2017/12/31

2017年を振り返って

いよいよ2017年も終わってしまうので,スケジュール管理の全てを依存するGoogleカレンダーを眺めながら今年1年を振り返ってみる.

1月:帰省

帰省自体は前年12月末から.実家で飼っていた犬の老衰に背中を押されて2年ぶりの帰省へ.結局間に合わず帰省数日前に逝かれるという割とトラウマモノの間の悪さとなってしまったが,散々嫌っていた北海道を,そしてそこで過ごした幼児期から思春期までを客観的に振り返るきっかけにはなったのかな,と.今では前ほど嫌ってない.幼少期を過ごす環境としては悪くなかった.横浜にきて5年経って色々眺めながら,本当にそう思う.

【2016/12/某日-2017/01/某日】 YCAT→羽田空港バス車内より.左奥に政府専用機が見える. およそ2年ぶりにに北海道の実家に帰省してきた. 一般的な感覚からすると,帰省の間隔がやや長いというのは,そうかもしれない. とある駅にて. ...

1月:卒論提出

学校絡みはあまりブログに出てこないが,昨年度学部4年だったので卒論の提出があった.ゼミでコツコツと進めるタイプだったので直前に苦労したりはしていないが,ひとつの大きな区切りになった.研究自体はあまり満足の行くものになっていないので,大学院でのモチベーションを高めることにもなったなあ.

3月:春の旅(京都・北陸)

院進学だから卒業式なんてどうでもええやろと,五箇山のライトアップを見に行くべく卒業式当日に何の躊躇もなく旅行をぶち込んだ.周りからは出るべきだったと色々言われたが全く後悔していないし反省もしていない.さすがに大学院の卒業式は出ようと思う.

さて,春だ. これまで何度も言ってきたように,春は旅行に最も適した季節だ. 汗濡れになる夏でもなく,寒さに凍える冬でもなく,まさにこの季節こそ旅行の季節. まあ秋もいいんだが…ちょうどいい休みがないので… 昨年は北陸新幹線・北陸本線・東海道新幹線を大回りするルートで...

4月:春の旅(新潟,静岡)

京都・北陸の旅用に18きっぷを買って,残った2日分をズルズルと残してしまい4月に入って慌ただしく消化した.

おはようございます. 時刻は早朝5時半過ぎ.前日早寝するつもりが結局いつもと大して変わらない就寝時刻となり眠気が止まらないが,なんとか布団から這い出して横浜駅までやってきた. この日は2017年4月1日. 青春18きっぷを使えるのは残り10日間ほどにも関わらず,実...
【17/04/10】 青春18きっぷシーズンも今日が最終日. 3月の都合がいい日が軒並み天気が悪くついにこの日にまで残り1回分を残してしまったので,天気にやや不安を抱えつつも出かけることにする. 今回は計画を綿密にたてる時間がなかったので,行き先はノープランでも...

4月:大学院入学

人生5回目の入学……だが入学式には行っていない.自分の中では学部卒業から大学院入学はシームレスである.

大学院の話もブログにあまり出てこないが(裏話的なのを書いたが下書きとして溜め込んである.そのうち出す.),半年以上経った今振り返ってみれば,大学院への進学はいい決断だったと感じる.そうすんなりと言えるくらいには良い経験をしていると思う.

6月:初夏の旅(函館)

LCCのセールに目をつけて,更に北海道出身なのに北海道に旅行に行くってのも面白いという謎の動機で,講義の合間を縫って平日2日の函館旅.

やはりハイライトは夜景かな.

昨年夏の瀬戸内旅行で帰路にLCCを使ってから,鉄道での移動に拘らず飛行機を使うのもいいなあと思っていた. 以降,LCCの値段をちょくちょくチェックしていたのだが,感じたのは セールでもない限り目玉が飛び出るほど安いってことはないんだなあ ということ. JALや...

7月:学会初参加

院生っぽいことしたい!というクッソミーハーっぽい発言をした結果,学会に参加することになった.これまた非常に良い経験になった.来年もどこか出られたらいいなと思っているが,さてどうなることやら.

