2018/01/01

週末弾丸台湾旅行のいろは

LCCが就航し,深夜便を設定するようになってから,金曜日の夜に出発し土日まるごと観光に使い,月曜日の朝に帰ってくる弾丸旅行スタイルが一般的なものになってきた.そこでここではLCC深夜便を用いて金曜日の夜に日本を発ち,月曜日の朝に帰ってくるプランを考えてみる.

まずは就航路線を俯瞰する

17年12月某週末を搭乗日として各社のサイトで検索した結果は以下の通り.季節や期間によっては微妙に就航時間が異なったりするので,あくまで参考に,ということで.台北側の発着は全て桃園空港である(表のバランス上全てに(桃園)とつけている).東京側は成田と羽田,両方がある.羽田については赤太字としている.

往路:金曜深夜から土曜早朝の東京→台北

航空会社東京発台北着
ジェットスター 21:25(成田) 00:30(桃園)
バニラエア 22:00(成田) 01:15(桃園)
タイガーエア 05:00(羽田) 08:05(桃園)
ピーチ・アビエーション 05:50(羽田) 08:50(桃園)

復路:日曜深夜から月曜早朝の台北→東京

航空会社台北発東京着
ピーチ・アビエーション 20:45(桃園) 00:40(羽田)
タイガーエア 23:50(桃園) 04:00(羽田)
バニラエア 02:00(桃園) 06:05(成田)
ジェットスター 02:00(桃園) 06:10(成田)

HTML5になってからはじめてtableタグ使ったが,CSSで色々指定するのがめんどくさ……

台北弾丸旅行、成田から行くか?羽田から行くか?

いつぞや流行った映画のような見出し.ロゴジェネレータでも使って台北旅行で撮った写真と組み合わせてそれっぽい画像を作ろうと思ったが,ロゴの著作権周りの処理がどうなっているのかわからないのでやめた.法律難しいね.

そんな小話はさておき,往路に関しての意思決定の大きなポイントは,金曜夜発の成田便か,土曜早朝発羽田便かの2択.それぞれに2つの便があるが,似たような時間帯なのでその選択は大きな問題とはならない.

金曜夜発の成田便のメリット・デメリット

成田発で深夜に台湾に突撃するメリットは台湾滞在時間が(羽田便と比べて)長くなること.羽田発だと実質1日目の午前中は台北市内への移動でほとんど終わってしまうが,成田発の場合1日目もフルに観光に回せる.

一方デメリットは,到着後台北でどうする?問題.到着は日付変更直後,入国手続が結構混雑することもあって,台北市内に到着する頃には3時近くなっているだろう.3時というのは微妙な時間で,そのまま夜を明かすには早すぎるし,かと言ってホテルに泊まるには遅すぎる.

自分の場合は台北市内へ移動しInnCube3Sに宿泊したが,もう一度使うかというと微妙.立地も良いし部屋も清潔なのだが,潔癖症的に共用のシャワーというのが気に食わない.潔癖症でなくとも(InnCube3Sの料金は普通のホテルよりだいぶ安いとは言っても)たかが数時間のためにホテルを取るのもなあと思う人もいるだろう.

その場合空港で寝る台北市内の24時間営業のマクドナルドで耐えるか2択になる.行ってみた感じだと,桃園空港は寝てても危険を感じるような環境ではないと思うが,寝るのに適したベンチとかがあるかは微妙.また,マクドナルドで夜を明かす選択をすると,東京から台北はそこまで所要時間もかからず機内では大して眠れない可能性が高いので,実質徹夜になる可能性が高い.せっかく台湾に行っても1日目からグロッキーではどうしようもない.

土曜朝発の羽田便のメリット・デメリット

金曜夜成田発で問題になる夜明かしを日本側で処理できるのがメリットで,選択肢はいくつかあるがそれぞれ異なるデメリットを抱える.

1つ目の選択肢は羽田空港のホテルに泊まること.ちゃんとしたホテルに泊まると高くつくが,ファーストキャビン羽田という選択肢がある.厳密にはホテルではないがしっかり横になりたいならこれが一番安く上がる.ただ,そうは言っても1泊6,000円するので,それなら台北で泊まったほうが……というような気もする.

