀬戸内マリンビュー(広島)にせよ,大都市圏に近いまたは大都市圏からのアクセスに優れるという立地的メリットがあるのは事実.
今(存続的な意味で)“ヤバイ”鉄道といえば北海道なのは間違いないが,北海道はあまりに広く,折角観光資源として使える路線が沢山あるにもかかわらず,その立地的不利からうまいこと利益に繋げられない.
北海道で路線を存続しようとすれば,別のビジネスモデルが必要になるのかなあ,と思うが,残念(でもないし当然という面もあるが)なことに北海道はどうやら不採算路線を切り捨てていく方針で進んでいくらしい.まあしかたないかな,と思う.結局のところ,鉄道を維持できるような環境ではなかった,ということだろう.

…と,柄にもなく真面目な話をしてしまったが,実際のところおいこっとの中では向かいの席の山形から来たおじさんと盛り上がり,車内販売で飯山市の地酒『北光』を飲んで酔っ払っていた.
ビールの炭酸が苦手なので日本酒を選択したが,普段はそんなに飲まないので,1人で300mlも日本酒を飲み,終点十日町に着いた頃にはベロベロになっていた.

道中には日本最高積雪地点として知られる森宮野原駅で少々停車.
8m近い積雪は,流石に豪雪地帯出身とは言っても想像を絶する高さ.家潰れるんじゃないのかな…

飯山線 普通185D 十日町→越後川口

十日町で件の山形のおじさんと別れ,酔いを覚まして飯山線を更に進む.
酔いを覚ましと言いつつ酔いは覚めきらず,出発して少しして爆睡.
終点越後川口到着直前に目を覚ましたときには酔いも覚めていた.

飯山線 普通186D 越後川口→十日町

越後川口からは十日町にとんぼ返り.
何しにきたのキミ,という指摘は最もだが,十日町で次の列車まで3時間近く待っているのも意味が無いのと,飯山線を全線乗り通してやろうという動機があった. 来た道を今度は意識がしっかりした状態で引き返す.列車は再び十日町へ.

夢空雪兎

十日町からは北越急行ほくほく線で越後湯沢(正確には六日町までがほくほく線,六日町-越後湯沢は上越線直通)まで向かう.

この「北越急行」,個人的にめちゃくちゃ好きな鉄道会社.鉄道云々というよりは経営が,という意味だが.
まず,このほくほく線は北陸新幹線金沢開業前は首都圏-北陸のメインルートだった.つまり,上越新幹線で越後湯沢まで行き,そこからはくたかに乗ってほくほく線を通って北陸へ行くというのがまさに「王道を征く」だったわけだ.
そういう事情もあって第3セクターにしては珍しく黒字を叩き出していたが,その源泉はあくまで対北陸の高速輸送であり,ローカル輸送では決してなかった.

その状況下で北陸新幹線が延伸開業し,対北陸の王道が北陸新幹線に変わった.
はくたかは廃止され,当然赤字に陥る.
しかし,北越急行は「北陸新幹線延伸で赤字になることがわかっているなら,内部留保を積んどけばいいだろ」という発想で今後20年くらいはなんとかなるくらいの貯金がある.
個人的に好きなポイント一つ目がここ.一時的に儲けが出たからといって無駄な投資をするタイプはここの社長の爪の垢を煎じて飲むべき.

「でもそれじゃ20年経ったら終わりじゃん」という指摘はごもっともだが,北越急行はちゃんと対策を考えていた.
それが快速 スノーラビット
どっかの動画サイトのクッサイイベントとネーミングセンスが似ているのがちょっと気になるが,こっちはオフパコとは関係ありません.
この「超快速スノーラビット」は直江津-越後湯沢間の途中停車駅は十日町のみ.結果,この「超快速スノーラビット」を使うと,直江津(上越市)から首都圏のアクセスが北陸新幹線ルートよりほくほく線+上越新幹線のほうが安く・早いということになった.
当然,対富山・対金沢だと北陸新幹線には遠く及ばないわけだが,上越地域の需要だけでも取りに行こうとする攻めが好き.

加えて,トンネルが多く景色を楽しめないのを逆手に取り,トンネル走行中に列車の天井に映像を投影する「ゆめぞら号」という車両が導入されている.
速達性だけでなく遊び心もある北越急行,いいじゃん.

というわけで,十日町からほくほく線に乗る.

北越急行ほくほく線 快速スノーラビット3841M 十日町→越後湯沢

というわけで乗るのは「超快速スノーラビット」.しかも土日はこの列車に,上述の「ゆめぞら号」が充当される.
一粒で二度美味しい北越急行の30分が幕を開ける!

列車は十日町を出るとぐんぐん速度を上げていく.さすが「超快速」.
猛スピードでしんざ駅を通過するといよいよトンネルへ.
映像投影は写真では伝えきれないのでムービーを撮ってきた.

これ,列車の天井です. こんな感じの映像がトンネル走行中に投影される.
てっきり側壁から映像を出しているのかと思ったが,荷物棚に荷物があるところも干渉されていない.
どこから光を出しているのか…

なんて考えているとあっという間にトンネルを出て上越線に合流.
上越線も元々優等列車が行き交った幹線ということもあり,線形はそれなりにいいはずだが,ほくほく線内での超高速走行と比べるとえらくのんびり走っているように感じた.
列車は南魚沼市を南下し,越後湯沢に到着.

