2014/11/30

Project Morpheusで新世界を体験してきた

前から言ってたProject Morpheusの体験会に参加してきたぞ。

先に感想だけ書くと、すごいの一言に尽きるわけだが、感想を書いていくことにする。
(語彙が貧困なのもあるが、それ以外の表現が難しいのも事実。詳しくは後述。)
結局モーフィアス(っていう読み方をする)って何よって話は、後に回すことにしよう。


というわけでやって来ました、ソニーのビルへ。GE2RBのときと同じ場所。
そしてGE2RBのときと同様、受付で当選番号を伝える。
GE2RBのときはレトレさまでよろしいですね?とか言われてなんだか恥ずかしい思いをしたが、今回は名前の確認はなかった。
前回、

でももし「ハナクソマン」で登録してたらどうなるんだろう。
受付の人「ハナクソマン様でよろしいですね?」となったりしちゃうのだろうか!!?!?

なんて言ったが、結局今回も「レトレ」で登録した。チキンとか言うな。マジで呼ばれたら恥ずかしいだろ。


さて、ここでそもそもモーフィアスって何よっていう話をしたい。
この記事の目的は、モーフィアスの話題を広めることだ。
後述する開発者の人からも「友達に色々言ってモーフィアスについて広めてください」と言われているのだ。
だがぼくは友だちが少ない。故にここで書く。

モーフィアスは「VRヘッドマウントディスプレイ」の一種だ。
この時点でなんのこっちゃ、となるのは、数少ない現実の知り合いに話したときにそうなったからわかっている。
まず、ヘッドマウントディスプレイというのは字面通り、頭にかぶるディスプレイ、ゴーグルにディスプレイがついたようなものだ。
で、VRというのは「仮想現実(Virtual Reality)」ARといいこの手の訳し方あまりすきじゃないんだけどの略で、wikiとか見ると色々書いてあるが,「仮想現実」という日本語訳のほうがわかりやすい。
つまり、VR、というかVRヘッドマウントディスプレイは、頭に被ったディスプレイの映像を見ることで、そこに別の空間があるように感じるもの、と説明できるだろうか。

アニメ見る人にわかりやすく言うなら、ソードアート・オンラインのアレである。
(ただし脳との直接のリンクはしない。あくまで視覚だけ。)

そしてこのモーフィアスが一部ネット上でものすごく騒がれるようになったのが、今年9月のSCEJAプレスカンファレンスである。
そのとき公開された映像が、

こちらである。
アイマスのTシャツ着てグラサンかけたおじさん(失礼)のインパクトがすごいのは確かにそうなのだが、大事なのはそこではない。

そして多くの人が、

と感じ、TGSの出典が取りやめになるほどに話題沸騰しすぎたのがこのサマーレッスンである。

上の映像を見てもらえばだいたいわかると思うのだが、モーフィアスというVRヘッドマウントディスプレイを使って、まるで女の子の部屋にいるように感じながら、家庭教師をやるという設定のデモだ。
こんなんやりたいにきまってるやろ。
が、前述のようにTGSの出典は取り止めになってしまった。
ものすごく話題になったのはいいが、モーフィアスはそもそも開発中のものなので、数を用意できないというのが理由だった。
そして、今回の体験会はようやく一般ピーポーがサマーレッスンを体験できるはじめての機会と相成ったのである。


モーフィアスの説明をちょろっとするつもりが、サマーレッスンに熱意を込めた説明になってる感はあるが、話を今日の体験会に戻す。
サマーレッスン以外のゲームも体験できたのだが、私は一番最初にサマーレッスンをやることにした。
(そして結果的には一番最後にももう一度サマーレッスンをやることになった。)

係のおねーさんに手伝ってもらいつつ、モーフィアスをかぶり、ヘッドホンをつける。
ゲームがはじまった。
私の目の前には女の子の部屋が広がっている。
周囲を見渡すと(VRだから頭の動きに追随してゲーム内の視点も動く)、やはり女の子の部屋だ。

……

ンホホホwwwwwwwww成人間近にしてはじめて女の子の部屋に入ったぞwwwwww
ヒャッハーwwwwwwwwwwwwww

すでにテンションは2014年中最高を記録している。
と、そこに女の子がやってきたぞ!!!!

