2016/09/10

2016年夏 長野旅行記【0日目】

【2016/09/02-04】

旅のはじまりは夜

今回の旅行は高山旅行以来の夜出発となる.
青春18きっぷで遠くへ行こうとすれば,やはり夜の間の移動はマストだ.

ということで22時前に自宅を出発し,最寄り駅へ.
気温はそこまで高くない.やや湿気があるのが不快だが,汗だくになることはなさそうで幸先がよい.
最寄り駅から列車に乗ると,郊外へ向かう方面の列車は完全に満員.一方私はスカスカの反対方向の列車に乗る.
一両にだいたい10人くらいの乗客が乗っていて,横浜で降りた時には20人くらい乗っていた.
朝早く出るときも思うのだが,電車だけは本当にほぼ1日中人が集まっていると感じる.電車以外は,例えば朝8時くらいに行ってみると驚くほど人がいなかったりして,意外とメリハリの効いた(?)人の集まり方をする.

湘南新宿ライン 普通2566Y 横浜→新宿

横浜から新宿へ向かう.今日乗る「ムーンライト信州」は新宿を23:54に発車し,日付が変わる最初の停車駅は立川.
よって立川までのきっぷを購入し,立川から先を青春18きっぷ使用で乗車する.
久しぶりに磁気のきっぷを購入し,改札機を通って横須賀線ホームへ.22時台唯一らしい湘南新宿ライン北行に乗車.
ドア横にソニー損保の広告が貼ってあり,ちょっと笑った.

この列車もガラッガラだったが,恵比寿,渋谷あたりから結構な人数が乗り込んでくる.
上野東京ラインもそうだが,都心or副都心を貫通することで上り列車が下り列車に化ける.金曜夜に神奈川くんだりから東京へ向かう需要なさげな列車は,金曜の夜を副都心で飲んだ企業戦士たちの帰宅列車へと変貌するわけである.
下車する新宿では結構な数の人が列をなしていた.朝だけでなく帰りもこんな混雑の中列車に乗って通勤するのは嫌だ通勤するのは嫌だ通勤するのは嫌だ通勤するのは嫌だ…

そんなこんなで新宿に到着.今夜は列車で夜を明かすので,駅で用を足しておく.相変わらずJRのトイレは汚い…
そして23時半過ぎ,その列車はやってくる.

臨時快速 ムーンライト信州81号 新宿→松本

ムーンライト信州.新宿から大糸線白馬駅を結ぶ臨時快速で,長野の189系が使われている.
この塗装(あさま色)ということは,かつて上野-長野間の特急『あさま』に使われていたということで,その『あさま』は8月に歩いた碓氷峠を通っていた(厳密には新線だが).
「あさま」廃止後は長野-直江津間の普通列車『妙高』に使われていた.んでもって,7,8年前にその『妙高』に乗ったことがあるので,案外この車両に乗っていたのかもしれない.
別に深い縁があるわけではないが,小さな縁を感じつつ,何となくこの塗装が好きで印象に残っている列車だ.

写真を撮ったら早速乗車.
しばらくすると隣の中央快速線ホームの電気が消えた.どうやら終電が行ったらしい.時刻は早0時直前,世界最大のターミナル新宿のつかの間の休息がはじまろうとしている.
この日,青梅線内で異音確認があったらしく,その影響を被った中央線を走るムーンライト信州は発車が少し遅れた.実際の発車はちょうど0時を回った頃だったと思う.
それにしても首都圏の列車は毎日のようにあちこちで異音検知による遅延が発生しているが,これだけ異音が発生していたら異音はもはや異音ではないだろう.

列車は静かに…と言いたいところだが,昔の車両らしくなかなかの爆音を発して新宿駅を出発.
車内は早速ビールを開ける乗客がちらほら,あちこちでプシュッという音がしている.ついでにつまみなのかスルメのにおいがする.

ふと外を見ると,普段は黄色い列車が走る中央緩行線に,普段は中央快速線を走るオレンジ色の車両が見える.
そういえば早朝深夜帯は全て各駅停車になるんだっけか…と思ったが快速線のホームにも人がいる.
まだまだ知らないことがたくさんあるなあ,東京.もっとも,こんなどうでも良い知識に注目する関東民がどれだけいるかという話なのだが…

早速車掌が検札を始める.こちらは準備万端で,横浜で買ったきっぷと青春18きっぷ,そして指定席券を手元に用意してある.
…が,前方の大学生らしきグループが何かごたついていてなかなか車掌が回ってこない.
結局何をしていたのかは不明だが,結構長時間車掌を捕まえてゴタゴタやっていた.
ようやくやってきた車掌に上述の3点セットを渡す.横浜からのきっぷは回収され,青春18きっぷに日付印を押して貰う.
何も言わずとも翌日(正確には既に日付を回っているが)の日付印を押してくれるあたり,それだけ青春18きっぷユーザーが多いということだろう.この辺はムーンライトながらと事情は同じということか.

今回は途中駅松本で下車するので,通路側の座席をセレクト.窓側も新宿で埋まるだろうと思っていたが,新宿からは乗ってこなかった.
結局隣席のおじさんは立川から乗ってきて,どうやら白馬までいくらしい.

途中駅松本で下車するということは,寝過ごす危険があるということである.それを避けるために前日に昼近くまで寝ていたのだが,それが裏目に出たか,全く眠れない.
八王子,大月,塩山,甲府…列車は進んでいく.

眠気,なし!w

正確には,あくびが出るので眠気はあるがもう一押し足りない,という感じ.
ふと周りを見ると,脚を天に向かって伸ばしている人がいる.
…シンクロナイズドスイミングかな?(つぶやきシローっぽいイントネーション)と思ったが,隣の席が空席なのをいいことに2席分使って横になり,置き場所のない脚を窓に沿って上げているっぽい.
異様な光景に更に眠気が吹き飛ぶ. 結局甲府と小淵沢の間で30分ほど眠って…というより,意識を失っていた感じになった以外眠ることはできず,列車は塩尻に到着する.

この駅では少し停車時間がある.凝り固まった脚をほぐすべく少し外に出てみる.
ついでに,停車しているうちに車内のトイレで用を足す.走行中は思わぬ振動であらぬ方向に飛ぶ可能性があるからだ.

塩尻を出るともう間もなく松本.列車はこの先大糸線を白馬まで進むが,今日はここで下車し,上高地へと向かう.

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