7月:α7II購入

α6000購入から1年も経たないのにこいつやりやがった.

さて,目の前に何故かあるα7ii.どうしてこうなった. 順を追って振り返ってみる. ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2 posted with カエレバ ソニー(SONY) Amazon 楽天市場 Yahooショッピ...

9月:帰省

愛犬の死がトラウマとなり早々の帰省.できるときにしておかないと,次にいつ誰が逝くかわからない.そう思ってした帰省だったが,結果年末に祖母が亡くなったのでこのタイミングでの帰省はファインプレイであった.祖母は「孫(私)が就職するまでは頑張りたい」と言っていたらしいが,大学院進学してすまんかった.

ちなみに母方の祖父は,私が子供の頃は「孫が大学入るまでは生きたい」といい,大学に入れば「成人するまでは生きたい」といい,成人すると「就職するまでは」と段々ハードルを高くしていき,終いには就職のハードルを越えていない癖に「嫁」「ひ孫」と順調にハードルだけを高くしていっている.私より長生きするつもりなのだろうか.秘蔵jpgフォルダ見せて諦めさせようか.

【17/09/24】 あの冬の青い池のリベンジに. 失われた十云年を越えて 【2016/12/某日-2017/01/某日】 YCAT→羽田空港バス車内より.左奥に政府専用機が見える. およそ2年ぶりにに北海道の実家に帰省してきた. 一般的な感覚か...

11月:秋の旅(台湾)

人生初の海外旅行.冬からは就活が本格化するので,行くならこのタイミングしか無いと勢いで飛行機のチケットを予約した.

安い,近い,メシはうまい.最高なのでまたぜひ行きたい.

【2017/11/10-13】 【0日目:2017/11/10】 ついに,ついに人生初の海外旅行がはじまった. 水曜・木曜と慌ただしく,ついでに出発日の金曜も午前中は大学に行っていて荷物を詰め始めたのは13時過ぎ.よくよく考えればパスポート以外は国内旅行と...

12月:2017年を振り返って.そして来年に向けて.

そしてこうして今,1年を振り返る.

こうして振り返ってみると,ここまで色々やった1年は今までになかったなと実感する.だから1年あっという間だった!という感覚と同時に,前半の出来事が遠い昔のことのようにも感じていて,なんだか不思議な気分.

そして来年はというと,何はともあれ就活を片付けなければならない.その後は修論だが,いずれにせよ就活を片付ければスケジュール的に多少余裕は出るので,6月までが勝負になるなあ,と.さっさと就職決めてどこか旅行にでも行きたいものだ.

しかしまあ,学生やっているとYearよりFiscal Yearのほうが区切りとしてはっきりするなあ.年末年始は後期の小休止にしかすぎなかったりする.

2017/12/27

ApplePay(iPhone)のSuicaを電車で使うのは間違いなのではないか

最近思うことが多いのでつらつら書く.

普通のSuicaとApplePayのSuicaの最も大きな違い

技術的にどう違うかは詳しく知らないが,実務上で最も問題になるのがApplePayのSuicaは読み込みから書き込みまでに時間がかかる処理をしようとするとタイムアウトする問題である.

普通の改札機であれば,タッチと同時に入場処理ないしは出場処理(場合によってはその両方)がなされる.タッチ(読み込み)と処理(書き込み)が一瞬で行われる.この場合,ApplePayでも問題にならない.

処理上問題となるのは改札横の窓口にある機械で駅員が処理をする場合で,処理の内容は色々あるが,機械にiPhoneを置いて駅員があれこれ確認をしてから処理をする.この「あれこれ確認してから」が問題で,ここで一定時間が経過するといざ処理をしようとしたときにエラーが出る.

これを避けるためにAppleはヘルプモードというのを用意している.