トンネルを抜けるとそこは

越後湯沢.
実はほくほく線もそうなのだが,越後湯沢は想い出深い地である.
はるか昔,中学2年のときはじめて一人で旅に出た時に着た地のひとつであり,春休みとはいえまだ寒い越後湯沢に降り立った私は,ここで立ち食いそばを食べてはくたかで直江津へ向かった.
越後湯沢駅を歩くと,まだその時の立ち食いそば屋があった.食べて行きたい気持ちもあるが,十日町で腹が減ってしまいコンビニで昼飯を食べてしまったので流石に入らない.
ということで立ち食いそば屋の横の駅弁屋で晩飯用に駅弁を調達.
何種類か取り扱いがあるようだが,残っていたのは1種類のみなのでそれを購入.
対北陸輸送が北陸新幹線にシフトした今,越後湯沢はかつての乗り継ぎ駅から単なる通過駅に変貌した.それにともなって駅弁の供給も絞っているのかな…と思う.

上越線 普通1736M 越後湯沢→水上

まさか上越国境にこんなピカピカの列車が来るとは思わなんだ…
しかも車内は割りと満員.しかも一部ロングシート.別にここで駅弁を食おうと思っていたわけではないのでいいのだが,まさか上越国境にロングシートが来るとはね…

この区間,新潟方面へ向かう反対方向の列車はトンネルの中に駅があったり,湯檜曽駅付近に山をぐるーっと回って下る所謂「湯檜曽ループ」があったり,川端康成の『雪国』に出てくる「国境の長いトンネル」を抜けたり(ただし小説とは逆方向になる)と,色々おもしろい区間なのだが,満員で窓から景色を眺めることもできずに列車は水上に到着.

上越線 普通746M 水上→渋川

国境の長いトンネルを抜けると,そこは東京近郊区間だった.
ここ水上から「東京近郊区間」になる.近郊区間ってなんやねん,という話をしだすと長くなるので詳細は割愛するが,まあ「ここからSuicaが使える」くらいに考えておけば良い.

水上までの満員の列車にみんな嫌気が差したか,乗り継ぎ先では絶対に座ろうと水上到着前からドア前スタンバイ組が大量発生.
満員で立ってる人もいる状態で,座ってる奴が立ち上がるのは猛烈に邪魔くさいわけだが… 高崎行きは反対側のホームなので,狭い跨線橋を押し合いへし合い.

向かった先にはみかん色の115系.水上までは4両編成だったが,この115系は6両編成なので多少は余裕があり,無事座ることができた.
にしても上越国境がピカピカの新車,腐っても東京近郊区間になる水上以南がボロボロの旧国鉄車.
なにか色々間違っている気がする…

途中渋川駅で下車.ここで少し待って,吾妻線からのリゾートやまどりに乗るわけだが…

向かい側のホームにSLがいた.
そういえば水上から高崎の間はSLの臨時快速が走っているんだなあと思い出す.ここ渋川で後続の普通列車を先行させるダイヤになっている模様.
これの存在に気づいていれば,高崎まではSLに乗るのもアリだったなあと少しだけ後悔しつつ渋川でリゾートやまどりを待つ.

待合室で地元の高校生らしき男女が甘酸っぱい会話をしていたので,打ち消すためにコーヒーを飲んだ.
前回の18きっぷ旅行(高山『氷菓』聖地巡礼)のときも高山本線の車内で青春してる高校生っぽいのがいたが,ほんと青春の1コマを垣間見るのはいいっすね…
なんというか心が洗われる.その心情は多分ある種の諦観の表出で,そう考えるなら「リア充爆発しろ」とか思っている頃のほうが社会的には健康な精神なのかもしれない,と思ってしまうのでした.
まあいい,この旅行もあと僅か,嫁の待つ家に帰るわけだし.画面から出てこないけどな.

上越線・高崎線 快速リゾートやまどり 渋川→大宮

渋川駅で時間を潰してリゾートやまどりに乗車.
この列車の主な対象は吾妻線沿線の観光客だが,旅の最後の快適な移動に使わせてもらう.

これまたシートピッチが広い.しかも1+2の3列のシートで,C席は隣は通路で快適.一人旅には最適な席.

おなかが減ったので出発しすぐ,越後湯沢で購入した駅弁を食べる.
うーん,うまい.足元は広いし隣は誰もいないし弁当はうまい,最高や!
…とそこに不穏な音が.

うぎゃぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~↑↑↑!!!(高音)

なんだなんだ.
リゾートやまどりに響き渡る「球審・白井」のような叫び声.

実はこの列車,キッズルームという子供向けにおもちゃがある部屋があるのだが,そこで父親と遊んでいる子供が奇声をあげていた.
いや,いくらキッズルームだからってそんな大声上げたら親は止めるでしょ…と思ったら止めない.
奇声は収まる気配なく,高崎出発時には私の後ろの方に座っていたオバサマがついにキレ,車掌に言って別の車両の席を変えてもらっていた.

ゴミを捨てに行くついでに覗いてみたが,このキッズルーム,なんとドアがないらしい.
正直これは設計ミスなんじゃないかなあ,と思う.子供が騒ぐのはある意味自然なわけで(それをある程度抑えこまない親もどうかと思うが),完全に防音にしろとまでは言わないが,せめてドアくらいつけとけよと思う.
たまたま他の車両に空席があったから良かったものの,仮に満席だったら車掌はどう対応すべきなのか,という問題もある.
車掌にとってはどちらも客なわけで,対応は大変だろうなあ,と思ってしまうのでした.
とりあえずドアつけろ,JR.

列車は夕暮れの高崎線を快走し一路大宮へ.
日常的に聞く地名が溢れだして,やまどりのドアが開いた瞬間,旅は終わったなあと実感する.

長野旅行記 完.