2015/03/26

2015年春 青春18きっぷで飛騨高山へ行く(1日目後半・2日目・3日目)

飛騨一ノ宮からバスで高山駅へ移動した私。「氷菓」の聖地を巡りつつ、高山市街地の観光スポットを回ることにした。
聖地巡りで参考にした地図は飛騨一ノ宮観光協会の生き雛祭特設HPにある高山市公式のマップだ。
大きいサイズの画像にたどり着くのが意外と大変なので、リンクを貼っておいた。
印刷するなりスマホやタブレットに保存するなりして持って行くと便利だと思う。
この公式マップにないシーンもあるようなので、聖地巡りをしているブログなどから情報を得て書き足すのもよいかもしれない。

マップを見ながらルートを考える。Excelのソルバーを使えば最短ルートを見つけられるなあ、などと考えてはいけない。
取りこぼしのないように、わかりやすく北側から攻めてみることにした。

というわけで最初の目的地は作中では入須家の病院があるところだ。
しかし、行ってみるとそこは更地になっていた。どうやら移転したらしい。どこかのブログでもそのような記述があったので恐らく間違いないだろう。
残念、宮川に沿って南下しようと川へ近づいたところで上の写真。万人橋という橋の名前。
どこかで、というより作中で聞いた名前だ。ただし橋の名前はそれこそ「遠まわりする雛」くらいでしか出てこないが、あれは「長久橋」と「トウジ橋」だったはず。
帰宅後調べたところ、「万人橋家」が作中で名家の一つとして挙げられていた。恐らく記憶に残っていたのはそれだろう。

宮川沿いに南下すると、不動橋が見えてきた。

バレンタイン回で出てくる橋だ。

オープニングに出てくる木橋の場所はマップによればここのはずだが、どうも工事中のようだ。
写真下部にそれらしきもの(木橋の一部?)が写っている。

弥生橋から鍛冶橋方面を眺める。これもOPの1カットの景色だ。
もう少しズームしたほうが良かったかもしれない。

これもOPのワンカット。

宮川を離れ更に南下。日枝神社まできた。
作中では初詣に来る神社として登場する。

こうして書くと氷菓の舞台ばかり見て回っているように見えるかもしれないがそんなことはなくて、高山陣屋などの有名スポットもチェックしている。
0日目から1日目にかけて、列車内の座席で変な体勢で寝ていたせいか腰がものすごく痛くなってきた。時間もちょうどよくなってきたので、この日はここで切り上げ、平湯温泉へ向かうことにした。


平湯温泉へは「奥飛騨温泉郷」の名前の通り、高山から山の奥へ向かう。だいたいバスで1時間といったところだ。
意外と距離はあって、バス代は1500円ちょっとだった。普段均一216円のバスに乗っているのでちょっとびっくりした。
乗るバスは濃飛バスの新穂高線なのだが、途中のバス停の名前でいくつか私好みのものがあった。
一番のお気に入りは「日影」バス停。「日陰」ではなく「日影」なのが気に入った。対になっているわけでもないのだろうが、「日面」というバス停もあってこちらも何故か気に入った。
平湯温泉までの道は山道ということもあり険しく、周りには雪も積もっているのだが、さすが観光地というべきか道路はしっかりと除雪され、地面が見える。
途中のスキー場にも人の姿があるところを見ると、まだスキーができるのだろうか。

そんなこんなで平湯温泉に到着。記念に一枚パチリ。
「奥飛騨温泉郷」の名の通り、「温泉郷」の雰囲気があふれるいいところだと感じた。

今回私が泊まったのは旅館だ。「おっ、リッチメンゥー!」と思うかもしれないが、何の事はない、楽天ポイントのキャンペーンに乗っかっただけだ。
遅めの時間にチェックインしたこともあり、先に食事をいただく。
少食の私には量が多かったものの、とても美味しかった。特に飛騨牛、味覚が鈍感な私でもわかるくらい美味しく、そして柔らかかったのが印象的。
食事の後は待ちに待った温泉。普段アパートではシャワーを浴びるだけで済ませるので本当に温泉が楽しみだったのだ。
浴場に行く際に気づいたのだが、この時期の平湯温泉はオフシーズンなのか、他の宿泊客が見当たらない。ひょっとすると私以外宿泊者いないまであるんじゃないか、くらいの勢いだ。
もしや、と思い大浴場に着いて中に入ると、なんと誰もいなかった。温泉貸切だ。思う存分、ゆっくり浸からせてもらった。

風呂から上がり部屋に戻り、翌日の計画を練る。当初は高山を再び観光する予定だったが、1日目だけでだいぶ回れてしまった。
宿の方は新穂高ロープウェイのほうは景色がとてもいいと言っていたため、そちらもいいかもしれない、などと布団で時刻表とスマホとにらめっこしているうちに、眠りに落ちてしまった。

2日目。部屋の内線電話のモーニングコール機能を6時にセットしていたが、目がさめたのは4時。
バイトがある日に寝坊しないよう、バイトがない日も4時に一度起きている癖は岐阜県に来ても抜けていなかった。
もう一度温泉に浸かるのもいいが、やはりというか0日目から1日目の睡眠が足りていないようで眠くて仕方ない。
6時まで二度寝することにした。