場合により、駅員端末で Apple Pay の Suica を処理しなければならないことがあります。こうした場合は、デバイスを駅係員に手渡す前にヘルプモードにしてください。

  • iPhone の場合は、Wallet を開き、Suica の情報アイコン (ⓘ のアイコン) をタップしてから、ヘルプモードをオンにします。
  • Apple Watch の場合は、手首から外し、パスコードを入力してロックを解除し、サイドボタンを 2 回押します。次に Suica を選択し、画面を強めに押して「ヘルプモード」をタップします。駅係員に Apple Watch のディスプレイを下向きにして持つようにお願いします。
──日本で iPhone や Apple Watch の Suica を使うより引用

ヘルプモードにするのはSuicaアプリではなくWalletである.ここも要注意.しかも複数の処理をする場合は処理のたびにヘルプモードにする必要があり,なお面倒くさい.

その他の面倒くさいエピソード

基本的な面倒臭さは上述の仕様から生まれているのだが,それ以外にも面倒な点が.

ApplePayのSuicaに現金でチャージは基本的にできない

未成年は要注意.ウキウキで新しいiPhoneにしてSuicaを使い始めるのはいいが,クレジットカードを持っていないとApplePayでチャージができない.なので「チャージしたいんですけど……」などと窓口にノコノコ出向くが.できないからそれ.というか,スマホ上でチャージできないのになんでApplePayでSuica使ってるの?ApplePayの意味ないじゃん.

ApplePayのSuicaで入場したはいいがバッテリー切らす奴

ポータブルバッテリー買え.

これの亜種として改札内でiOSのアプデを走らせてSuica使えなくな奴~wwwwwwwwwもあり得る.アプデは外でやるべき.

そもそもApplePayのSuicaで電車に乗る必要はあるか?

これが疑問.VIEWカード作ってオートチャージ設定すればこんな面倒に巻き込まれることはなくなる.

そう考えると,むしろVIEWカードでオートチャージが効かないお店での買い物でApplePayのSuicaは真価を発揮するのではないかと最近思っている.

……思っているのだが,周りにApplePayのSuicaを使っている人がほとんどいないので,iPhoneでSuicaを使う動機がわからない.わたしの知らないiPhoneのSuicaの隠された魅力がどこかにあるのだろうか.気になります.

2017/12/23

鎌倉で紅葉狩りしてきた(後編:建長寺・長谷寺ライトアップ)

前編はこちら

【2017/12/01】 秋といえば 紅葉 .この先雪でも降らなければ春の 桜 まで季節的なものを撮れない中,最後に残された楽園である. 元々そうだ京都行こうと思っていたのだが,台湾旅行で散財したのと混雑がヤバそうなのを嫌ってウダウダしているうちにピークを過ぎてし...

前回は北鎌倉駅から紅葉狩りしながら南下して明月院まできたところで終了.

建長寺

明月院から建長寺まで歩いて,中に入った頃にはすっかり日も傾いてきた.誰だよ「天園ハイキングコースを抜ける」とかいう計画立てたやつは.

入ってすぐは「全然紅葉ないじゃん」という感じだが,天園ハイキングコースの入り口でもある半僧坊のほうに行くと一気に紅葉が広がる.

西日と.

ちなみにここ,思ったより勾配があるので注意されたし.

ブレークタイム

建長寺の階段に思った以上に体力を削られたので,建長寺前のバス停からバスに乗って鎌倉駅へ.

一休みしようとマックへ.コーヒーだけ頼もうと思ったら三角チョコパイなんていう随分前に一度食べたことのある懐かしいメニューがあったのでそれも頼んでしまった.

アレ,おいしいんだけど食べにくさがね…… チョコが噴き出すし溢れるし大変だった.

長谷寺ライトアップ

何故帰るわけでもなくどこかに紅葉を見に行くわけでもなくのんびりコーヒーを飲んでいたかというと,長谷寺のライトアップを見に行くべく,日没までの時間調整だ.

江ノ電で長谷へ向かい,長谷寺に着いた頃には日もやや沈みかけている.F2でISO4000なのにシャッタースピードが1/160.ほぼ開放なのでピントが合わないのなんのって.

日が沈むとポツポツと明かりが灯り始める.一斉に点灯するのではなく段々と明るくしていくのが良い.

暗闇に紅葉が浮かぶ.

あじさいのときも見たあいつら.