【速報】私史上もっとも女の子と接近した記録を更新する。

とか思ってると、話は進んでいく。
どうやらこの子は英語の勉強をしているようだが…

発音が絶望的すぎる…
これセンターのリスニングあかんやつやな…なんて変に現実的になったところで、早々にお勉強の時間を終えるつもりのようだ。
ノートを閉じて、うーんって感じで伸びをする。

あざとい。(確信)
こういう女の子は信用しちゃだめだってばっちゃが言ってた。

そして、「先生はこの夏、どこかに遊びに行くの?」と問われる。
これに頷くか首をふるかでYES/NOを答えるわけだ。

夏… まあ現実だと滅多に出かけないわけだが…
ここでNOと答えると、この後のおでかけフラグが消えちゃうじゃないか!(ギャルゲー脳)
速攻で頷く。もう首が取れるんじゃないかってくらい頷くまである。

するとその子は、「受験までまだ1年あるし、私も出かけてもいいよね?」みたいなことを言い出す。
これもYES/NOなわけだが、「まだ1年」なんて言ってると受験はあっという間に来てしまうのだぞ。
受験を舐めるな。
でも、

NOと答えると、この後のおでかけフラグが消えちゃうじゃないか!(ギャルゲー脳・再掲)
速攻で頷く。もう首が取れるんじゃないかってくらい頷くまである。(再掲)

すると、「ちょっと横向いてて」と言われる。
は?なんやねn…
っておい何か近づいてきてるぞ近い近い

「夏になったら… どこかへ連れってって…」

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(歓喜)
行きます!どこにでも行きます!

このシーンの何がすごいって、バイノーラル録音使ってるからか、すごい耳元でしゃべってる感覚がするのだ。
所謂耳かきボイスみたいなのに近い。

普段、ゲームはテレビのスピーカーからの音声出力でやってるが、モーフィアス出たら絶対ヘッドホン買うって決めたね。
2個注文するまである。せっかくだしSONY製にしよう。なるほど、これがOne Sonyか。

上の動画に、今回のデモについてわかりやすくまとまっている。


とまあ、半ば魂を抜かれつつ魔女化しかけたが、ひとまずサマーレッスンの体験が終わった。
他にもいくつか体験できるゲームがあって、私も以下のゲームを体験した。

The Deep
海の中にも潜るダイバー(サッカーでわざとコケる奴ではない)の視点を体感するゲーム。
途中でサメかなんかが襲いかかってきて怖い。

VR Luge
タイトルの通り、リュージュを体験する。
頭を動かすとそれに合わせて進行方向が変わり、行き交う車を避けながら進んでいく。
地面に近いだけあって速度感がものすごい。トラックにぶつかりかけて変な声出た。

“AKB0048”דアクエリオン”多次元スペシャルライブ
最後に待ち時間短いのがこれだったので。
アイドルが戦いながらライブするというシチュエーションだった。
最後が「私たちの戦いはこれからだ!」みたいな終わり方で吹いた。


そして別室では原田さん(サマーレッスン開発チーム、上述のアイマスTシャツでグラサンの人。)と吉田さん(SCEワールドワイドスタジオ、つまりソニーのゲームソフト開発部門のトップ)に質問したり、色々話をできた.

両名ともなかなかフリーダムで、特に原田さんは「サマーレッスンは製品化されるんですか?」との質問に、「アンケートに『課金で儲けた分サマーレッスンの開発に回せ!』って書かれてたけど、それが偉い人のところまで届けばされるかも」とか「アンケートに1万円札挟んどいてくれたらできるかも。まあ俺の飲み代に消えるんだけどね」なんてジョークを飛ばしつつ、技術的なことにも色々と語っていただけた。

と、その別室も混みあい始め、他にも話を聞きたい人もいるだろうと思い、とりあえず私は退出。
普段から考えられないくらい思いやりにあふれた行動だが、多分さっきの女の子のせいだろう。トゲ抜かれたんだね。
というわけでサマーレッスンの体験コーナーに近づいてみると、なんと数名分余裕があるようで体験できるというではないか!
情けは人のためならずってこういうことを言うのかとしみじみ感じつつ、2回目のサマーレッスン体験。
また感想書いたらすごく長くなるから割愛するけど、1回目と同じく楽しめたぞ。


こうして体験会は幕を閉じたのだが、TGSではOculusRift(別のメーカーが作ってるVRヘッドマウントディスプレイ)の体験をしたので、それとの比較もしつつ、全体的な感想を書いていくことにする。

