2017/03/27

春旅2017(京都・北陸)【Prologue+DAY1】

さて,春だ.
これまで何度も言ってきたように,春は旅行に最も適した季節だ.
汗濡れになる夏でもなく,寒さに凍える冬でもなく,まさにこの季節こそ旅行の季節.
まあ秋もいいんだが…ちょうどいい休みがないので…

昨年は北陸新幹線・北陸本線・東海道新幹線を大回りするルートで富山,金沢,京都へ旅行へ行ったが,今回は逆ルートでかつ青春18きっぷを使った鈍行の旅.
「また北陸?」というツッコミを各所から受けつつ家を出た.

Prologue:月光

前回は高岡まで新幹線でひとっ飛びだったが,今回は青春18きっぷを使うのでそういうわけにもいかない.
18きっぷを使う以上,やはり「救世主」こと「ムーンライトながら」を使うしかない.

2年前の帰省(寝台特急・北斗星),昨年夏の旅行(ムーンライト信州・サンライズ瀬戸)と夜行列車を多用してきた私だが,夜行列車というのはいかんせんテンションが上がってしまい寝付けない.
半分徹夜のようになってしまい後がつらくなるので今回は日本酒を流し込むことに.

……したのだが,晩飯を食べながら日本酒を飲んだところ思ったより酔いが回り若干フラフラ.
なんとか深夜の横浜駅へやってきた.

ムーンライトながらの車内は自販機もなければ車内販売もないので水を買おうと駅構内のコンビニへ向かう.
……と,飲み会の帰りと思われるゼミの教授に遭遇(やや酔ってる).

まあ生活圏はある程度かぶっているわけで,たまたま横浜駅で遭遇しても不思議ではないのだが.
予想外だったので酔いが吹っ飛んだ.

……というわけで,完全に予想外の出来事に遭いつつこの旅ははじまった.

2年振り2度目のムーンライトながら.
前回は岐阜で下車するので寝過ごしが怖かったが,今回は終点大垣まで.
なので出来るだけ睡眠時間を稼ぐ方向で考えた.

まず家で日本酒を流し込んだのもそう.
そしてリュックは荷物棚に上げて足元は広く.イヤホンも装着.
前回の経験上,首元の枕とアイマスクは邪魔になるのでこれは持ってこなかった.というか前回使った後どっかいった.

しかしそんな決意を妨げるかのごとく,2つの問題が立ちはだかった.

まず,車内でビール飲みながらつまみを食べているおじさんが通路を挟んで隣だったのだが,なんかやたら臭いがするやつを食べていた.
密閉空間なんだからやめちくり……

そして更に,どうも車内の空調がうまいこと調整されず,やや暑くなったと思えば肌寒くなったりして大変だった.
結局なかなか寝付けなかったような気がする.
「気がする」,というのはあまりよく覚えていないということで,うろ覚えだが熱海までは起きていた気がする.
そして少し寝付いて目が覚めたらまだ静岡駅だったというのも覚えている.
そしてまた寝て目が覚めたら確か浜松駅だった.
次に目が覚めたのが名古屋駅の手前.名古屋を出た後大垣の手前の間も寝ていた.

結構寝てんな.

DAY1:残る一景

乗車していたのは1号車.
大垣では別のホームへと一斉に乗り換えがはじまる(所謂「大垣ダッシュ」)が,1号車の近くに階段があり無事に着席に成功.

大垣から米原までの道のりは,特に何かがあるような区間ではないと思っていたのだが,左右に広がる山々とそれにかかる靄,そして登ってくる太陽が綺麗だった.
ただし,写真はない.ちょっと眠くて気力がね…?

米原で北陸線に乗り換え.ここからJR西日本となり,自動販売機もICOCA対応に.

米原と言えば名阪の「隙間」というか,ちょうど中間に当たる位置のはずで,さほど通勤客も多くないだろうと勝手に思っていたが,京都方面からの列車からの乗り換えで結構混雑した.
結局終点の敦賀までそれほど空くことはなかった.