しかし紅葉のライトアップを撮るのは難しい.通路で三脚を使うわけにはいかないので手持ち.手ブレを抑えるためにある程度シャッタースピードは欲しいので絞りを開放寄りにすることになるが,そうするとピントが合う範囲が狭まる.

ライトアップではこれが一番お気に入り.三脚もない暗闇でローアングル.腕と腰と脚がつらい.

おわりに

画角

この写真のように紅葉に寄ってプラスαで何かを写す構図なら50mmで何の問題もないのだが,紅葉を全体的に写したいときだとやや狭い.常にプラスワンにできる対象があるわけではないので,やや窮屈さを感じながら撮るシーンが多かった.特に長谷寺のライトアップで顕著だった.

写真に変化を出すためにも,別の画角がほしいなあと思う.(まだブログには出てきていないが)中望遠寄りのレンズは購入したので,次に狙うのはやはり広角かな,と.評判の良いSEL35F28ZやSEL1635Zがほしいなあなんて思い始めている.

軽くお散歩なら35mm単焦点が良いし,もっと広角でグッと撮りたいなら広角ズーム.さーどうしたもんか.金銭的にすぐ買えるものでもないし気長に悩もう.

偏光(PL)フィルター

紅葉を撮っていると,目で見る時はすごく綺麗なのに,撮った写真はなんだか残念みたいなパターンが結構多い.

原因はわかっていて,光の反射.光が反射するせいでどことなくくすんだ感じに写ってしまう.んでもって解決策もわかっていて,PLフィルターを使えば良い.

……使えば良いという話ではあるのだが,意外と値段が張るし,しかも消耗品と来るとなかなか手を出せない.現実的にこれまでPLフィルタがほしいと思ったシーンはほとんどないわけで,1年に1回の紅葉シーズンのためだけに買うのもなあ……というのが本音.もう少し見極めてみたい.

鎌倉で紅葉狩り

円覚寺,東慶寺,浄智寺,明月院,建長寺,長谷寺と見てきたが,紅葉が一番きれいだったのは円覚寺だった.もちろんそれぞれの寺で見頃の時期は微妙に変わってくるだろうし,「2017.12.01時点では」ということだが.駅からのアクセスが一番良いところも便利で良い.

次点で明月院.丸窓を撮るなら100mmくらいの画角は欲しい.α7IIで撮ろうとするなら16万クラス.殺す気か.

他にも見て回れていない寺社はたくさんあるので,また来年に向けて色々調べておきたい.

2017/12/21

鎌倉で紅葉狩りしてきた(前編:円覚寺・東慶寺・浄智寺・明月院)

【2017/12/01】

秋といえば紅葉.この先雪でも降らなければ春のまで季節的なものを撮れない中,最後に残された楽園である.

元々そうだ京都行こうと思っていたのだが,台湾旅行で散財したのと混雑がヤバそうなのを嫌ってウダウダしているうちにピークを過ぎてしまった.どこか近場でいいところ……ということで目をつけたのは高尾山と鎌倉.どっちにしようか迷ったが,手軽さで鎌倉を選択.

【2017/06/12】 梅雨入りが宣言されても晴れ間が続いていた. せっかくいい天気だとどこかに出かけたくなって,この時期なので鎌倉に紫陽花を見に行くことにした. ブログの投稿順がどうなるかはわからないが,α6000とRX100を携え,初の混合運用である....

鎌倉というと6月のあじさい鑑賞以来なのでおよそ半年振り.この時はα6000にRX100を機材に加えて初のお出かけだった.懐かしいなあ.

前回は完全ノープランでグダグダだったので,今回はその反省を活かして北鎌倉で下車し寺と紅葉を眺めながら南下,建長寺から天園ハイキングコースを歩いて瑞泉寺に抜けるという計画を立てたのはよかったが,寝坊したので天園ハイキングコースはナシになった.プランを立てたが実行できるとは言ってない.

円覚寺

トップバッターは北鎌倉駅下車目の前の「円覚寺」.寺院に興味はないので歴史がどうこうは全く知らない.

入り口から.結果論だが円覚寺の紅葉は踏切から入り口に伸びる階段のところが一番きれいだった.