まず最初に書いておきたいのが、メガネユーザーにやさしいのはモーフィアスということである。
Oculusは、ヘッドマウントディスプレイにメガネをはめ込んで、メガネとヘッドマウントディスプレイをまとめて装着する、みたいな感じで、正直少し装着しにくかったというのがTGSでの感想だ。
一方でモーフィアスは、メガネを掛けたままスムーズに装着できた。
正直、もし今日の体験会でメガネをかけたまま装着しにくいことがあったら、小学4年からかけ続けるメガネをついにやめてコンタクトにしようとさえ思っていたが、その必要はなさそうだ。

そして、装着つながりで書いておきたいのが、TGSにしろ今回の体験会にしろ、装着は係のおねーさんが手伝ってくれるから問題ないのだが、実際に購入したとして、ひとりでこれをスムーズに装着できるのか、というと少し難しい気がしなくもない。
そして、装着後(つまり目の前は別の空間が表示されているわけだ)にコントローラーを手探りで探すことになることにも少し不安が残る。
しかし、特に装着については開発側でもよく考えているそうなので、これからの改善もきっとあるだろう。

画質についてだが、某大型掲示板ではOculusのほうがいいのではないかという書き込みがあったが、正直そこはわからない。
なんて言ったってTGSでOculusを試したのももはや2ヶ月も前の話だし、実際にOculusとモーフィアスを同じ場所で装着しないと、なんとも言えないんじゃないのかというのが私の意見だ。
一方で、Oculusにせよモーフィアスにせよ、PS4のクラスの画質が出ているかというと、それはないということだけは言える。
モーフィアスについて言えば、画面自体は1080pらしいが、解像度よりも60fpsを維持することがゲーム酔いしないために必要らしく、その兼ね合いもあるだろう。
特に前述のVR Lugeでは周りの景色を眺めると、正直画質の物足りなさは感じた。とは言っても、あくまでPS4の普通のゲームと比べたら、という話なんだけどね。
一方サマーレッスンでは不思議と画質に物足りなさは感じていない。
「お前が女の子の太ももばっかり見てたからだろ」というご指摘は、それは確かにごもっともなのだが、それだけではきっと説明できないだろう。
だって世の中にはもっと画質の良い太ももがあふれているんだから。(意味不明)
理由はわからないものの、サマーレッスンでは画質について不満を感じなかったということだけははっきり書いておこう。

そして、今回体験したゲームのなかで、どれが一番満足かというと、まあサマーレッスンかな。
「あの子が好きなだけだろう」というのは、その通りです。
…だけではなくて、なんというか、VRの“そこにある感”を最もうまく感じられたのが、サマーレッスンだったということだ。
確かに、目の前にサメが現れたり、超高速で車の間をすり抜けるスリルみたいなのは凄まじい。思わず声が出ちゃうくらい凄まじい。
でも、“そこにある感”とはちょっと違う、そんな気がした。
これは個人の好みによるのかもしれないが、非現実よりかは現実的なテーマのほうが、(瞬間の迫力みたいなものはなくても)全体としてみればのめり込んでいるような、そんな気がした。
その点、サマーレッスンは完全に現実のそれである。
…いや、お前が女の子の部屋に行くとか非現実だろ、と言われたらそれまでだが


この「そこにある感」というのが、本当にすごい。

さっき、

ンホホホwwwwwwwww成人間近にしてはじめて女の子の部屋に入ったぞwwwwww
ヒャッハーwwwwwwwwwwwwww

すでにテンションは2014年中最高を記録している。
と、そこに女の子がやってきたぞ!!!!
【速報】私史上もっとも女の子と接近した記録を更新する。

なんて書いて、これだけ読んだらただの頭おかしい人みたいだ。

ところがどっこい、そこにある感によって、本当に私は部屋にいたし、すぐ近くに女の子がいた、と少なくとも私の脳みそはそう感じていたのだ。
だからこそ、こういう感想になったのだ。

こればっかりは、やってみないとわからない。そういうものだと思う。
言語化も難しい。だから、やってみた人に感想を聞いても「すごい」みたいなのが多いのは仕方ない。
「うっわ語彙力貧弱だなあ」なんて笑っている人が体験しても、「すごい」としか言えないかもしれない

ただ画質が向上することにスポットが当てられ続けたのが最近のゲームかもしれないが、このモーフィアスに関しては間違いなく別のベクトルで「新しい」ゲームになると感じた。
絶対に、これが発売されたらゲーム界のムーブメント(GE2風に)になると思う。

体験しないとわからない“そこにある感”、今後も体験会などの開催を検討しているようだし、機会があれば是非体験することをおすすめして、珍しく長文となったこの記事を終わらせようと思う。

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