終点・敦賀から小浜線に乗り換え.
これで北陸本線現存部分は完乗ということになる.北陸新幹線が京都・大阪まで延伸すると敦賀・米原間が唯一残る「北陸本線」になるわけだが,これは最早北陸と言えるのか……

小浜線は進行方向右側に海が見えて綺麗だった.
これもスマホで写真撮ったはずなんですがね……見当たらないっすね……

終点・東舞鶴で舞鶴線に乗り換え.ひとつ隣の西舞鶴駅へ.

1日目の青春18きっぷ使用はここまで.ここからは京都丹後鉄道へ.
「丹後あかまつ」に乗って天橋立へと向かう.

この列車,乗車券の他に別途料金がかかるのだが,JR九州の車両でおなじみの「水戸岡デザイン」の木を多用した内装と景色を楽しみつつ,ワンドリンクまで付いてきてかなり楽しめた.
外国人のツアー客も乗っていた.会話を聞いているに恐らくロシア…だと思う.

「丹後あかまつ」で終点天橋立へ.
案内所でフリーきっぷを買ってバスに乗り込む.向かうは「天橋立ケーブル下」.

ここから傘松公園へと登っていくわけだが「ケーブルカーとリフトがあって,リフトならすぐに乗れますが」と言われたのでリフトに.
ただしこの時,リフトが何なのかイマイチはっきりと理解していなかったように思う.
座席車での夜行移動があるとどうしても頭がボンヤリする.

リフトってこういうやつか.
そういや昔スキーをやったときにこんなの乗って,確かにあれは「リフト」と呼ばれていた.
最後にスキー場に行ってから6年ほどたち,記憶からすっぽりとこの単語は抜け落ちていたようだ.
……それにしても,ちょっと角度急じゃない?

リフトからぎこちなく降りて頂上へ.
ここ傘松公園からは日本三景のひとつ,天橋立を一望できる.

中学の修学旅行で行った松島,そして高校の修学旅行では厳島神社.
そして今回,22歳にして最後のひとつを眺め,日本三景をコンプリートした.

DAY1:伊根の浦風

再びリフトに乗ってバス停に戻る.
バスに乗り向かうは日出.

ここから遊覧船に乗って伊根の舟屋を見に行くのだが……

鳥多すぎ.
観光客が鳥にあげる餌としてかっぱえびせんが売られており,遊覧船からえびせんを撒く人が多いからか,船が桟橋を出ると鳥が一斉についてくる.
出港のタイミングで召喚魔法とか詠唱して魔法使いごっこできるぞ.

舟屋というのはこのように,家の1階の海側が,言うなれば船の車庫になっているような家屋のこと.
日本では他で見られる場所はそうそうなさそうだし,なかなか趣ある景色が広がっている.
天橋立からやや距離はあるがバスで1本で行けるので,天橋立に行く機会があればぜひ寄ってみることをオススメする.
天橋立よりはやや空いている印象で,外国人観光客も殆ど見かけなかった.これから知名度が上がっていくとここも混雑するようになるのかな,とも思う.

それはそうと,こちらは舟屋の写真を撮りたくてカメラを構えているのだが,視界の外から鳥がカットインしてくる.
近い距離で入られるとブレるので鳥が途切れる隙間を狙って写真を撮った.

こっちみんな.

最後は展望公園へ行き1枚.
いいところだぞ,伊根.

DAY1:天橋立を歩く

本日の宿泊先は西舞鶴.
やってきた道をそのまま戻るのも芸がないので,傘松公園のケーブル近くにある観光船に乗り天橋立駅近くを目指すことに.
バスでは大回りになるが,観光船は海を直行.ひょっとすると船のほうが早いのではなかろうか.

電車の時間まで少しあるので,天橋立を少しだけ歩いてみる. 伊根の周遊時間を長く見積もったために,天橋立ビューランドへ行けなかったのはやや心残りだが,1日のんびりと遊ぶことができた.

天橋立駅から夕闇の中,京都丹後鉄道で西舞鶴へと戻る.
良い1日目だった,本当に.

0 件のコメント:

コメントを投稿