FE50mmF1.8だとこれくらいの寄りで限界.もう少し寄れるレンズならなあ……

いい紅.この日は前半が曇り空,時間経過とともに晴れ間が見えて,露出の調整に苦労した.

珍しく絞りに絞って光芒を出してみる.絞り優先モードだと開放寄りばかりだったので光芒を出したのは初めてかも.思ったより綺麗に映るので今後もやってみたい.

出口を眺める.人が切れるまでちょっと待った.もう少し広いレンズのほうが良いかな.

外に出て,円覚寺前の階段から踏切の方を見ながら.どうせなら湘南色の車両が来るまで待ったほうが色の統一感はあったかな.でも,鎌倉といえばこの色の気もする.

東慶寺

東慶寺はあまりいい感じの紅葉がなく.時期がズレていたのかもしれない.仏像と紅葉を絡めてみようとしたのはいいが,ここで雲がかかってしまって絞るとシャッタースピードを稼げないので絞りを開けたら紅葉がボケた.

浄智寺

浄智寺は紅葉よりこのトンネルが印象的.トンネルを抜けた先にお腹を撫でると幸せになるとかなんとかいう布袋像があった.せっかくなのでほてい様の便通がよくなるように「のの字」で撫でておいた.

これも浄智寺.

明月院

歩くには遠く,バスに乗るには近い距離を歩いて明月院へ.

明月院の印象は……拝観料高いかな(貧乏性).

それでもこの丸窓を見るためだけに入る価値はある.100mmくらいの画角じゃないと周囲の邪魔なものが抜けないのでこの写真はRX100.

後編へ続く.

連れて行ったのは夏以来おなじみのいつもの3つ.

2017/12/19

台湾旅行のいろは【台湾旅・総括編】

何かと忙しくなり,たまの暇の日は午前中いっぱい目が覚めない日ばかりで結局忙しくなり,なかなか消化が進まなかった台湾旅記事も一通り終えた今,はじめての海外旅行を振り返って,これから台湾に行こうと思う人に役に立ちそうなあれやこれやをまとめてみようと思う.

写真は台湾にいた実質2日のベストショット.なんやかんやで九份.

台湾は初めての海外旅行にぴったりな場所だった

「はじめての海外旅行!」と気張って行ったが,振り返ってみればそんなに覚悟を決める必要はなかったというのが帰ってきた今,総括の一言目に出てくる.

前々から「台湾行きたい」とは言っていて,行こうと思えば行けるチャンスはいくらでもあったわけだが,なんとなくずるずるここまで来たのは海外旅行に対する謎のハードル感があったからかもしれない.しかし台湾に関して言うならば,いくつかの理由でそこにハードルを感じる必要は全く無い.

日本からの時間的近さ

東京・成田から飛行機で3~4時間の距離.死ぬほど乗りまくった羽田~新千歳が1.5時間くらいなので,せいぜい東京と札幌を往復するくらいの時間.それだけの時間で海外に行ける.むしろこう書いてみると北海道って遠くね?

韓国を除けば,これ以上短時間で行ける海外というのはそうそうない.その点からもお手軽だし,はじめての海外旅行に丁度よいと思う.頑張れば週末を使った弾丸旅行も可能だが,LCC深夜便利用については後で整理することにしよう.

日本からの金銭的近さ

日本と台湾を結ぶLCCはかなり熱い.日本の航空会社だけでもバニラ,ピーチ,ジェットスターがあり,在外の航空会社ではスクートなんかもある.就航会社が多ければその分価格競争は活発になり,我々は安くチケットを購入できるというわけだ.

今回の往復も,金曜深夜発で月曜早朝着,という弾丸旅行需要で深夜便の割に人気が出るスケジュールだったが往復の支払いは空港使用料と支払手数料を含めて23,000円を切っている.実際のところは成田空港までの往復とかもあるのでもう少し交通費は掛かっているが,それでも下手に国内旅行と大差ない費用だと思う.購入時は特にセールとかではなかったと思うので,セールを待てばもっと安く買えるチャンスもあると思う.

