2017/01/19

α6000 + SIGMA 30mm F2.8 DNで撮ってみた(総括)

さて,SIGMA 30mm F2.8 DNを購入してから,α6000に装着して何度か外に持ち出した時のことで4記事書いた.
α6000 + SIGMA 30mm F2.8 DNで撮ってみた(三渓園編)
同(国道編)
同(流鉄編)
同(紅葉編)

これらの記事は撮った時の様子やその写真の紹介で終わってしまったので,この記事では総括としてこのレンズの良かったところ惜しいところをまとめてみたいと思う.

良かったところ

バカバカしい話ではあるが,最初に良かったと思うのは交換レンズを買ったことそれ自体.
キットレンズを外して,装着.まずこれでニヤニヤ.
外に出て一枚パシャリ.「ああ,今交換したレンズで撮ってるんだ」,これでニヤニヤ.
本当にアホみたいだが,これが本当のファースト・インプレッションである.
高級コンデジという選択肢を蹴ってミラーレス一眼を選んだわけで,その大きな特徴の一つを体験できたということ自体がうれしかった.
そういう意味では,交換用レンズとしては非常に安価なものなので,このレンズは以上におすすめである.

しかしだからといって,このレンズは「安かろう悪かろう」ではなかった.
撮った写真を見てみれば,水滴の表現やボケ,そして冬の晴れた午後の優しい空気感まで,キットレンズではこうはできなかったろうな,という形で表現してくれる.
帰宅して写真を取り込んでなお,ああこのレンズを買ってよかったな,と思えるレンズなのである.

惜しいところ

惜しいなあと思うのは,フォーカス絡みのあれこれ.
まず,レンズ自体がどうこうというわけではなく撮影者(私)の腕の問題なのだが,F値がキットレンズよりも小さくなったことで,より綺麗なボケを出すことができるようになった.
その反面,ピント合わせがかなりシビアになった感がある.撮影時にDMFで念入りにピントを合わせたつもりでも,取り込んで大きな画面で見ると「ん,なんか思ったのとちょっと違うな」というなことが結構あった.
一般にF値が小さいレンズが持て囃されるが,明るいレンズは明るいレンズで使いこなすための腕が必要にもなるのだなあということを知った.
まあこれは,惜しいというよりは逆に楽しめるところでもあると思う.

レンズに関して言えば,純正レンズと比べるとオートフォーカスの性能はやや低いと言わざるをえない.
実際のところいくつかあるAFモードを使いこなせてすらいないのだが,少し使ってみた感じだと,純正レンズだと画面中の動いているものにフォーカスが食いつくモードがこのレンズでは中央のみにしかフォーカスしないようである.
まあ,フォーカス周りはソニーのテクノロジーが詰まってる!わけで,サード製レンズに全く同等の性能を求めるのも酷だが(そもそも値段がかなり違うし),AFが純正レンズと全く同じようには動かないということは念頭に置いておいたほうが良いと思った.

総評

総合的なことを言えば,大満足である.
AFの弱みに関して言えば,そもそも動きモノを撮るような用途にこれを使わなければいい話(キットレンズがあるし)で,スナップではなんの不都合もなく使えると思う.
明るいレンズならではのピントのシビアさも,カメラの楽しみとして受け入れればむしろ楽しくなる.
そして何より,レンズ交換の楽しさ,撮った写真をぱっと見た時の感動は素晴らしい.
これを1万数千円で味わうことができるのだから安いものだと思う.

こうしてレンズ沼に嵌ってくんだねー……

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