2017/08/01

さよならPSVR

私とVRの関わりは早いものでこの秋に3年を迎えることになる.

生まれてはじめてVRを経験したのは2014年の東京ゲームショウ.
PSVR(当時はモーフィアスと呼ばれていた)体験を狙って朝早くから並ぶも撃沈.失意のままブラブラしていたらOculusの整理券をゲット,というなかなかラッキーな展開だった.

これがきっかけでVRへの興味を持った.
今でこそ「VRって知ってる?」と聞いたら「ああ,テレビで見たことあるよ.なんかすごいゲーム機でしょ」みたいな反応が一般的なのかもしれないが,当時は「VRって何?」という人のほうが多かったと思うし,消費者としては結構早くからVRに触れていたほうだと思う.

翌2015年のTGSではついにPSVRを体験.

そして購入へ.

この間およそ2年.
事あるごとに「VR!VR!」と大騒ぎし,予約開始日には必死こいてカチカチやってなんとか初回分を手に入れたのだった.


あれから半年.
その後のPSVRはどうですか,と言われると,実はほとんど起動していない.

何故か.

理由1:ソフトがない

PSVR購入後,VRで遊んだゲームは「サマーレッスン(宮本ひかり編・アリソンスノウ編)」「DOAX3」のみ.

3作ともVRの特徴を存分に活かしたゲームではあるのだが,ボリュームでいうとミニゲームレベルでしかなかった.当然,プレイ時間は短くなる.

結局のところ,発売から半年経つがソフトに未だ恵まれていないというところが決定打となって,PSVRの稼働率は上がらないままなのである.

理由2:なんか目が疲れる気がする

気の所為なのかもしれないが,ミニゲームレベルでプレイ時間もそんなに長くないのに目がやたら疲れる気がする.たまに頭痛の気配さえ感じる.

考えてみれば眼の目の前(冗長)にスクリーンがあるわけで,当然普通にディスプレイでゲームをやるのと比べると眼への負担は大きくなるのかもしれない.上に「ミニゲームレベルでしかない」と言ったが,仮に凄まじいボリュームのVRソフトが出ても,長時間遊ぶのはちょっと難しいんじゃないかなあ…と思ったりもする.

他にも,稼働率とは関係ないがちょっと惜しいなあと思うところがいくつかある.

惜しいところ1:ケーブルが邪魔

まずヘッドセットから線がのびているというのがポイント低い.頭を動かすときにケーブルが身体に当たったりすると没入感が損なわれる.

ヘッドセットからケーブルがのびているだけではなく,全体としても配線が面倒臭すぎる.PS4からプロセッサユニット(だっけ?),ユニットから電源コードとヘッドセットへの出力ケーブル.

説明書がしっかりとしているので配線が難しいわけではないが,とにかく面倒くさい.

今後完全にケーブルレスになればかなり気軽に遊べるようになるのではないかと思う.問題は映像転送を無線でやることより電源がネックなのかなあと思うが……

惜しいところ2:解像度が物足りない

最初にヘッドセットを被ってサマーレッスンを起動したときは「おお!すげえ!」と感じる.目の間に広がるのはまさに異空間なのだ.

ところが遊び慣れてくるとディスプレイの粗が目立ってくる.目の前に広がるのは実は異空間ではなく,ディスプレイなのでは…?と感じてしまうのだ.まあ,実際目の前に広がっているのはディスプレイなわけだが.

ヘッドセットのディスプレイ自体の性能,そしてそこに映像を出力する本体の性能.この辺りはあとひと押し足りないかなあ,と思う.

ただ,この辺りの技術革新は凄まじいものがあるので,近い将来もっと精細な映像を見ることができるような気もする.


というわけで遊びたいソフトの不在と“今世代の”VRに感じる限界.それを鑑みて導き出した結論はひとつ.

売ろう,PSVR.

PSVRの在庫は未だ足らず,遊びたいのに遊べない人もたくさんいる.そんな中で遊ばないままホコリをかぶらせて放置するくらいなら売却したほうがいいだろう.

購入金額は53,000円とかそれくらい.そして売却金額は48,000円.

5,000円で未来を感じることができたと思えば,そう悪い買い物でもなかったかなあ,と思ったり.

まだまだVR技術は始まったばかり.数年後に出るかもしれない新たなPSVRや他のVR製品に期待を込めつつ,しばらく様子を見てみたい.

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