日本語と英語がそこそこ通じる

海外となるとやはり困るのは言葉の問題.そういう意味ではまず観光客が多いところでは日本語が結構通じるのは安心.ホテルや観光スポット,夜市の屋台では日本語が通じた.

そして,日本語の他に日本人が使いうる言葉と言えばやはり英語.英語に関して言えば,台北の一般的な英語力は東京のそれより遥かに高いという認識で間違いないと思う.空港だけでなく,MRTの駅や高鐵,果てはマクドナルドまで,英語でコミュニケーションを取ることができた.高鐵では車掌が台湾語の後に英語の放送も肉声でしていた.もし日本語が通じなくても,最悪カタコトの英語でなんとかコミュニケーションが取れるという保険的な意味で,英語も通じるというのは嬉しい.ただ,一説によると台北以外では英語がほとんど通じないという話もあるので要検証かな,と.その場合日本語が通じないとうんともすんともいかなくなりそうな気がするが.中国語,いっとく?

一応学部1年から2年にかけて中国語やったんだけどなあ.今でも言える中国語は,最初にやった「我是日本人(私は日本人です)」しかない.あんだけ苦労した「あー→あー↑あー↓あー→↓」はなんだったんだ.

物価が安い

特に食べ物,飲み物,公共交通機関の安さには驚かされる.んでもってこの食い物と移動手段というのは旅行の時の主な出費品目なわけで,それが安いというのは嬉しい.それを含めても2日間台北市内をウロウロして,九份にもいって,ちょっとしたお土産を買っても,それでも1万数千円くらいあれば足りる感じであった.観光地価格の故宮博物館が含まれていることを考えれば結構な破格かと.九份に行くバスなんて結構距離があったが(2時間近くバスに揺られた),それでも500円もしない感じだった.日本だと倍はすると思う.

物価が安いのでお手軽に旅行できる,というのもあるし,物価が安い分色々と見て食べて回れるというのが台湾の魅力なのかな,と.台北市内で食べ歩きするだけでもかなり楽しめると思う.

台湾に持っていってよかったもの・持っていったほうがよかったもの

基本は国内旅行と一緒

本編でもちらっと書いたが,海外旅行とは言っても所詮は地球.持ち物は国内旅行と大して変わらない.だいたい着替えとお金さえあればなんとかなる.台北市内にはユニクロもあるので,もっというとお金さえあればなんとかなる.

そんな中で敢えて台湾に持っていってよかったもの,持っていったほうがよかったと思うものを考えてみる.

ウェットティッシュ

夜市で食べ歩いたりするときに特に便利.アルコールタイプなら衛生面でも安心.

便座クリーナー

潔癖症なので怒涛の衛生系アイテム連打が続く.一日中街歩きしていると当然お手洗いは重要な問題になる.場合によっては公衆トイレのお世話になることもあろう.トイレに関して言えば日本の右に出るものはないわけで,基本的に世界のトイレは我々が普段目にするトイレよりも清潔感に欠けると考えて間違いない.よって便座クリーナーがあると何となく安心である.

ちなみにトイレに関して言うと,やはりいちばん綺麗だったのは百貨店のお手洗いだと思う(日本でもそうだが).MRTの駅のトイレも思ったより清潔な感じだったので,少なくとも台北の街中にいる限りはお手洗いの心配をしなくてもいいと思う.

ストッパ

またまたトイレ関連.美味しいものが多いのが台湾.ついつい食べすぎてウッお腹がッ!みたいなこともあり得るので,ストッパ.

自称21世紀最弱の胃腸の持ち主なので当然のようにストッパを買ったのだが持っていくのを忘れてしまい,成田空港のドラッグストアで買ったらやたら高かった.Amazonで調べたところ定価は結構高いらしい.

水に流せるティッシュ

まだまだ続くトイレ関連.公衆トイレで紙がないところがあるので水に流せるティッシュをトイレットペーパーの代わりに.

ただし台湾ではトイレットペーパーを水に流せないところがあるので要注意.「ところがある」というのがポイントで,流せるところもあるのが厄介なのだが,ゴミ箱が置いてあればそこに捨てて,なければ流すというのが基本になると思う.百貨店のような新しく綺麗なトイレは流せるところが多かった.