6時に起床。そういえば天気予報で今日も雪だと言っていたなあ、と思い障子を開ける。

!!?!?!?
寝てる間に真冬の北海道にでもタイムスリップしたんじゃないかとさえ思った。一晩で一気に積もってしまったようだ。
何はともあれ朝食。晩御飯では飛騨牛を食べることができたが、朝食ではこれまた飛騨高山の名物だという朴葉味噌を食した。
これは朴の葉の上に味噌を乗せて焼いて食べるものなのだが、朴の葉の香りが食欲をそそる。
食べながら考えた結果、こうして雪が降ると高山の市街地もまた違った雰囲気になるのではないかが気になったので、予定通り高山へ戻ることにした。
新穂高ロープウェイも興味があるのだが、これはまたいつかあるかもしれない機会を楽しみにしよう。
食事を終え少しのんびりし、2日目出発。

1日目と平湯温泉のバスターミナルのほぼ同じ位置で撮影した写真が上の写真。
一晩でどれだけ積もったかがわかるだろう。

2日目は氷菓の聖地巡りよりも、高山の古い町並みをメインにみることにした。
天気が悪いからか、時間帯が昨日より早いからか、古い町並みに人の姿はまばらだ。
奥に見えるのは桜山八幡宮。昨日よりも濃く雪化粧した街並みが美しい。

街並みを見ながら歩いていると、再び雪が激しくなってきた。
こうなってくると、「氷菓」で雪の印象が強く残るあの場所にまた行ってみたくなる。

故に行く。再び不動橋へ。
この場所は作中で雪とともに描かれていた印象が強いので、どうしてもこの雪が強いうちに見ておきたかったのだ。

実は平湯温泉からのバスの中で、早めの電車で高山を発ち、名古屋に寄ってみようと決めたので残り時間は2時間弱。
地図を見ると駅の反対側に小高い展望公園があるようなので行ってみることにした。

行ってみることにした、なんて軽い気持ちで行ってみたはいいが、坂が思いの外キツく大変だった。
だがその苦労の甲斐のある景色を見ることができた。
眼下に広がるのは高山市街地、奥に見えるのは奥飛騨温泉郷方面の山だろう。
あの温泉郷は未だ濃い霧や雪の中のようだ。

再び痛み始めた腰と脚に苦労しつつ高山駅へ帰還。駅は改築工事中らしく、そのせいか待合室の広さも足りていないようだ。
私は青春18きっぷを使っているので普通美濃太田行きに乗るのだが、その一本前の特急ひだ名古屋行に乗る観光客でごった返していた。
工事の結果、駅がどのように変化するのか楽しみだ。

乗車したのは美濃太田行き。美濃太田から岐阜を目指し、岐阜から東海道線で名古屋へ行くというのが一つの手だ(往路の逆方向)。
ただ、折角なので太多線で多治見へ向かい、多治見から中央線で名古屋を目指すことにした。
この中央線は東京の「真ん中通るは中央線」の中央線と同じ、というか、東京から名古屋まで結ぶ路線を中央線と言う。
遠く秋葉原でちらりと見かけるオレンジ色の電車が走る線路をずっと辿れば一組のレールでここまでつながっているというのは面白い。

名古屋駅へ到着し、とりあえず夕食へ。ひつまぶしを食べようと思ったが高い上に並んでいたので、味噌カツを食べることにした。
私は味噌カツを食べるのが初めてなのだが、思ったより味噌の味が薄くて食べやすかった。
 名古屋へ来たはいいが、名古屋で何をするかは全くのノープラン、フリースタイルだ。
とりあえず名古屋といえば名古屋城だろう、ということで名古屋城を目指してみる。

地下鉄を乗り継いで市役所駅で下車。地上に出ると遠くでは何やらタワーが発光。調べるとテレビ塔らしい。
とりあえず地図を見て、名古屋城の方へ歩いてみるが…

遠い。どうやら正門へ行くには正しい道だが、もう観覧は終わっていて中には入れない。
外から見るぶんには公園の反対側のほうがいいようだ。

というわけで無駄に公園を一周。結構な距離あったように思う。
東京では皇居の周りをランニングする人がいるように、名古屋では名古屋城の周りをランニングする人が多くいた。

地下鉄で名古屋駅方面へ戻りつつ、途中下車しテレビ塔の近くまで行ってみた。
札幌にも同じようなタワーがあったような気がする。東京タワーはスカイツリーに役目を譲ったが、名古屋でも新しいタワーは建設されるのだろうか。

最後は東海道線の新快速で岐阜へ戻り、岐阜から往路と同じようにムーンライトながらに乗車。
またしても無理な体勢で無理な睡眠を取って体の節々が痛むが、なんとか横浜へ到着。
ここで一泊四日の旅は終了だ。


旅行を終えて

色々な初体験があった。岐阜県、愛知県を通過以外で降り立ち、観光するのは初めてだし、青春18きっぷを使うのもはじめてだ。ムーンライトながらもいつかどんなものか試してみたいと思っていて、それを叶えることもできた。宿泊を伴う一人旅も初めて。
色々な発見があった。高山の観光地としての美しさもそうだし、JR東日本とJR東海のアナウンスの微妙な差異のようにどうでもいいことも、名古屋はエスカレーターの右側を空けるらしいとか、名古屋の人はみゃーみゃー言わないとか。
いい経験であり、そして楽しい旅行だった。また高山にも行ってみたいし、他の場所にも行ってみたい。今後計画だけで満足し続けるのか、それとも今回のように実際行ってみたくなる場所が出てくるのか、それはわからないけれどもしどこかに行くのなら、今回の経験も活かしてもっと楽しい旅行にしたい。

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