2つ目の選択肢は,「羽田空港国際線ターミナルで夜を明かす」.桃園空港での夜明かしとの違いはやはり母国の安心感.桃園の治安も悪いとは思わないが,やはり羽田と比べると,客観的な治安度はともかく安心感が段違い.国際線ターミナルで徹夜した経験を綴るブログ記事もたくさんあるので,寝る場所も前もってあたりをつけられると思う.ただ,運良く横になれるベンチを見つけたとしても疲労は蓄積されると思う.

3つ目の選択肢は,早朝のバスで羽田へアクセスするパターン.京急バスHPによると,羽田空港国際線ターミナルへの早朝バスが走っているのは主に桜木町・横浜,川崎・蒲田・大鳥居,新橋・品川・大井町,二子玉川・渋谷など,東京及び神奈川の主要駅が中心.期間限定とされているものもあるが,都心上空通過による発着枠拡大も含めて羽田の機能強化が進む今,国策的に運行が続く可能性は高いと踏んでいる.

多くのバスが4:30頃羽田に着くので,05:50発のピーチ便ならギリギリ間に合うような気がする.ただ,05:00のタイガー便だとちょっと厳しいか……?その他問題になるのはバス停までどうやっていくか.例えば横浜なら04:00に横浜駅発ということになるが,横浜駅徒歩圏内に住んでいなければこの時間のアクセスは非常に困難.駅近くのネットカフェなどに滞在する必要があるかもしれない.

また,どこで夜を明かすかに関わらず,羽田早朝便の場合,成田深夜便と比べて台湾滞在時間が短くなることがデメリットとして挙げられるだろう.9時前に桃園に着くが,入国審査や台北への移動を考えると1日目の午前中は潰れてしまうのが実情なのではないだろうか.

台北弾丸旅行、成田に戻るか?羽田に戻るか?

復路もまた,成田と羽田どちらを選ぶかという問題がある.

成田から東京へ

成田着の場合,6時に着陸して入国と税関を通過して……となると,どんなに早くても6:30頃のバスや電車に間に合うかどうか,という感じになる.

というわけで6:30以降発の公共交通機関で成田空港から東京駅へ向かう選択肢を考えてみる.

利用モード成田空港発東京着備考
バス 06:35 08:02 第3ターミナルバス停より東京シャトルに乗車
鉄道 06:30 08:14 空港第2ビルから京成線快速特急,新橋でJRに乗り換え
鉄道 07:32 08:43 空港第2ビルからスカイライナー,上野でJRに乗り換え
鉄道 07:47 09:03 空港第2ビルから成田エクスプレス

どんなに頑張っても8時前に東京に戻るのは困難.東京駅周辺にオフィスがあるサラリーマンなら会社に直行することもできなくはないが,シャワーを浴びる余裕もなければ仮眠をとることも難しい.月曜日に仕事なり用事がある人が成田着で弾丸旅行するのは現実的には困難.体力に自信があれば徹夜覚悟でできなくもないが……

羽田から東京へ

羽田は台北に向かう場合は同じような時間帯の出発だったが,到着はピーチが日付変更直後,タイガーエアが明け方という違いがあるので別々に考えていく.

ピーチは羽田着陸が00:40.羽田国際線を使ったことがないので何とも言えないが,どんなに早くても1時以降のバスに乗れればラッキー,というレベルだろう.再び京急バスHPを見ると,1時以降発の深夜バスの設定があるのは横浜・桜木町,大鳥居・蒲田・川崎,大井町・品川・新橋,渋谷・二子玉川など.ところが,当然各目的地に着くのは平然と2時を過ぎていたりするわけで,その後の足が問題になる.

であれば,いっそ羽田発深夜便の項で紹介したファーストキャビンで仮眠を取って,始発で帰るほうが現実的なように思う.

明け方4時に到着するタイガーエアの場合,入国して税関をのんびり通れば5時過ぎの京急・東京モノレールの始発に十分間に合う.自宅とオフィスの場所によっては一度自宅に帰ってシャワーを浴びることくらいはできるかもしれない.

台北弾丸旅行、飛行機選び

ここまで,往復それぞれ成田と羽田に切り分けて考えてきた.

結論は往路は好みに合わせて成田・羽田から選択,復路は羽田が現実的なプランということになると思う.加えて言うと,特に成田発着で徹夜を覚悟する場合,追加料金を払ってでも足元の広い非常口席を利用することを強くすすめる.往路は非常口席,復路は普通席を経験したが快適さは段違いであった.

LCCといえば成田というイメージがあるなか,早朝と深夜に隠された羽田のLCC.うまく使えば良き週末のお供になるのではなかろうか.

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