成田空港で販売している台湾のSIM

さんざんトイレ周りの話をしたくせに一気に方向転換.

今回は桃園空港到着が深夜になるので成田空港でSIMを調達していったが,成田で買うと多少割高にはなるが到着後すぐに台北に行けるようにするために,昼間に到着するときも成田で調達したほうが楽だと思う.成田空港全てのターミナルで販売されている.

日本で使っているSIMを失くさないように買ったケースも非常に便利だった.

使い捨て雨合羽

台湾は雨が多い.台北市内で比較的雨が少ない11月を選んだが,そうすると今度は九份の雨量が多くなるという罠まであって,台湾に行くなら雨を避けることは難しい.

折りたたみ傘も当然必要なのだが,九份のように混雑する観光地ではむしろ使い捨ての雨合羽があったほうが便利だったなあと思っている.

羽織るもの

台湾は緯度が低く,従って気温も高くなりがちである.11月でも外で歩く時は長袖でやや暑いくらい.

一方,その湿度の高さのせいか,屋内では11月でもガンガンエアコンが効いていたので肌寒く感じることがあった.屋内での防寒用に何らか羽織るものは必須だと思う.個人的おすすめはユニクロのポケッタブルパーカ.軽くて小さいので持ち運びも容易なのが良い.

台湾アクセスを考える

アクセスを考えると言っても,モードとしては航空機しかないのでその中で比較する,という形になるが.日本国内の発着地は東京,ということで限定したい.

羽田・松山発着

東京にも都心に近いが国内線メインの羽田,都心から遠く国際線メインの成田があるように,台湾も台北市内にありアクセスが良いが国内線メインの台北松山(Taipei Songshan)空港と,少し遠い桃園市内の桃園(Taoyuan)国際空港がある.

当然,一番便利なのは羽田-松山便になるが,この路線に就航するのはレガシーキャリアのみである.日本のレガシーキャリアではJALとANAが,台湾のレガシーキャリアではチャイナエアラインとエバー航空がこの路線を運航している.航空機の運賃は時期や予約タイミングによって異なるので明確には言えないのだが,調べたところ往復で概ね4万円台後半からの設定が多いようである.

羽田・桃園発着

次に便利なのが東京側が羽田,台湾側が桃園の路線.就航会社はピーチ・アビエーションタイガーエア.つまりこの路線はLCCが就航している

日本側が羽田発着になるのは多くの首都圏住民にとって非常に便利だし,しかもLCCということで(特有の運賃変動幅の大きさはあるが概ね)レガシーよりは安くなる傾向にある.「LCCは成田」という刷り込み,そして関西拠点のピーチ,台湾の会社であるタイガーの認知度が首都圏において低いこともあってか,比較的穴場な選択肢だと思う.

ただ問題があるとすると,LCCなのに羽田に就航できているのは,枠に余裕のある早朝枠を使っているからという理由があり,従って空港アクセスの面でやや不便な時間帯の設定になっていることである.このあたりは後述の台湾弾丸旅行のためのアクセス手段選びで触れたいと思う.

成田・桃園発着

両者国際線向けの空港ということで,ある意味これが東京台北間のメインストリーム.就航会社もレガシーでチャイナエアライン,エバー航空,キャセイパシフィック(香港のフラッグキャリア),JAL,ANA,LCCでタイガーエア,バニラエア,ジェットスター・ジャパン,スクートと多彩な選択肢がある.

LCCが多く就航することも考えれば,予約変更の柔軟性や手荷物の持ち込み,欠航時の対応や機内食などのサービス面にこだわりがあるのではなければ,敢えてレガシーを選ぶ必要はないように思う.


まとめると,安さを追求したいならLCC頻発の成田-桃園便利に行きたいならレガシーで羽田-松山安くかつ便利に行きたいなら羽田-桃園といったところだろうか.

LCCを利用した弾丸旅行については別記事でまとめることにする.

いやーしかし,いい旅だった.